2017年の会報「あまみやましぎ」紹介

No.109 冬季号 目次

内   容 執筆者
活動報告 事務局
探鳥会報告 各担当
動物園におけるルリカケスの生息域外保全 高橋幸裕  上野動物園におけるルリカケスの域外保全の取り組みと今後について、担当の高橋さんに解説してもらいました。
平川動物園と奄美群島の希少な動物たちの飼育展示  落合晋作  高橋さんによると、アマミノクロウサギやリュウキュウコノハズクなど、鹿児島市の平川動物園では奄美群島の傷病個体の収容もしているそうです。。
平川動物園とルリカケス 佐々木麻衣  平川動物園のルリカケスの飼育係の佐々木さんから、園内のルリカケスのようすを教えてもらいました。
羽根の復活物語  林 俊美  古来、さまざまな道具に使用されてきた鳥の羽根。その歴史や使用例を島外会員の林さんが紹介してくださいました。
アマミアカガエル♂の失敗:異種間包接の観察例 亘 悠哉  冬によく活動するアマミアカガエルのオスが、異種の両生類に抱接した事例を亘さんがユーモラスに語ってくれました。
初めて出合った! 食べた! 果実たち  永井弓子   ピンポンノキ、リュウガン、パキラ、アテモヤ……あまり馴染みのない果実や種子の食レポを食いしん坊の永井さんからどうぞ。
 『「幻の鳥」オオトラツグミはキョローンと鳴く』を出版しました 水田 拓  オオトラツグミの保護増殖事業の推進役の水田さんが、ついにオオトラツグミに関する最新知見を集めた著書を上梓されました。 
 奄美野鳥の会のパンフレット 川口秀美  これまでなぜか存在しなかった奄美野鳥の会のパンフレット。このたび制作を担当した川口さんに苦労話を披露してもらいました。 
珍しい大型の水鳥に発砲(ヒシクイ)  2016年12月2日に発生したヒシクイの発表事件を報じた奄美新聞の記事を転載しています。 
オオトラツグミ一斉調査員募集 事務局 第24回オオトラツグミ一斉調査は3月19日に開催します。



No.110 春季号 目次

内   容 執筆者
活動報告 事務局
探鳥会報告 各担当
奄美大島の森林と野生生物:林業、マングースの脅威から国立公園の時代へ 杉村 乾  30年間奄美の森を見てこられた杉村さんが、伐採やマングース問題などの過去の歴史を踏まえ、今後の森林管理をどうしていくべきか説かれています。
「沖縄島北部やんばる」のフィールドを歩いて  平城達哉  琉球大学で4年間沖縄の生き物を観察してきた平城さんが、奄美とは異なるやんばるの生き物を紹介してくれました。
北海道で見た生き物 赤井慎太  マングースバスターズの一員として奄美に来る前は北海道に住んでいた赤井さんが、かの地の生き物を写真で紹介してくれました。
出会いの予感  鈴木崇司  マングースバスターズの一員である鈴木さんが、鳥にまつわるエピソードを披露してくださいました。
請島いいとこ、一度はおいで♪ 鳥飼久裕  奄美大島とはまた違う魅力を持った請島の素晴らしいところを紹介しています。
博物館講座を終えて〜岡野先生のエビ・カニ教室〜 岡野智和   奄美大島の陸水産甲殻類層の特徴、奄美大島の河川および陸域に生息するエビ・カニ類について、岡野さんに教えていただきました。 
奄美大島でのサシバの食性 牧野孝俊   越冬期のサシバの餌は? 環境省のアクティブレンジャー牧野さんによる観察報告です。 
楽しい羽標本づくり 迫田 拓    沖縄県在住の迫田さんから、野鳥の羽標本の作り方を伝授してもらいましょう。
たいせつなものって?  荒垣純子    荒垣さんがエノキフジ愛を思いっきり誌面にぶつけてくれました。
植物マニアの観察日記 森田秀一    ヨコタチカラゴゲ、カミガモソウ、コカゲラン……奄美ではまだまだ新しい発見がいろいろあるようです。
オオトラツグミ一斉調査の感想 川越葉澄・金森さりい   岡山理科大から参加してくれたふたりの大学生が、オオトラツグミ一斉調査の感想を寄せてくれました。
奄美大島のムヨウラン属について 山室一樹  識別の難しいムヨウランの仲間を、山室さんが写真と文章で丁寧に解説してくれました。



No.111 夏季号 目次

内   容  執筆者
活動報告  事務局
探鳥会報告 各担当 
ACNの活動紹介  鳥飼久裕  奄美猫部、奄美哺乳類研究会、奄美野鳥の会の三つの団体を中心に立ちあげたACN(奄美ネコ問題ネットワーク)の活動実績を紹介しています。
奄美猫部「人も猫も野生動物も住みよい奄美大島!」を目指しての活動のご紹介  久野優子  ACNの仲間である奄美猫部の活動内容を、代表の久野さんに説明していただきました。
奄美哺乳類研究会の活動のご紹介 阿部優子  1989年から活動を続ける奄美哺乳類研究会(あほ研)の現在の代表である阿部さんに、これまでの活動内容を紹介してもらいました。
トカラ列島の鳥―カツオドリ  鳥飼久裕  トカラ列島の中之島平瀬や臥蛇島で繁殖するカツオドリについて、繁殖状況や採餌行動をレポートしています。
ブータンの旅  高美喜男  ブータンは花の国であると同時に鳥の国でもあったようです。美しい写真とともに、高さんに振り返ってもらいます。
最近の動物病院での傷病鳥獣   伊藤圭子  コアホウドリ、タカサゴクロサギ、アカショウビン……伊藤さんの動物病院にはいろんな鳥たちが運びこまれているようです。
奄美で「奄美の野鳥」を楽しんでます 久米隆志    2015年の春から奄美に赴任されている久米さんは、日々鳥にハマっていらっしゃるそうで、文章からもその喜びが伝わってきます。
「わたし」のライファーVol.2‐No.4 徳之島雨儀    リュウキュウコケリンドウ、ナンバンキンギンソウ、アコウネッタイラン、ヒメサザンカ、ホラカグマ、リュウキュウツルマサキ……徳之島での観察記録。
「わたし」のライファーVol.3‐No.1  請ゆりこ  イワヒトデ、ヒトツバイワヒトデ、カワリバアマクサシダ、クコ……こちらは請島での観察記録。
鳥屋は珍とつくものが好き?   後藤義仁   後藤さん、日本七大珍種蜘蛛のうち4種を奄美大島で見たそうです。



No.112 秋季号 目次

内   容 執筆者
活動報告 事務局
探鳥会報告 各担当
2017年ハンミャ島における海鳥の繁殖状況 鳥飼久裕   奄美群島国立公園化に伴い調査がしづらくなったハンミャ島での2017年のアナドリとオオミズナギドリの繁殖状況を報告します。
ハンミャ島では舟が宙を飛ぶ 水田結子   ご家族でハンミャ島調査に参加された水田家にとって、無人島体験はどんなできごとだったのでしょう?。
あぁ〜あこがれのハンミャ島 山口卓宏  初めてハンミャ島調査に参加された山口さんが、調査のようすをたくさんの写真とともに臨場感たっぷりに語ってくれました。
南アルプスの高山鳥たち  鳥飼久裕  南アルプスの悪沢岳に登ったので、そこで観察した高山鳥を中心に紹介します。
伊豆諸島御蔵島の自然 石田 健  伊豆諸島の御蔵島で鳥類調査をされた石田さんが、御蔵島の自然の素晴らしさとともに入島管理のあり方、オオミズナギドリの減少についてなど多角的な視点で寄稿してくださいました。
熊野古道のすすめ  永井弓子   永井さん、世界遺産の参詣道でいろいろと感じ入るものがあったようです。
動物そして植物の魅力 平城達哉  大の動物好きだった平城さん、最近はどうやら植物にも興味が出てきたようで……
奄美大島におけるヘビとカエルの関係あれこれ 西 真弘    どんなヘビがどんなカエルを食べるのか? 西さんが豊富な観察事例を元にまとめてくれました。
アマミハナサキガエルの大産卵の記録 永井弓子  長くハナサキガエルの謎を追いかけている永井さんも大興奮するほどの事態が起こったようです!




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