奄美完熟たんかんの受付を開始いたしました。
本当にお待たせしました。
5月の台風直撃、奄美豪雨災害をはじめ、この1年、奄美大島は、ほんとうに厳しい気象を経験しました。このような気象条件でも奄美完熟たんかん
が、ご案内できホッとしています。
奄美完熟たんかん、2012年2月2日からインターネットの受付を始めました。なかなか受付を始められずに申し訳ございません。
厳しい気象条件を乗り越えて
今年のタンカンは、数が非常に少なくなっています。4月の梅雨入り(例年は5月初旬)、時期外れの5月の台風、奄美北部豪雨・奄美大島南部集中豪雨と2度の豪雨災害、1月の日照不足(18.6時間)と作物を作るに厳しい気象条件でした。
3月〜4月にたくさんの花が開花したが、多くは梅雨の長雨にさらされ着果するこことなく落ちてしまいました。さらに、追い打ちをかける様に5月の台風。暴風で揺らされ結実したばかりの果実の多くは傷つきました。
豪雨による土砂災害や浸水。奄美完熟たんかんを全国のみなさんに、紹介できないのでは?と思うほど厳しかったのです。
1月26日。僕は、蔵さんのタンカン農園に行ってきました。雪の降らない奄美大島でも標高の高い場所で降雪が確認される事があります。標高約約450mにある蔵さんの畑では、厚着をしていても身震いする程の寒さでした。

2012年1月26日 蔵さんの畑。
山すそを冷たい風が駆け上がる蔵さんのタンカン農園。色付き始めた奄美たんかん。例年と比べると少ないが、厳しい気象条件を乗り越えたタンカンが目に入りました。深いオレンジ色に輝き、一つ一つが映えて見えた。涙がこぼれそうなくらいに嬉しかったんです。
蔵さんは、もう次の事を考えていました。「自然の中で育てているんだから。」と、樹木をしっかり休ませ、樹勢回復のために肥料を入れと、頭の中は次の事を考え進んでいます。
先日、奄美大島の新聞(奄美新聞)に柑橘農家の岡山俊一さんの記事が記載されていました。岡山さんの果樹園は、昨年9月下旬の北部豪雨で果樹園を取り囲む山の4か所で崩壊がおきたといいます。そこから流出した土石流でタンカンの成木が100本余り埋まったといいます。そんな岡山さんは、悲観するだけでなく次を見据え「我慢の年だと考えている。台風や豪雨などの『気象災害は常にある』と受け止めたい。それを乗り越える防災営農を心がけ、実践していきたい」と記事にありました。
農家さんは、口をそろえて『本当に美味しいタンカンを食べてもらう事が嬉しい。』といいます。その気持ち一つで前を向いて頑張っているんです。農家さんの姿を見て、私は決心しました。
奄美完熟たんかんの美味しさをもっと知ってもらいたい。一人でも多くの人に食べて頂きたい!農家さんが丹精込めて作られた奄美たんかんの中から食味の良いタンカンを厳選して、お届け致します。
今期は、『食味』の良い奄美完熟たんかんをご案内します。
私の考える食味の良い奄美完熟たんかんとは、糖度と酸味のバランスが良く、食した時に「美味しい」と感じられるタンカンです。、厳しい気象条件の影響もあり、例年のような仕上がりになるか心配ですが、農家さんが丹精込めて作られた奄美たんかんの中から厳選して、糖度と酸味のバランスが良い奄美完熟たんかんをお届け致します。

2012年のタンカンは、全体的に収穫量が非常に少なく、糖度がじゃっかん低くなっているような印象を受けています。今年もみなさんに奄美完熟たんかんを楽しんで頂ければと願ってやみません。このような気象条件の中、全国のみなさんに案内できるのも農家さんが頑張ってくれたからですね(^○^)。私も頑張りますので、どうぞ、よろしくお願いします。
平成24年2月2日
元田 豊春