桜島小みかん、世界一小さなミカン!? 〜 甘さは大粒!? 〜
桜島小みかんは(直径4cm位/重さ40〜60グラム位で)世界でもっとも小さなみかんだといわれます。(手の小さい)私の手のひらに乗せてもすっぽり収まりますから、ほんとうに小粒なんですよ。

桜島小みかん(Mサイズ)とイチゴと黒砂糖を並べてみました。桜島小みかんがどれだけ小さいか、わかるでしょうか。
桜島小みかんは、その名のとおり、日本有数の活火山・鹿児島県の桜島で栽培されています。桜島小みかんは光センサーで糖度12度以上のものだけが出荷されますので、小みかんの中では抜群の甘さがあり、また独特の皮の香りの良さもあって、甘さと香りを楽しめます。
小さなミカンほど酸っぱい(酸味が強くなる)のですが、桜島小みかんは、こんなに小さいのに、ほとんど酸味を感じるものではなく、ほんのりと甘さを感じるミカンです。小さいので、4〜5個食べて、普通の温州みかんを1個食べたような感じですよ。
ほとんど気にならない程度ですが、桜島小みかんには種もありますし、小さいゆえに、多汁の柑橘というものではありませんが、香りとほんのりとした甘さ(前述の通り糖が高いミカンです)は、一度、ファンになると12月になると小みかんが欲しくてたまらなくなるものです。
● 桜島小みかんの豆知識
桜島小みかんは、歴史のあるミカンです。歴史を知ると、より一層、楽しめると思いますのでお話しますね。 桜島小みかんは、豊臣秀吉の時代/文禄慶長の役の際、時の島津義弘公が朝鮮半島より持ち帰ったのが始まりだと言われていますが、小みかんは、その前から南九州で広く栽培されていましたので、伝承の1つかもしれませんね。義弘公といえば天下分け目の関が原の戦いで西軍敗戦の際に東軍(徳川陣営)を敵中突破した方です(^○^)
ミカンと言えば、やはり紀伊国屋文左衛門を避けてはとおれませんっ!
この紀伊国屋文左衛門が江戸に送ったミカンは小みかんです。江戸時代のミカンの主流は小みかんで、温州みかんもまた鹿児島で発見されたミカンなのですが、明治時代に全国的に小みかんから温州みかんへと切り替わっていきます。
人々の好みが温州みかんへと変わっていく中で、桜島地方では昔からの特産・桜島小みかんを作り続けます。桜島は、もともとは島だったので、小みかんの原種がほとんどそのまま残りました。
大正3年の大噴火で大隈半島と陸続きになります。たびたび噴火を起こし火山灰を降らせる桜島ですが、そのような環境の中にも負けないで、また、そんな環境を味方にして、美味しい小みかんが育てられています。
● 桜島小みかん活用
古来からある蜜柑の特徴・それは独特の香りだと力説していますが、桜島小みかんも香りが良いです。この香りの良さを利用すると・・・
1 小みかんの皮をお風呂に入れて楽しむ
2 小みかんの皮を乾燥させて、うどんやそばなどの薬味にする
あなたも、小みかんを楽しんでみませんか(^○^)