平成162004313日,南九州の交通体系,特に鉄道は大きな変化を遂げた。

従来約2時間10分かかっていた西鹿児島と八代の間を,最高時速260km,最速わずか35分で鹿児島中央−新八代間を駆け抜ける
九州新幹線『つばめ』や,

 鹿児島中央駅で新幹線に接続し,霧島方面へ観光客を呼び込む,
観光特急『はやとの風』

 八代−川内間を
JRから引き継ぎ,通勤通学など地域住民の輸送を担う
『肥薩おれんじ鉄道』などが登場し,毎日行き交っている。
南九州の鉄道
九州新幹線『つばめ』       出水駅
観光特急『はやとの風』      大隅横川駅
肥薩おれんじ鉄道        新水俣−水俣間
水俣駅東側にあるこの線路は,今はここまでで途切れているが,昭和63(1988)年1月までは,この線路が大口市や菱刈町を経由して,栗野駅まで結ばれていたことをご存知でしたか?

これから熊本県南部と鹿児島県北部を走っていた山野線の紹介と,どうして建設されたのか,どう役立ってきたのか,どうして廃止されてしまったのかということなどを,一緒に見ていきたいと思います。
上:平成16年 下:昭和63年
山野線とは
日本国有鉄道(昭和62年4月より九州旅客鉄道株式会社《JR九州》)山野線は,熊本県水俣市の水俣駅から,鹿児島県大口市・伊佐郡菱刈町(現伊佐市)を経由し,姶良郡栗野町(現湧水町)の栗野駅までを結ぶ,延長55.7km・16駅の路線だったのです。

(うちトンネル7ヶ所,合計2,298m・鉄橋160ヶ所1,793m)




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BGMは九州新幹線800系『つばめ』の警笛(タイフォン)です。
山野線の沿革