バスケットボールを楽しく見るためやプレーするためには数多くのルールを知っておかなければなりませんが、初期の段階で細かいルールを覚えていくのは非常に大変な事です。 ここでは世界で広く採用されているインターナショナルルールの中でも最低限知っていただきたいルールを取り上げておきましたので参考にして下さい。 |
《 基本的なルール 》
バスケットボールは15m×28mのコート中に各チーム5人ずつプレイヤーが居て、相手チームが防御するリングに シュートを入れ得点し、また逆に相手チームが得点する事を防御し得点を競合うゲームである。 試合は10分の4ピリオドを4回行い、第1・2、第3・4ピリオドの間に2分間のインターヴァル、及び第2・3ピリオドの間にハーフタイム10分を挟む。 普通のシュートは2点、フリースローは1点、3Pライン外側からのシュートは3点である。
ファウル(スコア上記録される反則)、バイオレーション(スコア上記録されない反則)、タイムアウト、フリースロー等は 時間が止められ、次のプレイが始まると同時にスタートされる。
またボールは手で扱い、ボールを持ったまま3歩以上歩けない(トラベリング)、ドリブルを止めて一度手に持ったボールを 再びドリブルすることは出来ない(ダブルドリブル)等がある。
《 時間制限 》
@24秒ルール:ボールを保持してから24秒以内にシュートを打たなければいけない。
A8秒ルール:オフェンスは8秒以内にバックコート(相手チームゴール)から、フロントコート(自チームゴール)へ
ボールを運ばなければならない。
B5秒ルール:オフェンスはサイドライン、エンドラインからのスローインを5秒以内にしなければならない。 またボールを持ったプレイヤーがパスもドリブルもしないで、5秒以上ボールを保持してはならない。 フリースローの際に審判からボールを受け取った後5秒以内にシュートを打たなければならない。
C3秒ルール:オフェンスは自チームゴールのフリースローレーン(制限区域内)の中に3秒以上いてはならない(チームがアライブのボールを保持している時)。
Dタイムアウト:各ピリオド毎にそれぞれ1分間のタイムアウトを請求できる。但し第4ピリオドは2回。延長戦は1回の延長につき、 1回のタイムアウトを請求できる。
《 反則 》
@記録されない反則:バイオレーション(ダブルドリブル、トラベリング、オーバータイム等)
A記録される反則:ファウルは5回で退場になる。またシュートに対するファウルは、シュートが入ればボーナススローで1回、 入らなければ2回のフリースローが与えられる。原則的にその他のファウルはサイドライン、エンドラインからのスローインに なるが、各ピリオド毎にチームファウルが4個以上になった場合、5個目からはシュートモーション以外のファウルでも2回のフリースローが 与えられる。延長の時は第4ピリオドに起こったものとみなす。
《 ファウルの種類 》
@パーソナルファウル:体の接触によって起ったもの。
Aテクニカルファウル:規律・協力・フェアプレイの精神を著しく、または繰り返し犯した場合。
Bアンスポーツマンライクファウル:審判が故意のファウルであると判断したもの。
Cディスクオリファイングファウル:特に悪質な場合で即退場となる。
《 選手交代 》
選手交代は退場していない各プレイヤーが何回でも行うことが出来る。
「JBL ルール抜粋」より