NEWS(新着情報・飼育裏話)
平成11年7月
- 7月1日
- 夜のサンゴ礁は、産卵ラッシュ!
7月1日21:00〜24:00に大浜海岸サンゴ礁で夜間潜水を行いました。
- 満潮は、21:11でしたが、すでにサンゴは、産卵を始めており、22:00過ぎには、ツマジロナガウニ、オオアカヘビヒトデ、コシダカギンタカハマガイが、一斉に産卵(放卵・放精)をはじめ、辺り一面、白く濁りました。
- 7月20日
- 殺人貝アンボイナ飼育開始!
アンボイナの飼育展示を始めました。アンボイナは、吻(口)から歯舌歯(しぜつし)という1〜2pの毒矢を発射し、魚を麻痺させて補食します。この毒は、人間にとっても非常に危険であり、琉球列島で過去に35件の被害例(うち死亡例9件)のあり、刺されてしまうと、呼吸困難、血圧低下、全身麻痺に陥り、死亡する場合もありますので、海で見かけても、絶対に触らないようにしましょう。
- 7月20日
- 友の会イノ−クラブ海の日待ち網漁体験!
奄美大島宇検村芦検集落で行われている待ち網漁を体験しました。
- 待ち網漁は、浜から網を張り、高さ10mほどの松の木の上の見張り台から、網に魚が入るのを待つという、とてものんびりとした漁で、当日は、多くの家族連れでにぎわいました。
- 3回網を引き、毎回大漁とはいきませんでしたが、
昼前の漁では、カツオが5匹かかり、刺身にしていただきました。(待ち網漁は、当館で上映中のソフト「テイダからの贈り物」でも紹介されています。)