NEWS(新着情報・飼育裏話)

平成13年8月


8月1日
 夏休み企画水槽『サンゴ礁の幼稚園』展示開始!
夏のサンゴ礁には、色とりどりの多くの幼魚たちが群れています。その中から、体長1〜5cmのかわいい幼魚たちを中心に、夏の海の賑やかな様子を、展示水槽で再現します。水槽は、ビー玉やおはじき、風鈴、紙ふうせん等で装飾。魚名板は、折り紙で作成しています。体長2pほどのゴンズイの幼魚をクリ−ニングする同じく体長2pほどのホンソメワケベラの幼魚も観察することができます。夏休み期間館内で開催中の「海の生きものスケッチコンテスト」のモデルにしてはいかがでしょうか?


 
8月17日
 大浜リ−フ内でサンゴの白化現象
今年の奄美は、台風の影響がなく晴天が続き、海水温が例年より高く、サンゴの白化現象が発生しています。展示館前の大浜海岸のサンゴ礁のリ−フの内側の浅瀬では、塊状のハマサンゴを除く、ほとんどのサンゴやイソギンチャクが、白化しています。大浜では、98年に発生した大規模な白化現象のように、サンゴ礁の外側斜面(礁斜面)のサンゴは、白化していませんが、奄美大島北部では、すでに、礁斜面においても白化が確認されています。(写真:大浜のサンゴ礁で白化したサンゴ・水深2m)
 
 


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