NEWS(新着情報・飼育裏話)

平成13年7月


7月1日
 今年も「ナイトアクアリウム」開催!
7月から8月まで毎週土曜・日曜の午後7時から9時まで、ナイトアクアリウム(飼育生物夜間観察会)を開催します。夜行性の生物や魚の寝姿、夜間の興味深い生態をガイドします。生きたサンゴ水槽では、ブラックライト(紫外線光)を点灯し蛍光色に光るサンゴを展示。映像体験ホ−ルでは、今年6〜7月に大浜沖サンゴ礁で撮影した新作水中映像ソフト「夜のサンゴ礁探検2001」を上映します。(写真:ナンヨウブダイ)

 
7月3日
 ツマジロナガウニ一斉産卵
海洋展示館前の大浜沖サンゴ礁で、サンゴの産卵調査のため、潜水したところ、時化てもいないのに、濁りがひどい。これはと思い、リ−フの外にでたところ、何千というツマジロナガウニが、一斉に放卵放精していました。 ツマジロナガウニは、毎年、7月の満月前後の日に一斉産卵しています。(写真:2001年7月3日午後10時00分・大浜沖合250m水深5m)

 
7月4日
 ハナバチミドリイシ一斉産卵
今年も大浜沖サンゴ礁で、サンゴの一斉産卵(放卵放精)がありました。例年6月の満月前後、水温25℃以上で、一斉産卵していますが、今年は、水温の上昇が遅く、今月の産卵になりました。98年のサンゴの白化現象や昨年からのオニヒトデの大量発生等で、奄美のサンゴも危機に瀕していますが、少しでも多くの幼生が、うまく定着し成長していってほしいものです。(写真:2001年7月4日午後10時15分・大浜沖合400m水深10m)

 
 


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