また、まじめな青年役を。
「オサラバ坂に陽が昇る」最終回の場面。
晴れて退院となった史郎(北川剛)と京子(戸川京子)の引き取り先が、
史郎の勤め先となる「かどや食堂」になろうとしていた矢先、
やはり更生院出の子持ち夫婦(京子は妊娠中)の世話は荷が重い、
と主人が言ってきた。
それを聞いた若葉寮の教師、河西壮太(矢崎滋)は、困ってしまう。
園長ともども悩んで何も言えなくなったときに言った、
用務員:山科始(恭兵さん)のすがすがしいセリフ。
二人をここに引き取ってもらえないですか
俺の仕事、史郎に替わってもらいます。
だって、児童福祉施設でしょ、ここ。
行き場のない児童引き取ったって、おかしくないでしょ。
夫婦者がもう一組増えると思えばいいじゃないですか。
俺、どこでだって食っていけます。
言い方がよかった。
喜んで、笑顔で。
山科さんって、ほんと教育愛に満ちていると思う。
先生とは言われないものの、子どもたちに慕われるような優しさが常に見える。
山科さんって、かなりまじめな人だった。
ほぼ同時期にやった「せーの!」の花沢学先生に比べると、ひどい差である(^^;)
最終回は、涙なしには見られないほどのストーリーだけど、
このセリフも光っています。忘れはしません。
全話とも、暗くて、頭の固いドラマだったけど、
いいセリフがまだまだたくさんありました・・・・
