セーラ姫のアルバム

沼田陽一の犬となかよくなる本

                         心が通う飼い方のコツ それを知るには彼の本を見るのが一番。

氏のお話を、我が家のセーラ姫にあわせてアレンジしながらカキマスネ。

                            イヌは近眼で色盲である。

                   イヌは昼間より夕方明け方のほうがよく見える

 イヌは嗅覚と聴覚れているが、視覚は弱い。イヌは「ど近眼で色盲だ」といわれるのは事実である。
動物の目のレンズの役割をするのは水晶体である。人間の水晶体の厚さは平均四ミリほどだが、イヌは
二倍の8ミリ
もあるため、近い対象物に対しては、焦点が合わせられないのだ。また、色彩を感知する細胞
は網膜の中の錘状体というものだが、イヌの錘状体は、網膜のすべての視覚細胞のわずか五パーセント
にすぎない。人間の場合は錘状体が50パーセントあるから、色を判断する能力においては、イヌは人間
の十パーセントしかないことになる。
1935年にドイツのバッシャン・シュミットという動物学者が行った実験
では、イヌは100メートル先に立ち止まっている飼主が見えなかった。
では、人間はいつの場合でも視力はイヌよりまさっているかといえば、そうではない。
夕方や明け方の薄暗がりの中では、イヌの目は人間よりも物体がよく見えるコウゾウになっている。

                   イヌはきれい好きである
きれい好きなイヌほど野性味が強い
 いま私が飼っているシーズーの雌のセーラは7歳になる。今の家に引っ越してきた、昨年三月以来、この
セーラは家の玄関以外の靴を脱ぐ部屋で大小便をしたことはほとんどない。雨が降ろうが風が吹こうが、
外でしてくれます。教えてくれるから、賢い犬のページとホムペに冠することに相成ったのです。
このようにイヌが潔癖なのは野生時代のなごりだといわれている。
巣に匂いがつきすぎていれば外敵に狙われやすいからである。したがってきれい好きなイヌほど、野性味
が強いともいえるわけだ。 


                       日常に役にたつしつけ
スワレ これは幼犬のときから、食事のとき教えれば簡単にできる。だが、それでは不十分です。外に
出た時に、どこででもスワレの命令できちんと座らせるようにしつけておく。教え方は、イヌを左側の腿に
つけさせて歩き、立ち止まってスワレを命じる。その時自分のひだりの腿をパンパンと音がでるくらい手の
ひらでたたく。このしつけを覚えさせるには、あらかじめ棒チーズを小さく切ったものなどをポケットに入れて
おく。チラッとチーズの匂いを嗅がせてからスワレを言えば、家の中でスワレができるイヌはあわてて
すわる。座ったら、チーズをやる。こうやって覚えさせると、チーズがなくてもやがて、腿を叩いて小さな声で
スワレというだけでするようになる。

                      
                          排便のしつけ
氏いわく犬を飼うのが上手な人と下手な人の差は、犬に対する観察力の差とのこと。
犬は言葉をしゃべれない。そこで、なにごとかを人に訴えるときは、吠え声や泣き声の変化と共に、ボデイ
ランゲージによってあらわす。
そうした声やからだ全体の表情をすばやく見てとって対応できる人が、
犬の飼い方の上手な人とのこと。僕は、努力してセーラの表現は、大体理解できるようになりました。
セーラの場合、排便のときは確実に知らせてくれます。上記のとうりです。ホムペの題が親ばかで
賢い犬のページと謳えた一番の要因はやはり、なにごとかを、おしえてくれる動きをしてくれるから
こいつ、賢い犬やなあと思わせるやつだからでしょう。

            しつけがよければ犬を飼う楽しさは倍加する
犬の散歩を楽しいものにするには
犬を飼いなれない人が犬の散歩を億劫がるようになるのは、犬に引きずりまわされるからである。
シェルティぐらいのサイズの犬でも子犬のころからの散歩のしつけが悪いと、自分勝手にぐいぐい
引く。たまにしか散歩させなければ、余計引く。
幼犬時代から、犬が前にでそうになったら「待て」と制し、腿をたたきながら注意を自分に集中させる。
そうして人間の歩調にあわせるようになったら「よーし、よし」とやさしい声をかけてやれば、ぐいぐいと
強く引くことはなくなる。ところが、犬おんちの人はそれができない。