2005.10.10
なんとなく,三角関数を見ていたら,
「面として動かしたら面白いんじゃないの?」 と突然ひらめき,作ってみたものです。 実はネタとして,子どもの保育園の演技で,パラバルーンというのがありまして,(こちらなど)それを見ていたら,サインカーブじゃーん!っと作成したわけです。
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いかがでしょう? 三角関数(サインカーブ)の3D化およびアニメーション化(増減と回転に関して)というのは,そんなに難しいものではありません。 平面上の2Dでのカーブは,音波など,また高校数学でも普通に扱うものであり,そんなに目新しいものではありませんが,3D化してみると,なかなかお目にかかれないものかもしれません。しかし,自然界では面や球体などごくありふれたものです。運動会にも飛び出すし・・・。自然を数学的観点で問い直すということが,「なぜ?」「どうして?」という,自然科学研究の最も根幹をなす部分を養うことに繋がることと信じています。 昨今の高等学校では,「数学は難しいもの」とか,「やっても役に立たない」という,文転の発想がよく見られます。更に輪をかけるように,教育行政においても「解の公式など学んだものの使ったこと無いから削る」といった暴挙もまかり通ってしまっています。教科書は薄くなるし,一見して絵本?といいたくなるような,教科書も登場し始めました。ここをごらんの方は,教育問題から目を離さないでくださいね。
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