国際反戦デー奄美地区総決起集会


 喜界島の「象のオリ」基地建設反対・「有事法制化」反対をスローガンに掲げる 「10・21国際反戦デー奄美地区総決起集会」(奄美の自然と平和を守る郡民会議 主催)が20日夕、名瀬小学校校庭であり、労働組合や政党、市民団体など約200 人が参加。「奄美の貴重な自然と平和、住民の権利と生活環境を守るため、共に行動 しよう」などと、連帯を訴える大会アピールを採択した。「郡民会議」は奄美の各種 団体に参加を呼び掛け、昨年3月に活動を再開。今回が3回目の大衆行動。集会は午 後5時半に始まり、大海正一朗副議長(奄美地区平和運動センター議長)が「平和セ ンターは象のオリ建設反対を内外にアピールするため、喜界島でサトウキビの植え付 け、刈り取り作業を実施している。さらに今後は、ごみ・産廃処分場反対運動にも地 域住民とともに行動し、支援することを表明する」とあいさつ。集会後は参加者が市 内をデモ行進した。

1999年10月21日、南海日日新聞記事より