沖縄・連帯の集い、喜界島の「象のオリ」阻止で共闘へ


 新しい日米防衛協力のための指針(新ガイドライン)や海上ヘリポート基地建設に反対する集会が10月25日、沖縄県で開かれるが、集会を主催する「連帯の集い実行委員会」は、喜界町川嶺地区で計画されている高感度円形無線傍受施設・通称「象のオリ」建設反対をスローガンに掲げ、現地の阻止運動 に連帯して取り組むことを決める。集会には労働団体や大学生、教育関係者など約500人が参加する予定で、新ガイドラインの危険な構造をまとめたビデオを上映したあと、「象のオリ」関連のほか「日米共同の参戦体制づくりを許さない」「組織犯罪対策法反対」などのスローガンを採択する。喜界島の「象のオリ」阻止への共闘は5月の集会でも確認している。

1998年09月27日、南海日日新聞記事より