今月の一押し
['96.10]
奄美郷土研究会報

第36号

奄美文化研究会特集号

平成8年9月

奄美大島 奄美郷土研究会 名瀬

ISSN-0910-0598

書評

 「奄美郷土研究会」は、平均して隔月の例会と、年一回の会報発行がなされてきました。実に、あしかけ40年、242回もの例会を重ねていて、日本でも珍しい長寿の会です。  今月の目次からも想像できるように、多彩な執筆人、貴重な資料提供、記録、紀行、論考等で編成されています。 小生が興味深く目を通したのは、「西郷菊次郎の生涯」、「集団自決の場所〜奄美諸島から〜」の2本!絶対おすすめです。 (A4・奄美郷土研究会発行・1700円)

(本処あまみ庵代表:森本眞一郎)


目次
歴代宝案と奄美諸島平 和彦
西郷菊次郎の履歴書山田 尚二
戦後初期の世相点描倉井 則雄
カナダ船遭難先間 政明
知名・白浜事件
〜佐多・蔓膳両氏殉死〜
先間 政明
戦時中の資料
〜宇検村芦検区長文書から〜
先田 光演
集団自決の場所
〜奄美諸島から〜
菊池 保夫
島・船そして旅得岡 誠二郎
 ◆ ◆ ◆
北部ラオス民俗紀行登山 修
下北半島恐山イタコ訪問記清村 杜夫
昔話採集余滴
〜昭和五十九年大和村にて〜
登山 修
シマのお月祀り
〜ウズキマツリ〜
城 利文
 ◆ ◆ ◆
奄美文化研究会に参加して山下 欣一
わが著書を語る皆村 武一
「奄美の振興開発住民からの検証」について吉田 慶喜
故甲先生の業績と人となり山口 喜慶
「奄美民俗の研究」発刊に寄せて登山 修
研究会参加始末記関根 賢司
しまうたの深さ末次 智
ワトキンス文書について杉原 洋
喜びと悲しみを綯いまぜにして
〜伊集田実と熱風座〜
間 弘志
 ◆ ◆ ◆
松田清執筆活動五十年史(上)
〜昭和六十三年まで〜
松田 清
 ◆ ◆ ◆
平成七年度会報報告竹島 忠男
会員の出版案内編集部
受贈図書、次号原稿募集事務局長
会員名簿事務局長
編集後記編集部

直前へ戻る INDEXへ
あまみ庵:今月の一押し['96.10]