日常の一瞬を切り撮る
宝田眞智子さん最高賞・南日本新聞社賞を受賞

平成17年9月9日「南日本新聞社HP」より

観察眼、感性きらり 南日本写真展開幕
19日まで 鹿児島市立美術館
個性あふれる力作に見入る来場者=9日午前11時半すぎ、鹿児島市の市立美術館
 第35回南日本写真展(南日本新聞社主催)は9日、鹿児島市立美術館で開幕した。1091点の中から選ばれた入賞入選作と、審査員の作品を合わせた346点を展示。日常の親しみやすい風景や光景などを、確かな技術と独自の視点で写した力作がそろっている。初日から多くの写真ファンなどが訪れ、表情豊かな写真の世界に浸った。19日まで。
 宝田眞智子さん(52)=湧水町=の「閑かなる猫曜日」は、人間の生活にとけ込む猫の姿をとらえたカラー組み写真。幸せそうな猫の気持ちが伝わってくるようで、動物に対する宝田さんの優しいまなざしを感じさせるその他の作品も、撮影者の観察眼、感性に裏打ちされた見ごたえあるものばかり。
 写真教室講師など務める鹿児島市の熊副穣さん(64)は「毎年見に来ているが、今年は心を動かされる作品が多い。レンズの向こうから撮る人の感性、ポリシーが伝わってくる」と評価。
 初めて見に訪れたという同市の主婦吉野弥生さん(35)も「視点がおもしろい。それでいて自然に撮っている感じがすごい」と熱心に鑑賞していた。
 観覧料は一般400円、中高生200円、小学生以下無料。

作品紹介

平成17年9月9日「南日本新聞」より




プロフィール紹介
平成17年9月14日「南日本新聞」より



平成18年4月28日「南日本新聞」より


宝田 眞智子さんのHP  http://www.geocities.jp/marchwind50317/