日本における自生南限地として大正初年に発見され、大正12年3月7日天然記念物に指定された。
ヒガンザクラ(正式名はエドヒガン)は吉松駅から東南東約9キロメートル、栗野岳中腹の原生林の中に自生している。日本では本州の中部から西に自生しておりここは自生南限地、つまり自然に生える土地として一番南に当たるところである。
葉はヤマザクラより小さく丸みをおびており、木のはだは灰色で黒茶の点々があり皮がたてにさける。花はピンクと白色の2種類があり3月末から4月初めに葉よりも早く花が咲く。

 

 

栗野岳は霧島ジオパークの主
年齢はなんと30万歳
九州でもで唯一の原生林です。
太古の桜が生きているのも納得。
近くには日本一の「タブ」樹齢500年・
樹高28m・根廻り14・8mもあり、
新燃岳の噴火後、原生林を探索する
<栗野岳−えびの高原登山>
<栗野岳温泉−上床牧場散策>ツアーに
人気が出てきました。

ヒガンザクラ自生南限地(川添)国指定天然記念物(大正12年3月7日指定)