編集後記

はじめに
 昭和43年(1968)2月21日朝、えびの・吉松地震が発生した。
 当時、本町に「吉松写真同好会」があり、地震の災害状況を記録として残し、
後世に伝えようと撮影した原版を持ち寄り、写真集「えびの地震のツメ跡」を発刊した。
これを契機に、写真同好会の中に「郷土史研究班」(会員15名)を組織し、文化活動を開始した。
 それから3年後、昭和46年10月16日、写真同好会郷土史研究班を発展的に解消し、
「つつはの郷土研究会」を結成発足した。
 翌年、昭和47年1月20日、機関誌「つつはの」が創刊され、現在21号に及んでいる。
発刊後は反響を呼び、毎度新聞各紙が記事にしてきた。
 ここで、本会の20年間の調査研究をふりかえってみよう。