湧水町の3色温泉(霧島山麓湧水町協会hp参照)

吉松方面に15、栗野方面に3つの温泉があります。
中には昔からのひなびた温泉もあり、静かなブームを呼んでいます。

34万年前、加久藤カルデラが形成され、栗野岳もこの頃活動していた。
霧島連山の「主」は栗野岳ということになる。
「主」を生んだマグマ溜まりは湧水町の直下にあるということだ。
マグマに近いと、新燃岳噴火や、えびの・吉松地震などの自然の返礼も受けるが
3色温泉みたいに自然の恩恵も受けている。

 白色 温泉  
栗野岳温泉「竹の湯」
“白”温泉

栗野岳の中腹に、白煙を噴き続けている「八幡大地獄」と呼ばれる九州一の噴気孔があります。
ここのある栗野岳温泉には、白濁した泥湯の「竹の湯」、胃腸病や神経痛によく効く「桜湯」、
八幡地獄の蒸気を利用した「蒸し風呂」と3つの温泉があり、
西郷隆盛が約1ヶ月滞在した名泉といわれ、湯治客も多く訪れます。また温泉で蒸した
「鳥の地獄蒸し」は名物料理です。
黒色 温泉   
鶴丸温泉「露天風呂」 “黒”温泉

湧水町には、モール泉とよばれる、褐色をした温泉があります。
地下の泥炭層から湯が沸くことから独特の色をしていますが、泉質はユルユルしていて
女性には美人湯として評判がたかく、とても肌触りがやさしく、全国でも珍しい温泉です。
無色 温泉   
いきいきセンターくりの郷 “無色”温泉

源泉かけ流しの天然温泉「森のやかた湯ったり館」、無色透明の温泉で、ツルツルした肌触りを
実感できるお肌にやさしい温泉で、岩風呂温泉付きコテージもあり、ゆったり過ごせる癒しの空間です。

「いきいきセンターくりの郷」は、主浴はじめ、露天風呂、サウナ(赤外線、蒸し)運動浴や、
隣接する物産館、図書館など、子供からお年寄りまで誰もが楽しめる交流施設です。


  

 
20万年前に火山活動をやめたといえ・・・・・・

 霧島連山の「主」栗野岳は・・・・・・・

 今でもそのプライドは 捨ててはいないのだ


 栗野岳温泉横の地獄の広さは2haあり ・・・・・・
 
 
北海道登別温泉と同じと言われている。
 
 おはんも1度どま、いたっみいやんせ。行きたいけど足が無い

 
 
そいならYOUのために大サービス。 その1 その2
 

「ウィキペディア」フリー百科事典より

●モール泉(モールせん)とは、植物起源の有機質を含んだ温泉のこと。モール温泉ともいう。
●モールとは、ドイツ語で湿原(Moor)のこと。<数億年前の古代は植物を分解する細菌やバクテリアが存在せず
  湿原や水中にそのまま堆積堆積したので渦盛る(うず
もーる)?=筆者のダジャレ>
  昭和初期には十勝川温泉を含め世界で2箇所しかないといわれていた。
  しかしその後、各地でモール泉が確認されている。
●石炭の形成途上であり炭化が進んでいない泥炭や亜炭層から源泉を汲み上げるため、
  植物起源の有機質を多く含み、肌に触れるとツルツルとした感触があるのが特徴。
  湯色は飴 - コーラ色を呈し、黒湯のように透明度が極めて低い湯もある。
●日本のモール泉(代表的な温泉)
   十勝川温泉
   しほろ温泉
   東北温泉 
   青森県南津軽郡浪岡町「婆沙羅温泉」「ポパイ温泉」「浪岡駅前温泉」
   宮城県東鳴子温泉の「赤湯共同源泉」
   福島県南部一帯
   東京都大田区や神奈川県川崎市、横浜市にある銭湯
   神奈川県鎌倉市の稲村ヶ崎温泉
   佐渡市の佐和田温泉 、仙道温泉
   金沢市の深谷温泉
   甲府盆地の温泉の多
   福岡県大川市の大川温泉はフルボ酸を含むモール泉
   熊本県人吉市や鹿児島県湧水町、それと隣接する宮崎県えびの市
   大分県別府市の別府温泉北浜地区の旅館群の源泉
   鹿児島県の鶴丸旅館にある鶴丸温泉は九州屈指の高濃度のモール泉と言われている。


執筆者 旅行記者:藤田 聡

鶴丸温泉!吉松温泉郷のモール泉は日本屈指
鶴丸温泉は泉質良好な温泉が点在し、温泉通も注目の吉松温泉郷に属する一軒宿です。
そのモール泉は泉質極上で、日本屈指の素晴らしさに圧倒されます。
のどかな雰囲気も名湯の漫喫に相応しい、鶴丸温泉を紹介します!

鶴丸温泉には、昔は露天風呂がありませんでした。比較的近年になってから、増設されたものであることは、
出入り口の形状で分かってしまいます。大浴場の窓の下に、壁を破って出入り口が作られているので、
頭をぶつけないように低い姿勢で、注意して出入りしないといけません。そうした、ちょっとした困難も、
かえって露天風呂の価値を高めているように感じるから不思議です。

地元の方に愛された温泉では良くあることですが、常連さんは内湯に浸かり、体を洗って帰ってしまうことが多く、
露天を楽しもうとされる方は、少数派の場合があります。鶴丸温泉も例外ではなく、
朝風呂の時間は大勢の常連さんがやって来ますが、露天は閑散としており、存分に漫喫出来ました。

鶴丸温泉は源泉が熱いので、大浴場は加水されています。しかし、露天は加水されていません。
それが最大の特徴になっており、当然ながらお湯の濃さや、すべすべ感も一層極上になっています。

モール泉ではモール臭と呼ばれる、強いて分かり易く例えれば、ワラの香りを濃くして芳香にしたような
独特の香りが特徴です。吉松温泉郷のモール泉が素晴らしいのは、このモール臭が教科書のように典型的な香りで、
しかも、非常に強く明確であることです。露天風呂は香りの点でも、非加水らしい深みのあるモール臭を確認出来ます。

しかし、熱い湯なので、加水の大浴場を比較すると、お湯が絞られているのも事実。よって、
お湯のフレッシュ感自体は、大浴場に軍配があがります。熱い源泉の湯を、フレッシュな状態、
つまり十分な湯量で堪能するには、このように加水が避けて通れないのも事実です。
しかし、それも露天に非加水の浴槽があればこそ、両方の湯の良さを楽しめるのであって、
どちらが欠けては十分ではないのです。

鶴丸温泉モール泉の素晴らしさは、日帰りでも十分に分かります。しかし、その極上の湯を知れば、
泊まりたくなるのが温泉好きというもの。そして、実は泊まりがお勧めなのです。
数年前の宿泊料は8,000円でお釣りが来る程でした。今でもあまり変わっていないと思います。
宿泊料からいって、夕食は家庭料理を覚悟していました。しかし、ちゃんとした旅館の料理で驚きました。

個人的には、デザートの繊細な盛り付けに、本当に感動しました。
実はデザートなんて期待してはいけない宿泊料だと思っていたのです。出てもみかん一個とか、
バナナ一本のような感じと覚悟していました。それが見事に良い意味で裏切られて感激でした。

夕食は部屋食、朝食は食堂が基本となるようですが、この日は宿泊客が少なかったので、
夕食を別の客室に用意して貰えました。客室によって雰囲気がかなり異なり、
何度泊まっても飽きの来ない奥深い宿だということが分かりました。