陶芸体験
「ザ!鉄腕!DASH!!」でTOKIOのメンバーが陶器作りに向けての登り釜作りを見て,子ども達にも陶芸体験をさせてみたい!と思いました.な〜んて,実は私が陶芸をやってみたかったのです(^^).というわけで今回,錦江陶芸さん(〒891-0204 揖宿郡喜入町一倉11603-1 TEL:0993-45-2211)をおじゃましました.
R226→県道232→錦江陶芸
05.10.10(月)曇り
10月は幼稚園,小学校,校区と毎週のように運動会があるため,泊まりでのお出かけは出来ません.今日は特に仕事も入っていなかったので,日帰りで陶芸体験に行って来ました.ここ錦江陶芸さんでは,陶器に親しんでもらうために工場見学や陶芸体験が出来るようにしています.山中の広々とした駐車場には大型観光バスを連ねて観光客がやって来るようです.
9時に到着すると,さっそく館内に入り受付けをしました.私とケイマ,チャノちんはろくろで,ウラりんは手びねりで陶芸体験参加をお願いすると,準備にしばらく時間がかかりますとのこと.朝食がまだだったので,この時間を利用して車内で朝食としました.こんな時キャンピングカーがあると便利ですね.準備が出来たところで職人さんから説明を受け,ケイマ,チャノちん,私の順番で陶器作りの初体験です.足でペダルを踏んで自分でろくろのスピードを調節しながら作っていきます.途中で壊れないように恐る恐る作っていきましたが,三人とも何とかうまく出来上がりました.フ〜ゥ!(^^;).一方,ウラりんは手びねりで何やら黙々と作っていました.出来上がると,三色の中から好きな色を選ぶだけです.あとはお店任せで焼いてもらいます.焼き上がった作品は,郵送してもらうことにしました.
よそ見するなよ〜
ロールオーバー効果壊れないように集中!
ロールオーバー効果ウラりんは手びねりです.
ロールオーバー効果粘土は意外と硬くて指に力が必要です.
ロールオーバー効果三人とも,途中で壊す事無く出来上がりました.(^^) 妻は,ウラりんの粘土の余りでお皿を作りました. これが奥へと続く,登り窯です.
畑の郷 水土利館(はたのさと みどりかん)
次に向かったのはアグリランド頴娃内にある畑の郷 水土利館です.ここのお茶工房でお茶の手もみ体験をさせてもらいました.
<生葉から荒茶の出来るまで>
茶摘:四月下旬を中心に新芽が硬くならないうちに,手または機械で摘採します(一番茶).
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生葉管理装置:茶園から工場へ運ばれてきた生葉は熱をもたないように冷たい風を送り,ていねいに保管します.
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ボイラー:ボイラーから安定した蒸気を蒸機へ送り生葉に充分ふきつけます.
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給葉機:蒸機に生葉をむらなく投入します.
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蒸機:製造の第一工程です.豊富な蒸気で茶葉中の酸化酵素の働きを止めて緑色を保持します.蒸し時間30〜40秒.
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冷却機:蒸葉は茶温が高いのでよく冷まします.
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粗揉機:茶葉に熱風を送り,揉みながら徐々に乾かします.熱風温度80〜90℃.操作時間50分内外.
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揉捻機:茶葉水分を均一にするため茶葉に力を加えながら揉みます.操作時間15〜30分.
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中揉機:茶葉を再び熱風で乾かしながら,よれ形をつくります.排気温度38〜40℃.操作時間25〜30分.
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精揉機:茶葉に熱と力を加えながら水分を除き,形を整えます.釜底温度70〜80℃.操作時間40分以内.
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乾燥機:整形された茶を貯蔵に耐えるように熱風で充分かわかすします(荒茶が出来上がります).熱風温度80〜90℃.操作時間20〜25.茶葉含水率4〜5%.
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合組み包装:乾燥された茶はよく配合し,袋詰め荷造りして茶市場に出荷します.
粗揉機 揉捻機 中揉機 精揉機 ここでは,最後の行程を手揉みで体験が出来ます.お茶なんですが,この段階では香りはほとんど草そのものですね.
粘土でヘビを作るような要領で力を入れて揉みます. 揉み終わったらホットプレートの上で熱を加えながら水分を飛ばします. 自然乾燥させます. 袋詰めにしてもらって持ち帰りました. 陶芸にお茶の手もみ体験と普段全く出来ない事が体験出来て,子ども達も楽しそうでした.
そして約2週間ほどで,無事に焼き上がった作品が届けられました.
左奥より私,妻,ケイマ,チャノちん,ウラりんの作品です.イイ色に焼き上がっています.それぞれの作品の裏には,名前も彫ってありました.焼き上がりは製作時よりも随分小さく縮んでしまっていたので,もう少し大きめに作るべきでした.私は焼酎のお湯割りを飲むのに愛用しています(^^).