木造住宅

国産杉・桧の製材所として創業して以来、市場出荷や地元工務店様への販売を行ってまいりましたが、変化していく建築様式に対応する為、平成元年より建築にも着手致しました。従来のお客様(工務店)との競合は避けるべく、細々とやってまいりましたが、昨今の新しい建築工法のブームや、シックハウス症等を考える時、いろいろな情報を集め検討し、より良い住宅とはどうあるべきかを追求しております。また、私共の得た情報は、お客様に共有の財産として提供致しております。

左の写真は、在来軸組による、木造2階建て(36坪)です。

特徴

  1. 犬走り一体型のベタ基礎で配筋を200mm間隔にして、150mmのコンクリート厚の丈夫な基礎としました。
  2. 布基礎は厚さ140mm、高さ520mmとし床下換気口を大きくとって床下環境を良くしました。
  3. すべて4.0寸角(118mm)柱を使い、大黒柱に5.0寸角を使いました。
  4. 通し柱を8本使い、その間を6m、7mの梁で繋ぎ、剛性を高めました。
  1. 1階の床は、自然塗料仕上げの桧フローリングとしました。あたたかくて気持ちが良いと好評です。
  2. 押入れの中の床と壁は杉板を使いました。
  3. 1階の和室はお客様を迎える大事な場所です。屋久杉のツキ板天井の他は全てムクの木材を使いました。
  4. クロスの接着剤はホルマリンの出ないものを使いました。

平成11年 J邸

(加治木町)

木の香りがして、気持ちが良いと喜ばれています。

左の写真は、在来軸組と2×4工法のギャングネイルトラスを利用した木造事務所(60坪)です。

約10mの梁間にトラスを架け、広い空間をつくり、その後、間仕切りをしました。

外壁・内壁共に板壁で、新建材はあまり使っておりません。

平成2年 事務所兼社宅

(小林市)

寒暖の差が少なく「大変すごしやすい」と内勤の方に好評です。


住宅介護改修 介護保険法がスタートし、いろいろなサービスが始まりました。当社は南九州介護住宅改修ネットワークスの一員として、住宅改修や補助具の開発を始めました。要介護被保険者の心身の状況等をケアマネージャーのご指導を受けながら行っております。年をとっても足腰が弱っても、また突然の事故などで不自由になっても安心して生活を楽しめる住まい造りに努めています。

車椅子で居宅への出入りができるよう縁側にスロープを設置しました。

スロープの板の滑り止めや縁側の出入部のジョイントに工夫をしました。 使いやすいと喜んで頂いております。

木製L型入浴台

入浴の際に腰掛けてから湯船の中へ移動します。

すべて植物油からできた木材保護塗料(OSUMO)を塗布してあります。

段差解消やスノコなど利用者に喜ばれています。


金 具 工 法 いろいろな金具が開発されていますが、当社がお薦めしたいシステムがコボットシステムとダイカラット工法です。共に住宅金融公庫特記仕様認定品です。この金物は、(株)国元商会が開発したステンレス絞り加工品です。溶接構造の金物と違い応力の集中がなく、また、ステンレスの長寿命と柔軟性により、地震の多い日本に適した木造住宅の柔構造にマッチしています。

コボットシステム
  1. ホールダウン金物として
  2. ステンレスブレースと組み合わせて、スジカイ又は水平ブレースとして使えます。(ダブル方向使う)
  3. 木製スジカイと組み合わせて、スジカイとして使えます。(片方向でも使用可)

ダイカラットシステム
  1. 基礎と土台の間に挟むことにより、基礎換気口より広い通気面積を確保すると共にステンレスの柔軟性により吸震性があります。
  2. ステンレス製で透過率が高いので結露の心配がなく、また、土台が基礎コンクリートに触れないので腐る心配がありません。

詳しい資料は、ご請求下さい。

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yamato-kk@po.synapse.ne.jp