トップページへ

おじぎ体操の効能

No.230(2020.01.07)


今回は第227回「鼠径ヘルニア発症」に関する経過報告です。

当該記事で「健康で長生きしたければいますぐ「いい姿勢」をやめなさい」という書籍を紹介しました。

同書に掲載されていた鼠径ヘルニアの症状を改善する体操が、表題のおじぎ体操です。

本のタイトルにある姿勢や呼吸法に関する記述が、私の今までしていたやり方を改めさせてくれる契機ともなりました。

姿勢や呼吸法が原理原則で、それに基づく実践的な体調改善方法がおじぎ体操といえると思います。

そして鼠径ヘルニアの改善を目的とした私にとって、おじぎ体操の効能は実感できるものでした。

毎朝おじぎ体操を続けて三か月になります。

今のところ鼠径部のふくらみはまったく小さくなってはいません。

変化なし、といったところです。

改善されたのは不快感です。

下腹部を中心とした弱い痛みのような不快感はほとんど消失しました。

ただし、日常生活の中で時々軽い不快感を感じることはあります。

そんな時は決まって、同書で良くないとされる姿勢をとっていることに気づかされます。

姿勢を修正すると不快な感じが消えていくのが分かります。

鼠径ヘルニアになっていなければ姿勢の影響を実感できなかったのではないかと思います。

無病息災を目指していた私ですが、一病息災という考え方にも一理あると認めざるを得ない体験です。

呼吸法に関しては、私に誤った習慣が身についてしまっていたことに気づかされました。

またおじぎ体操は、万人が容易に実践できる、とは言い難い要素が含まれているとも感じています。

さらに、以前述べたように鼠径ヘルニアを自力で克服するために実践したのはおじぎ体操だけではありません。

次回に日常的に実践してきたことや、その際に感じたことを詳述しようと思います。

- - - 次につづく- - - >


前に戻る 目次へ戻る 次を読む