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何でも祭りノリ

No.136(2004.09.29)


新幹線が開通したとかで浮かれている(失敬)某駅(バレバレ:笑)に隣接した大規模な駅ビルが開業したとのことで先週様子を見に行ってみました。

その日がたまたま祭日だったこともあり、人が多いこと多いこと。

ところでこの人達今まではどこにいたんだろうか。(笑)

まあ県下全域かなり遠方からも来ているんでしょうな、私のように。(苦笑)

私のお目当てはCD屋さんで、どの程度の品揃えをしているかに期待と不安が高まってしまっているのだった。

入店時に楽器屋さんも入っていることを知り、素直に喜ぶ私。

しかもちょうど去年の今頃東京に帰っていた際にマーチン社のウクレレを買い求めたのと同じ楽器屋さんじゃんかよ。(湘南生まれ)

何!?CD屋さんと同じ階、しかもその階には本屋さんもあるってぇ~のか、、、

おいっ!大丈夫か、床面積。(汗)

不安が期待をしぼませた状態でさっそくCD屋さんへと向かいました。

私の勝手なものさしであるペドロ・アスナールのコーナーがないので即失格。(笑)

もっとも市内同業他店にもないんだけどね。

ジャンル分けも不完全だし定番商品がなかったりもするし、誰がどうやって決めたんだ。(怒)

もしこれが綿密なマーケティングの結果だとしたら鏡を見て自分の容姿に落胆する感じに近いか。(泣)

続いてお隣りに位置する楽器屋さんへと。

餓鬼どもお子様方が楽器をいじり倒す試奏される音が、、、

っるせぇ~んだよ!(失敬)

こちらも店の床面積が狭いのにもかかわらず、対象客が幼少時のお稽古事初めから学校の吹奏楽部はたまた軽音楽(死語)愛好家と広範囲に渡っていることが原因か。

かつて東京、といっても都下郊外の食べ物屋さんで、寿司と天ぷらとうどんが合わさったとんでもセットメニューがあることを初めて知り驚いたものの、その後田舎ではそんなの普通だと知り二度ビックリしたことを連想させられてしまいました。

何でもあり、というか欲張りなのか。

各専門店がそれぞれ成り立つだけの需要がないのか。

2店舗を見終えた私は、何だか雰囲気が妙なことに気付かされました。

だって同市内の既存楽器店の(電子)ピアノ売場なんていつ行っても人がほとんどいなかったぞ。

そうか!祝開業で皆さんお祭り気分で高揚しているんだ!

人ごみが生じるのなんてお祭りの時だけですもの、ですから人が大勢集まると反射的に血が騒いでしまいますの。

か?

「血祭り」ってぇ~のは知ってっけど、こんな場合に騒ぐのはさながら「祭り血」かね。


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