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マクロビオティックとの出会い (14)

No.48(2001.04.20)


マクロビオティック関連の書物を読み進むのと並行して、当時実際にはどんな食事をしていたかを述べてみます。

今考えるとあの頃の食事法は純然たるマクロビオティックの食事法ではなく、前述の川島式栄養学、森下博士の自然医食、先輩のXさんの助言なども自分なりに応用して組み合わせた怪しげなやり方でした。

自分の身体を使った6ヶ月におよぶ人体実験だったと言っても過言ではありません。

ですので絶対に真似事をしないでください。
責任を負い兼ねます。

朝食の主食はパンでした。
紀ノ国屋で売っていた「ホルコンブロート」というライ麦を使ったどっしり重いパンです。

1枚の厚さは5ミリくらいで手の平にのるくらいの小さな四角いそのパンを2枚だけです。

飲み物は自然食品店でみつけた無農薬の紅茶1杯です。

おかずとしてスーパーでも売っている牧草のもやし「アルファルファ」を半パック、何も味をつけないで食べていました。

朝はずっと毎日この食事を続けていました。

量が少ないので午前中の空腹感は凄いものでした。

この空腹状態が身体に良いのだと強く思い込んでいたから耐えられたのだと思います。

桜沢氏の著作により一種のマインド・コントロールをされていた、とも考えられます。


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