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安全はソフト任せ

No.45(2002.12.20)

インターネットに接続する際の危険性が日増しに高まっているという情報をしばしば目にするようになった昨今、自身のセキュリティー対策の現状に不安を感じ始めていました。

そんな折にシマンテック社から「ノートン・シリーズ2003 特別アップグレードのお知らせ」メールが9月末に届きました。

自力で安全性を高める能力のない私は、タイミングが良かったこともあり、この際セキュリティーに関しては全てソフトにお任せ路線でいこうと決めました。

そこまでは早かったものの、同社のセキュリティー対策ソフトの商品構成が分かり難いものであったことと、機能をどこまで求めるか迷っていたために、どの製品にするかを決断するまでに2ヶ月弱もかかってしまいました。

ウィルス対策とファイヤーウォールが必須なのは当然と最初から考えていたので、問題はそれ以外の機能にしぼられました。

ソフトが高機能になればなるほどパソコンの処理能力においてその負担が大きくなることが予測されるので、どの辺りが適正な程度なのかに頭を悩ませたのでした。

さらに、各種機能を組み合わせた製品の方が別個に買い求めるよりも割安になるという同社の価格設定が、不愉快な感情をもたらしつつ私の決断を遅らせました。

最終的に「大変お得なセット販売」とうたわれていたNorton SystemWorks 2003アップグレード+Internet Security 2003 アップグレード(税抜き\11,000)に決め、先月末に導入しました。

同社の巧妙な抱き合わせ商法にまんまと踊らされてしまった感は否めません。

現在両ソフト共に常駐させて使っていて問題はありません。

フォルダをダブル・クリックしてから開くまでの時間がほんの少し長くなったことが実感されるくらいです。

ただし(私はその意味するものがよく分かっていない)システムリソースの空きが以前に比べて30%以上減っているので、マシンにとってかなりの負担になっていることは確かなようです。


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