トップページへ

適正な仕様とは (5)

No.18(2002.03.17)

以前に、同じ方法で生産されたCPUを完成後の動作試験でクロック周波数ごとに分別していると知った時、ハイテクと言われる分野にはそぐわないその製法に私は驚きました。

現在も同じ状況なのかどうかは不明なものの、どちらにしろ製品化に当たっていくらかの余裕は見込んでいるでしょう。

それにしても私はpentium3の限界仕様である動作周波数1GHzを選択することを躊躇しました。

結局CPUは一つ下の933MHzのpentium3にしました。

次に、メモリについては最大512MBまで増設できるようになっていました。

しかしメモリは多ければ多いほど良いという単純なものではないらしいことを既に「パソコン大魔神」から学んでいた私は、適正なメモリは256MBだと考えそう決めました。

ちょうどメモリ128MB無料キャンペーンの最中だったので少し得した気分になりました。

133MHz SDRAM 256MB×1、という結果です。

ハードディスクは大魔神さんのご託宣に従って20GB(5,600r.p.s.)にするつもりでいました。

ところが、Dell社のホームページでそのようにハードディスクを選ぶと、40GBとの差額を表示して最初から40GBにした方がお得ですよというメッセージが表示されたのです。

消費者心理を見透かしたかのような商売上手で、なおかつ完成度の高いプログラムに簡単に惑わされてしまう私でした。


前に戻る 一覧へ戻る 次を読む