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どの会社の製品にするか (5)

No.13(2002.01.31)

技術力に信頼のおける国産メーカー製のAMD社製CPU搭載タワー型パソコンをネット上でみつけることができなかった私は、機種選択において再び足踏み状態になってしまいました。

その頃私は既に「パソコン大魔神」の過去ログを読み終えていたので、更新されるのを心待ちにしながら最新の項目を読み続けました。

大魔神さんが心底intel嫌いなことを理解した私は、その分を差し引いて自分なりに内容を解釈するようになっていました。

パソコンにおいて電源部分が重要だという私にとっては意外な点も認識するようになりました。

さらにパソコンで一番大切なのは全体のバランスがとれた設計だということも分かってきました。

何故なら大魔神さんが技術的には認められないとしているintel社製のチップセットを用いているDell社製パソコンの設計は信頼するに値するとしていたからです。

数字の上では同じ容量の電源部でもDell社のものは設計における技術力が高いのでより信頼できるそうです。

以前勤めていた会社にいた工作機械の熟練職人で根っからの技術者という先輩から色々な話を聞いていたので、究極のところでは数字では表現できない技術も存在することはすんなり理解できました。

それだけの技術の蓄積を大魔神さんも認めているのだからDell社製パソコンに決めよう、と思いました。

その時私の気持ちのなかには、同じ仕様で価格を比べた時にDellの方が値段も安いし、ということもありました。

性能や価格の数字にばかり目がいくという日本の消費者の悪い癖は、そう簡単にはなおらないようです。


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