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おすすめファンヒーター

No.26(2003.01.28)+(2021.02.05)


私は田舎暮らしを始めるまで石油ファンヒーターという暖房器具について何も知りませんでした。

移住先の家が広かったので必要だろうと知人に助言されCHOFUの製品FH-334を購入したのは1988年末でした。

私自身にはCHOFUという製造元がどういうところか予備知識はなかったものの、知人が一流メーカーだから安心して使えると言うし、さらには知人の知り合いが代理店をしているので格安で買えるとまで言われたので従うことにしたのです。

知人が言ったことは本当で、15シーズン目になるこの冬まで一度も故障していません。

山にこもってから数年間暖冬が続いた後、本来の寒い冬を迎えた1999年末にもう1台自室用のファンヒーターを買い足すことにしました。

家電量販店に出向いて各社の製品を見比べ始めてすぐに本体がとても小さくなっていることに驚きました。

店員さんの説明ではどこのメーカーのものでも性能に大差はないとのことだったので、暖房能力と価格を基準にして某大手家電メーカーの製品にしました。

これが店員さんの話を鵜呑みにして簡単に決めてしまった私のミスでした。

その製品は10回に1回くらいの割合で点火時に白い煙をふき出し、それが灯油臭いのです。

CHOFUの製品は一度も白い煙など出ませんでした。

ハズレの製品に当たったのかと思い、そのまま我慢して使い続けていました。

4シーズン目に入った今冬もそんな感じで使っていたところ、本日ついにスイッチを入れても白い煙をふき出すばかりで点火しなくなってしまいました。

爆発するのではないかと恐くなり十数秒でスイッチを切ったものの部屋中灯油臭くなってしまいました。

屋外で再度試してみましたがやはり白い煙が出るばかりで点火しませんでした。

さっそくそのメーカーのサービスセンターに電話をして修理代金を見積もってもらったところ最低でも8,000円くらいとのこと。

購入価格が14,175円だったので、その後さらにデフレが進んでいる現状では新品も安くなっているであろうから買い替えか修理かで迷う微妙な線です。

今度は購入した家電量販店に電話して各社の製品の故障頻度に差があるかどうか質問してみました。

その際に我家にあるCHOFUの製品が一度も故障しないことを話すと、家電メーカーの製品は省エネと無臭化に力を入れているのでCHOFUとは設計方針が異なると説明されました。

その店ではCHOFUの製品は扱ってないということだったのでそれ以上違いについて訊ねることはやめ、電話を切りました。

ここで以前隣町を車で走った時にCHOFUの看板を見たことを思い出しました。

1台目の実績から考えて、修理や家電量販店での買い替えよりもCHOFUの製品を買う方が確実だと判断し、さっそく買いに行きました。

普通の田舎町の電気屋さんなので値段は高いだろうと予想しました。

店に入ると男性3人がお茶菓子を食べながら歓談中。さすが田舎でのんびりしていました。

CHOFUのファンヒーターが欲しいと告げ、応対してくれるまで誰が店員さんか分かりませんでした。

我家での2台のファンヒーターの違いについて話すと親切に説明してくれました。

そのお店では某大手家電メーカーの製品も扱っていてそこの製品が1台売れる間にCHOFUの製品は3台売れるにもかかわらず、CHOFUの製品の故障は一度もないそうですし、省エネや臭いの点でも他メーカーと変わらない上値段も安い、と良い事ずくめです。

我家の旧型にはセルフクリーニング機能があったと話すと、他メーカー同様小さなサイズになった最新の製品にもその機能はあると示してくれました。

シーズンの終わりに本体を収納する前にこのセルフクリーニングを行ない、なおかつ古い灯油は使わないようにしたことが15年間故障しなかった理由だと思われたから確認したのでした。

そういえば家電量販店の店員さんと電話で話した際にこの機能にも言及し、他メーカーの製品でこの様なクリーニング機能をそなえたものがあるか質問したら、ないと応えましたっけ。

どうやら今度の私の判断は間違っていなかったようです。

店員さんのすすめに従って2機種あるうち暖房能力の高いCHOFUFH-3502の方を買うことにしました。

隣町から来たと話していたら、せっかく遠くからみえたのだからと少し値引きして税込で14,000円にしてくれました。商売上手です。

帰宅後すぐに給油して点火してみました。

やはり煙などまったく出ませんし点火してからの火力の変わり方が旧機種と同じです。恐らくこのあたりが独特のノー・ハウなのでしょう。

旧機種と比べてみるとチャイルドロック機能が追加されただけで余計な機能はありませんでした。スマートでよろしい。

故障した方は基本性能が劣るのにゴチャゴチャ必要性に乏しい機能がついてました。

一応リサイクル店に電話して故障した方を取ってくれるかどうか確かめてみましたが、予想通り修理が必要な品は扱えないとのことでした。

仕方が無いので捨てに行ったところ、そこには量販店で扱っている中では暖房機器に強いと言われている某メーカーのさほど古くないファンヒーターが既に1台捨てられていました。

家電量販店では取り扱っていないCHOFUの石油ファンヒーターは優れものです。

追記(2021.02.05)

この記事を書いてから相当年月が経過しているにもかかわらず、検索してたどり着く方々がいるようです。

この内容では役立たずになってしまっているので、少しは参考になるかもしれない情報を追記しておきます。

もはや正確には覚えていないものの、CHOFUの2台目のファンヒーターは6から8年くらいで寿命を終えました。

再び上記電気屋さんにCHOFUの製品を買いに行きました。

すると、もうCHOFUは家庭用のファンヒーターを製造していないとのこと。

さらに大手家電メーカーが製造したファンヒーターで事故や故障が相次ぎリコールまで起こったそうです。

そのため現在ファンヒーターを作っているのは、トヨトミ、ダイニチ、コロナの3社だけになったと。

店主が言うには、その中でトヨトミはCHOFUブランドのOEM生産もしているという理由でトヨトミをすすめられました。

過去の経緯もあり、すすめられるままに同店でトヨトミに決めました。

初めて購入したトヨトミの製品は、1年前の灯油も使える、という点が当時セールスポイントになっていました。

しかし、実際に冷暗所で保管していた1年越しの灯油を使ってみたところ不調気味になり、数年で故障しました。

お店でその旨を話すと、古い灯油は絶対に使わないで欲しい、とのこと。

それならメーカーはその点を絶対に「売り」にしないで欲しいと思いますよね、普通。

後継機として購入したのもトヨトミ製でした。

もちろん、もう古い灯油は使いませんでした。

何年間かは忘れましたが、一定期間正常に使えましたし、点火時消火時の臭いはさらに軽減されていました。

が、最後は燃焼時に白い煙が時々出るようになってしまいました。

販売店に見てもらうと、バーナー部分に亀裂が入っているとのこと。

原因をたずねたところ、異常に高温になったためではないか、との説明でした。

さらにその原因として考えられるのは、本体後ろの吸気部のホコリ付着だそうです。

我が家では頻繁にその部分を掃除機で吸引していたので、該当しないと思いました。

いわゆる「はずれ」だったのかもしれません。

それでも懲りずにまたしてもトヨトミ製を購入しました。(笑)

今度は家電量販店で2016年製のLC-32Gを買ったのです。

当初はこれをダイニングキッチン用として使っていました。

性能は悪くはなく満足できるレベルです。

しいて言えば、通常の省エネ的設定では点火するまでに2分かかるのが難点でしょうか。

もっとも設定変更すれば点火までの時間を短縮はできます。

さらにその後2018年製のLC-330をネット通販で購入しました。

こちらをダイニングキッチン用とし、古いほうは自室用として使い続けています。

今シーズンになって古いほうのLC-32Gのメインスイッチの感度が悪くなってきました。

何回か押さないと反応しない時があります。

そろそろ寿命なのか、それともまた「はずれ」か、使い始めてから5シーズン目か6シーズン目だと思いますが。

微妙なタイミングです。

どちらの製品も、室温が設定温度に達した後に低能力運転に切り替わった際の運転音が異常なくらい静かです。

運転音が気になる方にはおすすめポイントかもしれません。

先日テレビ番組でたまたまダイニチのファンヒーターについてのレポートを見ました。

ダイニチは点火が早いので、寒冷地では好まれるとの報告でした。

寒冷地ではなくても早い方がいいのは当たり前です。

ただし、運転時の消費電力は大きいようです。

現在はネットに、トヨトミ、ダイニチ、コロナの3メーカーの製品を比較した情報がありますから、そちらで調べると分かりやすいでしょう。

私はコロナに関しては、特記事項なし、です。

どのメーカーの製品を使うにしても、古い灯油の使用は厳禁ですし、吸気部分のこまめな清掃を欠かさないことが重要です。

ここからが今回追記しようと思った本題です。

北海道で台風被害により大規模な停電があったことを覚えていますか。

もしも冬に起こっていたら寒さによる死者が出ていたでしょう。

ここまででお気づきですか。

ファンヒーターは停電すると使えません。

灯油があっても電気が止まれば暖房能力ゼロ。

真冬に暖房器具がないと生命に支障が生じかねない、という寒冷地に住んでいるのであれば、まさに死活問題です。
電気が止まっても暖房できる石油ストーブなどは必須だと考えます。

我が家はそこまでの寒冷地にはないものの、大規模自然災害に対する備えにもなる、コンロとしても使える石油ストーブの購入を数年前から検討中です。

まだ買ってませんけど。(苦笑)

置き場所があるのであれば、ガスのカセットコンロと併せて非常時用に準備しておくといいと思います。

以上、長文読了お疲れ様です。


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