鹿児島県知覧町
	鹿児島県の薩摩半島の中心から南部に広がる 人口15,000人の小さな田舎町です。 　江戸時代に作られた武家屋敷と、第２次世界大戦 末期に特攻基地として使われた飛行場から飛び立った 特攻隊員の霊を慰める特攻平和会館を中心に、観光の 町として年間１００万人にのぼる観光客が訪れる町とし て有名です。

	知覧武家屋敷群
	２５０年前に建造された武家屋敷群で現在は７つの庭園が保存され 観光客に解放されています。 　知覧の武家屋敷群は他の武家屋敷と異なり、現在もその子孫の方 が住んでおり、生活をする傍ら観光客に開放しているところです。 行政が管理するのではなく、武家屋敷内の保存会の皆さんによって守 られ、保存されているのです。

西郷邸庭園
今回はその中の１つ、西郷恵一郎氏邸庭園をご案内いたします。 　　　西郷邸庭園は枯山水の手法の庭園として、庭園の片隅に枯滝の 　　石組みを作り高い峯とし、この峯から刈り込まれたイヌマキで遠く　 　　の連山を表現しています。

	知覧特攻平和会館
	太平洋戦争末期、「特攻隊」が飛びたった飛行場あとに、　　　　　　　　　 　「二度とあの悲惨な出来事を繰り返してはいけない」という 　願いを込めて立てられたものです。 　　館内には知覧から飛び立っていった人々が、最期に家族に 　あてて書かれた手紙・遺品・ジオラマその他平和を語り継ぐに 　充分なものが展示されています。一度ぜひ足をお運び下さい。

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