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自閉症者のこだわり

Baron-Cohen S & Wheelwright S. 'Obsessions' in children with autism or Asperger syndrome: content analysis in terms of core domains of cognition. Br J Psychat 175: 484-490, 1999.

訳者コメント:

ここでは,‘obsessions’をこだわり(強迫観念的興味)と訳しました.自閉症児のこだわりは,自閉症にとってcriticalなもの(中心的なもの)のひとつであると思われますが,診断基準としての評価は難しく,また,こだわりの背景に関してもいろいろな議論があります.この論文はこだわりの偏りを評価することが重要であることを示しています.もっとも自閉症児が時計やコンピューターなどが大好きなことは,自閉症児の親なら誰でも知っていることで,「まだこんなレベルか」という印象もあります.また,内容の分類や結果には異論もでてくるように思いました.概訳の最後に実際の調査に使用された質問項目の和訳例を示します.

(概訳)

(背景)自閉症関連状態を持つ児における,こだわりに関する検討を報告する.ここでは,こだわりという言葉を狭義に用い,強い反復性の興味を意味する.我々は(自閉症における)こだわりは無作為に強化しているというよりも,むしろ‘folk physics’と‘folk psychology’のバランスの偏りを予想した.‘folk physics’は,ものがどう働くかに対する興味であり,‘folk psychology’は,人々がどう動くかに対する興味で,自閉症では‘folk physics’ドメインに対するこだわりが多いことを考えた.これらの予想は,33例のTourette症候群と比較して検定した.

(目的)自閉症的こだわりの内容を検査する.また,自閉症的こだわりが,一つの進化した認知スタイルを反映しているとする仮説を検証する.この認知スタイルは,強いfolk physics(物への興味)と障害されたfolk psychology(人への興味)で特徴づけられる.

(方法)92人の親から質問用紙を回収することができた.質問用紙は,彼らの子どもの強迫観念的興味(こだわり)の対象を調べるためにデザインされた.結果は,認知の中核的ドメインに関して解析された.

(結果)目的で述べた二つの仮説は確認された.

(結論)結果は,人への興味が減少していることと,ものへの興味が優位であることは,自閉症の認知形質の一つであることを示唆する.「内容に関係のないこだわり説」は,自閉症には不適切である.

(イントロ)

強迫観念的興味(こだわり)は,自閉症関連状態において診断につながる主な特徴である.社会的障害やコミュニケーション障害,想像性障害などに比較すると,直接的には強迫観念的興味(こだわり)に関する研究はほとんど行われていない.本研究では,親に児のこだわりの内容についてのアンケート調査を行い,自閉症関連状態におけるこだわりの分類を試みる.

(進化論的枠組み:認知の中核的ドメイン)

進化論的枠組みによると,人の心は環境への進化した適応に基づいて考慮すべきである.人が生き残るために必要なことは(2大課題),物理的な環境における物の動きを予想することと,社会的な環境におけるものの動きを予想することである.folk physics(物に対する興味)とfolk psychology(人に対する興味)の特異的中核的認知ドメインは,これらの課題のそれぞれに対する脳の適応として把握することができる.folk physicsは,物体の物理的世界がどのように作用するかに関する我々の基本的知識に関与する.例えば,生命のない物体は触れなければ動かず,支えなければ落下し,機械的な性質を有することなどである.また,folk psychologyは,社会的な世界がいかに作用するかに関する我々の基本的知識に関与する.例えば,生命のあるものは,自分で前に進むことができ,ゴールがどこにあるかを知っており,感情表現や知覚を有することなどである.folk psychologyは,少なくとも生後12ヶ月から出現し,folk physicsはもっと早期から存在する.自閉症においては,folk phychologyが障害されていることを示す証拠が報告されている.

対照的に,folk physicsは自閉症では無傷であって,むしろ過剰であることも考えられる.例えば,アスペルガー症候群に関しては,数学や物理やコンピューターサイエンスなどの分野での卓越した才能が報告されているが,人文科学の分野ではそのような報告はほとんどない.

そのような認知ドメイン(folk physicsやfolk psychology)は,‘コア(中核的)’であると思われる.その理由は,その基本的な知識が,急速に,早期に,また普遍的に獲得されることが判明しており,そのために部分的には生まれつきに備わっている可能性もあるからである.ドメインであるには,お互いに独立していることが必要であるが,独立性は神経外傷に続く解離(片方が残って片方が消失する)でのみ明らかとなる.それを獲得することは系統的な教育の結果ではなく,むしろ全ての人々(folk)が所有している直感から成るため,世界がいかに動くかということの‘folk’理論と表現される.人に対する興味や物に対する興味の他にも,中核的認知ドメインが存在し,主な物は,folk mathematics or counting(計算することに対する興味),folk biology(生物界を種類に分類したり,捕食者とその餌食に分類したりすることへの興味)などがある.例えば,folk mathematicsは,folk physicsの部分に過ぎない可能性もあり,これらが独立したドメインであるのかどうかは説得力のある結論を得ているわけではない.

上述の研究は以下の予想を導き出す.もし自閉症におけるこだわりが,その子が何に興味を持っているのか,何が得意なのかに反映するのであれば,こだわりは内容に関してはランダムであるはずはなく,ある種の中核的ドメインに偏ってしまうはずである.特に,こだわりの内容はfolk physicsドメインに偏り,folk phychologyドメインは少ないことを予想する.自閉症においてはfolk mathematicsはほとんど研究されていないため,このドメインについては予想することができない.

(方法)

Cambridge大学こだわり質問紙検査は,自閉症かアスペルガー症候群の児の親で,イギリス全国自閉症協会の会員に対して郵送された.この質問紙検査は,児が19カテゴリーの中のどのこだわりを持つかを,親に質問するもので,カテゴリーは対象物や活動のいろいろな側面をカバーしている.20番目のカテゴリーは,その他となっており,もれがないように設定されている.この質問紙検査は人生のいかなる領域のこだわりをも記録できるように意図され作られている.従って,データの選択はできる限り広くかつ中立的に行った.データ選択が終わるまでは,中核的ドメインに関する反応をコード化する試みは行わなかった.親のために,こだわりとは何かを定義することも困難であるので,行わなかった.しかし,こだわりがどういうものであるのかについての親独自の考えが存在することは予想できた.

(コード化)
質問紙検査が回収された後,著者の2人は独立して,ケースなのかコントロールなのかを知らない状態で再コード化を行った(前述した進化論的枠組みに沿って,結果を次の15カテゴリーに再コード化した).

6つの中核的認知ドメイン:

(e)の言語はモジュールであると言われ,ゆえにある程度他の中核的ドメインから独立しているいう主張があるので中核的認知ドメインに含んだ.(f)の分類もまた,普遍的にみられるもので,多くの理論が,分類をfolk biologyの一部として捉えているが,分類の大部分は生物学的概念とは無縁であるため中核ドメインの一つとした.

日常生活にかかわる他の領域(8つ):

前述の中核的ドメインに含まれないこだわりをコードするための8領域で,グループ間での差はでないであろうと当初予想されたこだわりの内容である.

もうひとつの臨床的に関連しているドメイン:

上記の15カテゴリーは,2人が評価し,評価者間の一致率は100%で,このことはこれらのカテゴリー分類がいかにクリアカットであるかを反映している.先にまとめた過去の研究から,自閉症はコントロールに比べ,folk physicsにおけるこだわりを示す児がより多く,folk psychologyにおけるこだわりを示す児がより少ないことを予測した.また,上記の日常生活にかかわる他の8領域に関しては,自閉症群とコントロール群の間に差がないことを予測した.最後に,チック障害は不随意の感情起伏や発声を呈するため,コントロール群(Tourette症候群)では,感覚現象におけるこだわりがより多いことも予想された.スコアリングについては,あるカテゴリーに属するこだわりが一つでも複数でも,そのカテゴリーに1ポイントが加えられた.

(サンプル)
グループ1は92名で,自閉症が50名,アスペルガー症候群が32名,自閉症スペクトラムが10名である.診断は親から報告を受け,ASQにて再チェックされた(カットオフ値13).しゃべり始めの年齢に関する独立した評価が,親の報告以外にないため,後の分析においては3つのサブタイプ(自閉症,アスペルガー症候群,自閉症スペクトラム)は区別しなかった.平均年齢は11.2歳(標準偏差2.1),性比は4.75:1.

グループ2は,Tourette症候群で33例.そのうち7人はADHDを伴い,9人は強迫行動を持っていた.平均年齢は12.8歳(標準偏差2.4),性比は10:1であった.以下のいくつかの理由からTourette症候群をコントロール群とした.(a)Tourette症候群も自閉症も共に神経的精神的状態である.(b)共に男児に多い.(c)共に遺伝素因が関与している.(d)共に小児発症.(e)共に強迫観念性(こだわり)が関与する.(f)ADHDの合併が同程度.(g)共に,普通学校での就学が困難.Tourette症候群児は,全員専門医による診断を受けている.

健常児をコントロールとする場合は,こだわりの定義が困難となるため,こだわりのない児のコントロール群は置かなかった.無作為のサンプルの場合,こだわりというよりも,興味のパターンについて単純に質問しなければならず,比較することができなくなる.

(結果)

自閉症群では,120通を送り,92通が回収された(76.7%).コントロール群(Tourette症候群)では45通を送り,33通が回収された(73%).返却率は,この形式の研究としては通常の率である.複数統計解析から生ずるアーティファクトを避けるために,仮説起因アプローチとして,有意差が予想された3つのドメインにおいてのみPearsonかい二乗検定を行った.有意レベルをP=0.05とした.3つのドメインはfolk physicsとfolk psychologyとsensory phenomenaである.

検定したドメインにおいては予想した傾向の有意差がみられ,より多くの自閉症関連状態の子供たちがfolk physicsドメインへのこだわりを持ち,folk psychologyドメインへのこだわりはコントロール群よりも少ない.また,Tourette症候群では,感覚現象に関連するこだわりが多くみられた.結局,完璧を期して全てのカテゴリーを検定したみたが,危険率を0.01とすると,テレビ/オーディオ以外は有意差はなかった.テレビ/オーディオドメインは,自閉症群で多かった.特定のものに対する傾倒では,危険率0.05で自閉症群に多かった.

(考察)

自閉症関連状態においては,こだわりは無作為な対象に対するものではなく,folk physics(ものに対する興味)に偏っており,folk psychology(人に対する興味)が減少していることを予測した.これらの予想は,今回の検討で確認された.予想所見以外に,自閉症群ではテレビ/オーディオに対するこだわりを持つ児がより多いことも判明した.テレビプログラムが予想可能であること(あらかじめ決まっている点),ビデオは繰り返し同じ物をみれること,などが自閉症児にとって魅力的であるのかもしれない.事実自閉症児は同じビデオを何度でも繰り返しみている.加えて,Tourette症候群では行動や感覚現象(不随意な感情起伏や発声)に関連したこだわりを持つ児が多いことも予想され,このことも本研究で確認された.以下にこれらの所見と臨床報告所見や家族研究結果との関連を考察する.

(臨床報告)
自閉症児とアスペルガー症候群児は,folk physics領域での強迫観念的興味(こだわり)を持つことが多いという今回の結果は,臨床報告の結果と一致する.自閉症児が機械(意識を持たないシステムパラダイム:いわゆる機械的システム) に傾注することを記載した臨床記載は非常にたくさんある.最も古い文献の一つは,Bettelheimの1968年の論文で,「Joey,機械少年」という記載がある.この自閉症児は機械の絵を描くことにこだわりを持っており,リアルな機械の絵や想像上の機械の絵を描いた.そしてこの少年は自分の行動や他人の行動を,機械的用語で説明していた.表面上は,このことは,彼がよく発達したfolk physicsを持っていたことを示唆する.

同様に機械にこだわっているたくさんのケースが報告されており,親が記載したものも貴重な資料である.実際,機械などにこだわりを持っている子どもを含まない自閉症の臨床報告を見つけることは困難である.典型的な例としては,自閉症児は,電気鉄塔や,盗難警報器,電気掃除機,洗濯機,ビデオプレーヤー,列車,飛行機,時計などが大好きである.また,時に,こだわりの対象となる機械は単純なものである(排水管,窓など).

もちろん,機械に魅力を感じるといっても,その子が必ずしも機械を理解しているというわけではない.しかし,実際は,これらの臨床報告のほとんどが,自閉症児が機械に対する天才的な理解を示していることを明らかにしている.言葉が十分にしゃべれる自閉症児(アスペルガー症候群など)の場合では,「小さな教授」と記載され,長々とその好みの対象や専門分野について語り,しばしば聞いている人はその話にあきてしまう.天才的な機械の理解は,聞いている人の興味のレベルに気づかないことと合わせて考えると,自閉症児のfolk physics傾向は,成長において,folk psychologyを陵駕しているというアイデアに一致している.

(家族研究)
自閉症とアスペルガー症候群は,強い遺伝素因を持っていることが明らかになっている.アスペルガー症候群の親もまた,マイルドなしかし明らかな障害を大人のfolk psychology課題において示し,自閉症やアスペルガー症候群でみられるfolk psychology障害とよく似ている.自閉症児やアスペルガー症候群児の親は,また,folk psychologyにおける障害がマイナスにならず,folk physicsにおける優れた能力がプラスになるような職業において成功している.そのような認知プロフィールのための職業は,エンジニアである.最近の1000家系の調査では,自閉症児やアスペルガー症候群児の父親あるいはおじいさん(父方および母方の両方)は,エンジニアに関連する職業に就いている人がコントロールグループの2倍であることが示されている.実際,自閉症あるいはアスペルガー症候群の28.4%で,その父親かおじいさんがエンジニアである.このことは,自閉症関連状態児と親が共有している遺伝子が,folk physics傾向がありfolk psychologyが苦手な脳を形成する可能性を示唆する.

自閉症を含む精神科的状態の家族研究から,関連する証拠が得られている.科学(物理,工学,数学)を専攻している学生と,人文科学(英語文学,フランス文学)を専攻している学生(ケンブリッジ大学)の家族歴(分裂病,食思不振症,自閉症,ダウン症,そううつ病)が調査された.科学専攻の学生は,家族に自閉症者がいる率が,人文科学専攻の学生の6倍多く,他の家族歴ではこのような傾向はみられなかった.この所見もまた,自閉症に関る遺伝子とfolk physicsに関る遺伝子が密接に関連していることで説明できるのかもしれない.

(その他の報告)
初期の頃の論文では,(自閉症の)こだわりは,高度な覚醒(興奮)状態をコントロールするための,反復性行動機能の一形態であるとされていた.しかし,覚醒(興奮)概念自体は,定義することが困難であり,最近では,研究者たちは,特異的な認知障害に対して二次的なものとして,こだわりを把握している.例えば,自閉症にみられるこだわりやその他の反復性行動は,前頭葉障害に起因する管理統合能力障害(executive dysfunction)の結果であると,Russellは主張している.管理統合能力は,注意のオンオフ,柔軟性のある反応,計画的な行動などを含むプロセスをカバーする‘かさ:umbrella’的概念である.前頭葉にダメージを受けた患者は,管理統合能力障害を呈するため,管理統合能力障害のある自閉症も前頭葉に問題があると,Hughesらは仮説している.強迫性障害(obsessive-compulsive disorder:OCD)の患者もまた,管理統合能力障害を呈するため,自閉症におけるこだわりは,管理統合能力障害に起因するとする考えは,表面的には正しいようにみえる.

しかし,管理統合能力障害では,自閉症における強迫観念的興味(こだわり)が強迫性障害(OCD)の患者でみられるような神経症的(neurotic)強迫観念とは,全体的に異なっている事実を説明することができない.例えば,自閉症児は,とかげの名前やタイプを収集することに対するこだわりや,いん石を集めることにこだわることがある.対照的に,強迫性障害(OCD)の患者は,チェック強迫行動(ガスの元栓を繰り返しチェックしたりすること)や,洗浄強迫行動(手や衣服からばい菌を取り除こうとする過剰な行動)などがみられる.従って,強迫性障害(OCD)の患者の典型的強迫観念は,危険や危害に対する恐怖,自我固執的(ego-dystonic)であったり押し付けがましい無駄な考えなどを含み,患者は,衝動を形成することによって開放されようと試みる.一方,自閉症関連状態の人々は,典型的には,彼らの興味や趣味に過度にかつ集中的に傾倒し,そのためにその分野においては専門家になることができる.まとめると,管理統合能力障害理論は,こだわりの内容を無視しており,そのために,今回の結果からは支持されない.管理統合能力障害説のさらなる問題点は,管理統合能力障害を有する,前頭葉障害患者や,分裂病者や,注意欠陥多動性障害(ADHD)児は,必ずしもこだわりを生じないことである.

自閉症関連状態におけるこだわりに関する他の認知説は,自閉症におけるこだわりは,社会的な行動が予想できなくなったり混乱したりしている世界において,秩序や制御を強いるための児の試みであることを示唆している.この説明は,自閉症の「心の理論」説を背景としている.簡単に述べると,人々の行動や意図の意味を迅速に理解できないと,高度な不安を誘発し,その児が予想することが可能な世界の対象物やシステムに逃避することによって制御を模索する.しかし,社会的な不安が常に子どもの強迫観念性(こだわり)の原因になるかどうかは,一部のサブグループにおいては真実であるかもしれないが,結論がでているわけではない.自閉症児は,特別なトピックが好きなだけなのかもしれない.

今回の研究では,こだわりの内容分析が重要であることを示した.自閉症関連状態の子どもは,機械的システム(電気のスイッチや水道の栓)や,物理的背景を伴った言葉やその他の法則に従った言葉で理解できる他のシステムに,より多くの強迫観念的興味(こだわり)を示す.これは管理統合能力障害の一徴候であると考えるよりも,これらのこだわりは,児の損なわれていない,あるいは優れてさえいるfolk physicsを反映していることが示唆された.従って,自閉症児にみられる,‘同じであることを必要とすること’や,環境を一定に保とうとする試みは,優れたfolk-physicist(物を好む人)としてのサインであるかもしれない.そのような優れたfolk-physicistは,イベントを支配する法則を同定する試みとして,周囲の環境下での小さな実験を行っているのであろう.今回の研究は,自閉症関連状態におけるこだわりは,内容に関して無作為なものではなく,folk physicsドメインで多く,folk psychologyドメインで少ない偏りがあることが示された.このことは,自閉症関連状態における認知形質の理解のためのヒントとなるであろう.


自閉症児のこだわり調査(ケンブリッジ大学式)

*これまでにあなたのお子さんが,その内容でこだわりを持ったことがあれば「ある」にチェックマークをつけてください.持ったことがなければ「ない」にチェックマークを付けてください.また,「ある」にチェックマークを付けたら,そのこだわりについてそれぞれ具体的に記入してください.

(それぞれに,「ある」と「ない」のチェック欄と,具体的内容を書くスペースが設けられている)

  1. 機械(しくみ):例えば,コンピューター,ラジオ,テレビ,洗濯機,時計,警報器など
  2. システム:例えば,トイレの水洗タンク,排水システム,電気のスイッチなど
  3. 並べ替え/分類:例えば,ものをまっすぐに並べたり,アルファベット順や大きさ順や形や色で分類して並べる
  4. 宗教,政治問題
  5. 数字情報:例えば,時間表,ナンバープレート,電卓,情報の図表,計算,素数,カレンダーなど
  6. スポーツ/ゲーム:例えば,フットボール,テニス,歩くこと,山登り,水泳,自転車に乗ること,スケート,玉突き,トランプゲーム,チェスやすごろくなどの盤面ゲームなど
  7. 特別なものに強く興味を示す:例えば,衣服,布きれ,びんのふたなど
  8. 感覚的経験:例えば,ものに触ること,特別な音を聞くこと,光,におい,紙を引き裂くなど
  9. 工芸:例えば,模型制作,編み物,縫い物,料理,木工など
  10. 事実に基づく情報:例えば,リストを記入したり呼んだり思い出したりすること,手紙を書くこと,百科事典を読むこと,新聞など
  11. 創造的芸術/フィクション:例えば,映画館,映画,芸術,オペラ,ドラマを見ること,楽器演奏,音楽鑑賞,フィクションを書いたり呼んだりすることなど
  12. 科学:例えば,天文学,化学,地理学,物理学,工学,生物学,地質学など
  13. 動物:例えば,ペット,野生動物や家畜,恐竜,虫,魚,鳥など
  14. ものを集める:例えば,びん,マッチ箱,スタンプ,カタログなど
  15. 人:例えば,人と話すこと,特別な人など
  16. 車:例えば,列車,バス,飛行機,ボート,線路模型など
  17. 回転するもの:例えば,ふた,車輪,さら,フリスビー,コインなど
  18. 食べ物や飲み物:例えば,特定の食べ物や飲み物を平らげるなど
  19. 植物:例えば,ガーデニング,室内用鉢植え,森林の植物,海草など
  20. その他


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