MID音源
これが無くては,音が鳴りません。(^^; MIDIメッセージを実際に音に変換する機器です。今時のPCであれば必ずサウンド・ボードに内臓MIDI音源が導入されていますので,別途MIDI音源を用意しなくても,音を出すことは可能です。 しかし,内臓MIDI音源の音質はあくまでも 「MIDIで音を出すことができる」 という程度でしかありません。専用の機器と比較すれば音質の差は歴然です。音にこだわるのであれば,是非とも別途MIDI音源を用意しましょう。 MIDI音源には大別して,ハード(外部音源)で音を出すものと,ソフトとして起動し音を出すもの(ソフト・シンセサイザー)に区分されます。 ハード(外部音源)タイプ 左の画像は,我が家で現役で活躍している Roland SC-8850(手前)とYAMAHA MU80(奥。リンクはMU90のリンク。)。音質的にはさすがに最新鋭には敵わないですが,それでも買い換える予算もなく,ガンバって使っています(笑)。 ソフト・シンセサイザー タイプ 左の画像はEMAGIC ES1。Logic Audio(ハードディスク・レコーディング用ソフト)専用のソフト・シンセで,アナログ・シンセサイザー特有の重厚で存在感のある音を得意としています。 ソフト・シンセサイザーは,その場で音の演算処理を行い発音するソフトなので,発音の間までにタイム・ラグが生じ,そこが課題とされていました。しかしソフトの開発や,PCのCPUの演算処理が飛躍的に向上したことから今やタイム・ラグもそれほど重要な問題とはなくなってきているようです。用途として考えると,ハード・タイプの音源にはない音が欲しい時にそれ専用に開発されたソフト・シンセを使用する,といったワン・ポイント的な使い方が効果的です。 |
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