野鳥:ソデグロヅル

ソデグロヅル
平成11年も11月5日に1羽が荒崎のツル保護地域で確認されました。
全身は白く,目の周辺の皮膚がむき出しで赤く見えます。
翼を広げたとき,その先端が黒いことから「袖黒」鶴と名付けられました。
本来の越冬地は中国南部やインドですが,たまにマナヅルやナベヅルと一緒に迷って出水平野へ来ると思われます。
昭和22年以降,平成11年度までに6回確認されています。
世界で2000〜3000羽しかおらず,絶滅が心配されています。

観察時期 秋から冬にかけて(非常にまれ)
観察場所 出水干拓及びその周辺


(C) 1999 by Uchinoura Akira