野鳥:アネハヅル

アネハヅル
世界に生息するツル類15種のうち一番小さな種類で,世界一高いヒマラヤ山脈を越えることで有名です。
ヨーロッパや中央アジアの草原で繁殖し,アフリカやインド,中国で越冬します。
出水地方へは毎年ではなく,迷子になって来ると思われます。
今シーズン(1999年度)は,10年ぶりに幼鳥1羽が渡来しました。
成鳥は目の後の白い飾り羽が長く,顔から胸にかけて黒色ですが,幼鳥は飾り羽根は短く,全体的に淡い灰色です。

観察時期 秋から冬にかけて(非常にまれ)
観察場所 農耕地(今シーズンは出水干拓東工区でよく見られます)


(C) 1999 by Uchinoura Akira