スロヴェニア文学

All that really matters about a literature is
whether it has good writers or not.Being written in a small language or in language spoken by millions will determine how many readers and how much influence that literature has,but not its quality.That simple truth came across to me reading this anthology of Slovenian poetry.The number of fine poets Slovenia has had in the last forty years would make proud any literature in the world.

Charles Simic

 

 

【現代スロヴェニア作家】

  

Ivan Cankar   1876-1918 

詩人・小説家

 

Edvard Kocbek   1904-1981

20世紀スロヴェニアを代表する思想家・詩人

Oton Zupancic  1878-1949

詩人・小説家・翻訳家

Srecko Kosovel 1904-1926

22歳の若さで夭折した 天才詩人

 

 

 

『ブーメラン―世紀末の星を往く』1994年

イヴァン・ツィマーマン著/ 田原 正三

THE BOOMERANGS by Ivan Cimmerman

 

ユーゴーブーメラン パワフールなやつ

満天の星くずくず  ラブブーメン

ポルノブーメラン  農民の金言

権威・権力とは無縁のスロヴェニア・ビートジェネレーション詩人による世紀末化したユーゴ紛争、「バルカン闘技場」に対する警句集。凄まじい風刺、笑いとユーモア、鋭い洞察、そして温かいヒューマニズム、...文化的に洗練されたスロヴェニア人のエッセンス。現在5ヶ国語に翻訳されている独立後スロヴェニア共和国の名著。

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『マルティン・クルパン』 田原 正三

MARTIN KRPAN by Fran Levstik

マルティン・クルパン表紙

スロヴェニア共和国の代表的な児童書の古典。塩の行商人であるスロヴェニアの巨人がハプスブルク帝国をおびやかす悪人を倒し帝国を救う物語。当時スロヴェニアはハプスブルク家治下にあった。今日ではスロヴェニア国家を人格化したものとして、クルパンはスロヴェニア民衆のヒーローとなっている。イラストは、現代スロヴェニアを代表する著名なアーティスト、マルヤン・アマリエッティ。数々の名誉ある賞のなかで、この『マルティン・クルパン』の全カラー入りのイラストは、スロヴェニア最高芸術賞を受賞した。世界9ヶ国語に翻訳されている。

 

フラン・レーウスティック 
 (1831−1887)

生家

スロヴェニアでもっとも多くの作家を輩出しているドレンスカ地方の出身。不道徳な詩集を出版したために神学校を退学処分。家庭教師、新聞の編集員、雑誌記者、出版人、図書館員などさまざまな仕事に就く。また若者の進歩的な政治運動の擁護者として、気骨ある文人として、スロヴェニアの文芸評論の基礎をつくり、多くの作家に影響を与えた。1931年の生誕百年祭には10万人の人が集まったといわれる(『わが祖国ユーゴスラヴィアの人々』ルイス・アダミック著)。その文学活動は詩、フォークロア、トラベローグ、散文、児童書、論説まで幅広い。 Collected Works11巻 、トラベローグとしてA Journey from Litijato Catezが知られている。

 

*宮本武蔵の『五輪書』も訳しているスロヴェニアの翻訳者Peter Amalietti氏からのメールによれば、このクルパンの物語はスロヴェニア語版『宮本武蔵』だと。

Photos by Janez Kajzer

 

 

『警句集―ユーゴ崩壊の予兆』ジャルコ・ペタン1962年

Aphorisms by Zarko Petan 訳 田原 正三

スロヴェニアに始まりスロヴェニアに終わったユーゴスラヴィア。
スロヴェニア文学作品の中ではすでにユーゴスラヴィアは崩壊していた !
ブラックユーモアと鋭い洞察をもって風刺された
行間にぎっしり詰め込まれた体制批判の書。

 

1989年、共産主義は恥を晒して崩壊する。

我々はいまどこを航海しているのだ。
いいかい、方向を知るには風が吹いているんだよ。

もし世界に窓を開くならば、
国外からの吹き込む風を準備しなければならない。

スローガンはカラッポ頭の中では大音響でこだまする。

私はいつも確信している。新しい警句は私の最後になるだろうと。

 

        

イヴァン・ツァンカルについて――ルイス・アダミック

 私は十代のはじめ、まだリュブリャーナで学生で、アメリカへ渡る直前の一九一二、三年頃、イヴァン・ツァンカルは私の大好きな作家であった(ある点では今でもそうだ)。ツァンカルは当時、誠実な創造的作家として、小説家・詩人・劇作家・随筆家・社会批評家つまりポレミストとして、絶頂期にあった。そして(オトン・ジュパンチッチとともに)最も微妙な深い感情と最も複雑な思考を伝達する手段として、スロヴェニア語の発展に貢献していた。彼は執筆しながら、実際に表現の可能性を求めて新しい言葉や、流麗な文体、その無限性などを創造し、それらを完全にくだけた(残念だが、他の言語には翻訳することはむずかしい)、しかし、彼が生み出した言葉や題材を知っている者なら誰でも理解できるものを創造した。スロヴェニア文学史において(人口わずか百数十万の小国としては驚くほど興味深い人材を輩出している)、ツァンカルは生涯ペンだけで生きた――もちろん、裕福などとはとてもいえなかったが――唯一の人である。彼はヨーロッパで最小国の単位の言語で書くことに成功した作家であろう。が、しかし、そのような小国の息子として、彼の人生と役割は生涯苦闘の連続で、それが彼の仕事のあらゆる面に影響を及ぼし、酒びたりにさせ、そして大戦後、ついに帰らぬ人とさせた。

 ジュパンチッチと私が、一九三二年の冬のある日、ベオグラードでツァンカルのことを論じ合ってあと、スロヴェニア生まれの英国ノッテンガム大学教授で、著名な文芸批評家、エッセイストでもあるヤンコ・ラブリン氏が、ツァンカルについて『モダニズムの様相』というエッセイを出版した。その中から引用すると、

 イヴァン・ツァンカルが直面せざるを得ないジレンマは、二重のものである。第一に、混沌とした政治的、経済的闘いにおける小国の運命であり、第二に、その国の体制内における個人の運命――いかなる偉大な人物をも排除しているように見える、きわめてとるに足らない狭量な環境内で活動している、創造的な芸術家の運命――である。

 このジレンマを克服しようと、ツァンカルは自国の像を次のように描いている。(これは私が『わが祖国ユーゴスラヴィアの人々』の中で描いたものとは違っている。)

 この国はしばしば信じられぬほど憂鬱だ。そんな状況を生み出しているのは、苛酷な生存競争ばかりでなく、将来もしくは現代に対してさえ 全体的な目的の欠如であり、希望とより広い視野の欠如しているせいでもある。国家的なボディの小ささ自体が、そういうものを実現しようとする勇気と活力の壁となっているようだ。それがその意志を弱らせ、潜在的に意志強固の者でさえ遅かれ早かれ堕落させてしまい、それゆえに彼らは馬鹿げた党派の喧嘩を、他方では遺恨を抱いた奴隷根性、陰口、妬み、奸計を目の当たりにせざるを得なくなるのだ。

 ツァンカルの傑作の多くは、大体ほとんどが辛辣な風刺かゲール人ふうの皮肉っぽいものであるが、あまりに小さくて貧しい国なので、どんな巨きなものや例外的に優秀なものも認めることができない国においての、例外的な個人――つまり、彼自身を問題としていた。

 有能であるが(とラブリンはいう)世の中に求められない才能を持った人々、帰る家のない異形の者、活動的な不平不満の徒――こういった人たちが彼の小説の登場人物であり、その中に彼自身の自我があらわれている。彼らにはすべて、その小国を背景にして、その国の良心と救いがたい恥辱が描かれている。男の主人公のなかには、完全に闘いを放棄している者もいる。なぜなら、どん底の生活状態では闘うに値さえしないからだ。彼らの闘いは笑止千万な戯画になる。それでも闘いに挑む者はきまって敗北する。そしてツァンカルは、彼らの敗北それ自体が内面的に優れていることの証しだと、注意深く指摘している。

 けれども、ツァンカルのこのような病的な態度は、単なる表面的な特徴にすぎない。彼の書くものが、どんなものにおいても力強く明白なものであったからだ。それは、思うに、彼は小国の例外的な息子として複雑な個人問題に捕らわれ、それをどうしても食い破って外に出なければならなかったからであろう。そして、そうすることによって、彼個人の葛藤や志を理解できない周囲の人々に、限りない敵愾心を掻き立てていった。そのなかには、初期の頃に彼の詩のある全集を購入し、公衆の面前で焚書したカトリック司教も含まれていた。とはいえ彼は、一つの傾向として、小さな美しい開かれた祖国に対する憎悪ばかりでなく、大きな愛によっても刺激をうけた非常に建設的な人間でもあった。彼は長年にわたって単なる侵略、圧迫、残虐に抗議することだけに満足をおぼえることができず、建設し創造をも求めたがっていた。彼がこのような積極的な役割を示しはじめたのは、私が本を読めるようになり、(多少)彼を理解できるようになった年頃であった。ツァンカルの祖国に対する愛は、再びラビン氏の言葉を引用すると――

(それによって彼に)異質な視点で多くのものを見させるのに役立ったことである。…‥彼自身と、彼の小説の登場人物と、彼の国が通らなければならない道は、目的が死ではなく新生のための、避けられない一つの試練として考察されていた。

だが、彼の初期のころの烈しい苦闘――彼自身の内部葛藤と、その小さな環境内での闘い――のために、すでに四十代に達したときに肉体も精神もボロボロになり、それに追い討ちをかけるように大戦が二度と立ち直らせぬくらいにまで衝撃を与え、そしてついには帰らぬ人とさせたのである。

 

            (『私のアメリカ1928−38』 田原正三訳)

 

 

《英訳版》

Le livre Slovene、joze pogacnik20世紀スロヴェニア文学案内』

Prisoners of Freedom Edited by Ales Debeljak / Preface By Charles Simic『自由の囚われ人たち』スロヴェニア独立後の、そしてスロヴェニア現代詩人の最も重要な作品(詩集/アンソロジー)である。

(France Preseren’s A Toast to Freedom,Edvard Kocbek,Joze Udovic, Gregor Strnisa,Dane Zajc,Veno Taufer,Kajetan Kovic, Svetlana Makarovic,Niko Grafenauer,Tomaz Salamun,Milan Dekleva,Ivo Svetiana,Boris A. Novak,Milan Jesih,Jure Potokar,Maja Haderlap,Alojz Ihan,and Ales Debeljak).

Contemporary Slovenian Drama,現代スロヴェニア演劇 選集 (SLOVENIAN DRAMA IN THE PERIOD OF TRANSITION by Blaz Lukan, FINAL INNOCENT by Evald flisar,THE GREAT BRILLIANT WALTZ by Drago Jancar,THE PUZZLE OF COURAGE by Dusan Jovanovic,THUS DIED ZARATHUSHTRA by Ivo Svetina,THE WEDDING by Rudi Seligo,POCKY PEAK by Dane Zajc).

HALSATT by Drago Jancar,演劇

Antigone by Dominik Smole,演劇

Integrals by Srecko Kosovel,第一次大戦後の一時期を築いたヨーロッパ前衛詩人による詩集『インテグレル』

The Self-Sown and Passion Above The Precipice by Prezihov Voranc, 小説『自然に播かれて』60年代に映画化される。

Minuet For Guitar by Vitomil Zupan,『ギターのためのメヌエット』第二次大戦パルチザン時代の著名な小説。

The Land And The Flesh by Ivan Potrc, 小説『土と肉体』

Poems by Kajetan Kovic,『詩集』

A Day In Spring by Ciril Kosmac, 小説『ある春の日』

My Life『わが人生』,スロヴェニア代表作家によるスケッチ by Ivan Cankar

 

 

スロヴェニア作家

プレシェレーン(1800−49)
スロヴェニア生まれ、ウィーンで法律を学び、博士号を取得。リュブリャーナで弁護士書記として生計を立てるかたわら試作に励む。古今の詩形を駆使して叙情詩、思索詩、愛国詩、民衆詩を発表、スロヴェニアのプーシキンともいわれる、『ソネットの花環』(1834)では女性への愛を祖国愛へと昇華させ、『アンドレイ・スモーレを記念して乾杯』(1848)では友人への悲歌を民衆への頌歌にまで高めた。当時のヨーロッパ・ロマン主義思想を広め、スロヴェニア民族意識の高揚に努力した。そしてスロヴェニア語の独自性を唱え、文学鑑を刊行し、あらゆる民族の平等を主張。今年は生誕200年。本国はもちろん、日本でもシンポジウムが開かれる。

ツァンカル(1876−1918)
スロヴェニア生まれ、ウィーンで工芸を学ぶが身につかず、ジャーナリズムと文芸に転ずる。処女詩集『エロチカ』(1899)はあまりにも反社会的だとして、リュブリャーナの司教にすべて焼却された。多くの短編、中編、戯曲、政治的文書を著したが、代表作は少女の心理を洞察した『マリア養護施設』と(1904)と社会悪を暴いた『下男イェルネイと正義』(1907)、モダニズムを導入して、スロヴェニア現代文学の開祖となった。正義の闘士でもあった。

ドラゴ・ヤンチャール Drago Jancar
作家。1948年にスロヴェニア共和国マリボールに生まれる。1974年、「反体制思想宣伝」で拘置される。フルブライト奨学金を受け、アメリカ合衆国へ留学。1987年から91年まで、スロヴェニア・ペンクラブ会長。現在、リュブリャーナ市のスロヴェンスカ・マティッツァ出版社編集長。小説『小型ガレー船』『北極の輝き』『北緯45度』『青い顔の罪人』『絢爛たるワルツ』『ダイダロス』『ゴドーを追いながら』。これらの作品はドイツ語、英語、ロシア語、ポーランド語、ハンガリー語などに翻訳されている。

Ales Debeljak

Edvard Kocbek( )

Oton Zupancic

Srecko Kosovel

Prezihov Voranc(Lovro Kuhar)1893-/Kajetan Kovic/Dominik Smole/Ivan Potrc/Vitomil Zupan 1914-1987/Ciril Kosmac/France BALANTIC,1921-43/Vladimir BARTOL,19031967/France EVK11890-1970/Matej BOR-Vladimir PAVSIC,1913-/Peter BOZIC,1932-/Ivo BRNCIC,1912-1943/Andrej BRVAR,1945-/Izidor CANKAR,1886-1958/Valentin CUNDRIC,1938-/Milan DEKLEVA,1946-/Karel DESTOVNIK/Kajuh,1922-1944/Fran ELLER,1873-1956/Fran Saleski FINZGAR,1871-1962/France FORSTNERIC,1933-/Ervin FRITZ,1940-/Iztok GEISTER-L.G.PLAMEN,1945-/Cvetko GOLAR,1879-1965/PavelGOLIA,1887-1959/Fran GOVEKAR,1871-1941/Alojz GRADNIK,1882-1967/Niko GRAFENAUER,1940-/Igo GRUDEN,1893-1943/Slavko GRUM,1901-1949/Matjaz HANZEK,1949-/Andrej HIENG,1925-/Branko HOFMAN,1929-/Alojz IHAN,1961-/Anton INGOLIC,1907-/Gustav JANUS,1939-/Miran JARC,1900-1942/Joze JAVORSEK,1920-/Vida JERAJ nee VOVK,1875-1932/Vladimir KAVCIC,1932-/Dragotin KETTE,1876-1899/Mle KLOPCIC,1905-1984/Ciril KOSMAC,1910-1980/Miroslav KOSUTA,1936-/Lojze KOVACIC,1928-/Kajetan KOVIC,1931-/Ferdo kOZAK,1894-1957/Jus KOZAK,1892-1964/Primoz KOZAK,1929-1981/Lojze KRAIGHER,1877-1959/MiSko KRANJEC,1908-1983/Marko KRAVOS,1943-/Bratko KREFT,1905-/Etbin KRISTAN,1867-1953/Zofka KVEDER,1878-1926/Anton LESKOVEC,1891-1930/Vladimir LEVSTIK,1886-1957/JoZa LOVRENCIC,1890-1952/Rudolf MAISTER,1874-1934/

 

  〈参考〉

Flaneur ―― Slovenian Magazine (June 1994)

p50-53 Prisoners of Freedom by Alex Debeljak

p57-59 Danse Macabre by Vosilij Krivec

 SLOVENIA Quartery Magazine (Summer 1994)

p 44-46 Fran Levstik

p 58-64 A Nation Born of the Spirit of Poetry

 SLOVENIA Quarterly Magazine vol. XII Summer No. 2/98 “The Cosmopolitan Mind of Louis Adamic”and “The Native's Return by Louis Adamic”by Ales Debeljak

TIA Press

MLADINA

ISO Latin-2 | (ISO Latin- 1)
Studies in Slovene Literature
Slovene Fiction (whole html- texts)

 

Some Slovene Literature,available in English

Order Slovene books by e-mail from Slovenska knjiga (http://www.slo-knjiga.si/knjigarna/). For the books published in the USA, check http://ww w.utc.edu/~engldept/pm/pmhp.html or Poetry Miscellany Chapbooks (3 $ each), ed. Richard Jackson, richard-jackson@utc.edu

 

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マルヤン・アマリエッティ

 

異色のひと

Dr. Maja Milcinski Assistant Professor,University of Ljubljana,Slovenia
マヤ・ミルシンスキー/ スロヴェニア・リュブリアナ大学助教授

主な著作:スロヴェニアでは初めての四書、易経、道家−老子、荘子、列子、雨月物語など、東洋哲学や日本文学書の翻訳多数。『無と静寂への道』等著書及び論文多数。その他東洋哲学の分野でのシンポジウムも多数開催、世界各国で開かれた国際研究学会で活躍中。

 

Tell the truth and run.---Yugoslavia Proverb (本文から)

ユーゴスラヴィア崩壊にも関係する半世紀余前の問題作。さまざまな妨害・脅迫のために著者アダミックの死後に出版された。しかも「鷲とそのルーツ」は彼の膨大な原稿の一部。この作品についてはスロヴェニアのリュブリャータ大学教授 Dr.Janja Zitnikの5冊の著書・研究成果を基にいずれ LOUIS ADAMIC IN JAPAN の中で紹介したい。以下に目次を挙げておく。

『鷲とそのルーツ』ルイス・アダミック著 1952年

The Eagle And The Roots by Louis Adamic
 
 First Greenwood 1952/Reprint Doubleday & Company,Inc.,New York 1970*Preface Stella Adamic& Timothy Seldes

FOREWORD
Because of the author's death,the final work on this book was done by the undersigned.The editing consisted of cutting about a third of the text,along lines the suthor had suggested or we were reasonably certain he would have followed.No other changes were made.The body of the work is as the author wrote it,except for the following cuts:
one long chapter describing the world situation.It had grown to such proportions that the author came to the reluctant conclusion that it would have to be published separately;
a chapter about Old Yugoslavia,describing conditions that led to the revolution.This material is covered implicitly and explicitly in the rest of the book and in two of the author's earlier works on Yugoslavia -The Native's Return and My Native Land;
a final chapter which repeated ground already covered and which would not have appeared in its original form in any event;
routine tightening and minor deletions:footnotes,asides,references,and restaments that impeded the flow of the story.
The author often mentioned how much he appreciated the sympathetic patience and encoragement of Bucklin Moon,his first editor,at Doubleday.

STELLA ADAMIC
TIMOTHY SELDES

Book One
One:I really wanted to go to Russia first,but-- 1
Two:The White City is really white,also very red and somewhat blue 21
Three:Figures in a taut moment…and question:What is America? 51
Four:”Hero Tito! Hero Tito! Hero Tito!…”A“beginner” looming out of human nature 85
Five:Talking at the confluence of unparalleled events 116
Six:My family…and dead poets…and the trouble with giants 143
Seven:The false…spring…and the eagle 171
Eight:Operation Bootstrap…“Coming up out of the dugout,out of the filth”176
Nine:Tumut within “the heart of a heartless world”…and the gray prior’s silence 202
Ten:Wading in a scoop…and the eagle’s ordeal to free himself 232

Book Two
One:The beginning of a“beginner”…or,The boy is the father of the man 262
Two:The way through the underground toward something bigger than himself 312
Three:Twists and turn in the labyrinthine underground 350
Four:The climax: “Death to Fascism! Liberty to the people!”405

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Shouzou Tahara (Japan)
Louis Adamic In Japan 
Guide of Noted Slovene-American Immigrant Author Louis Adamic 
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