『奄美和歌集-万葉歌を超えて』 文 英吉著 一部紹介しています
奄美島歌の本領はその詩的方面よりもむしろ音楽的方面に多く存する。従ってその旋律メロディーを活字によって紹介できないのが残念である。

島唄の価値 唄者と島唄 世紀の焔 絵かき 共に学ぶ 南風 雲は天才 歌1 歌2 歌3 歌4 歌5 歌6 歌7

奄美を撮るFoto Artist Ryo

 

 

『奄美和歌集』

-万葉歌を超えて-

 

 

かん美らさ照りゆるお十五夜ぬお月

  加那が門に立てば曇てたぼれ

 

斯くも美しく照り渡る十五夜のお月様よ、彼女の門に立つときは曇って下さい。その情景、その格調、朗々吟ずべき自らなる詩であり音楽である。

(きょ)らさは美しいの意。門はじょと読む。加那(かな)は愛人、彼女の意。

 

-------------------------------------------------

 そてつ葉ぬ露や骨からどはりゅる

    きもちゃげぬ目なだ吾胸はりゅり

 

蘇鉄の露は葉脉をつたって流れる。愛人と抱擁するとき愛人の涙は私の胸を流れる。蘇鉄葉の構造が、人間の脊髄を中心に肋骨が両方に分かれているようによく似ているところから、そして露が葉脈をつたって流れるのと涙が胸を流れるのとそっくりなので、この歌が生まれたのであろう。きもちゃげぬ、は可哀相な、なだ、は涙の意。

 

JAZZ AGE に戻る
------------------------------------
Copyright 2000-2009 : All rights reserved.
Shouzou Tahara (Japan)

Louis Adamic In Japan 
Guide of Noted Slovene-American Immigrant Author Louis Adamic 
Blog–Immigrant Download Ebook for World Diversity!