『奄美和歌集-万葉歌を超えて』 文 英吉著 一部紹介しています
奄美島歌の本領はその詩的方面よりもむしろ音楽的方面に多く存する。従ってその旋律メロディーを活字によって紹介できないのが残念である。

島唄の価値 唄者と島唄 世紀の焔 絵かき 共に学ぶ 南風 雲は天才 奄美を撮るFoto Artist Ryo 

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『奄美和歌集』

-万葉歌を超えて-

 

 by pakuri

 

 舟走らし美らさ宇宿にゃとがねく

  舟浮けて美らさ秋木名津代泊

 

舟を走らせて美しいのは笠利町宇宿の海である。舟を浮かべて美しいのは同じく笠利町秋木名の津代泊である。流麗鮮明な歌である。さらに歌調の美しさは現地に行ったことのある人なら、その実際がよく分かることであろう。走らし、はらし。美らさ、きょらさ。宇宿、うしく。秋木名津代泊、はきなぬちしろどまり。

 

 

  長雨きりゃがれば沖やとれどれと

     沖やとれどれと七島見ゆり

 長雨が降り上がると沖は静かに凪ぎ渡って、今まで見えなかった多くの離れ小島がはっきり見え出す。

 南国特有の大粒の雨が思いきり降って、それが晴れた後のすがすがしい海上の眺め、そこに多くの離れ小島が手に取るように絵の如く浮き出ている光景は、島でなくては見られぬ情趣である。この歌はこうした想像するだにすがすがしい雨後の南国景情を、最も印象的に絵画的に歌った名歌であって、このような客観的な朗詠ぶりはわが民謡には他にあまり見られない。とにかく特色ある歌である。

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ながめきりゃがれば うきやとれどれと うきやとれどれと ななばなれみゆり

NAGAME KIRYAGAREBA UKIYATOREDORETO UKIYA TOREDORE NANABANAREMIYURI

 

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Shouzou Tahara (Japan)

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