の幸ちゃん

―年末・年始号が同時に掲載された22年一月号はユニークでしたネ。
 連ちゃんのアイデアが光っていて感動しました。私も、今年、今以上に読者の皆様方に感動を与えられたら…と祈念しつつ、原稿を書こうと思った次第でした。
―昨年、10月、(みそおでん)を作って寮内の35人位に食して貰った。
 自分の部屋に大鍋が無いので、食堂の調理人から借りた。
 皆、旨かったと絶賛の嵐(?)
 迫様の奥さんに作って貰った、みそおでんを想い出して作った私でした。

『新潟の豪雪』
 昨年12月末から、5回に渡って大雪が降り、現場へ行っても、宿に帰って来ても「雪かき」の毎日。
 車の上や、宿の屋根、駐車場も次々と、皆の車が出られる様に除雪。―福井、北海道、新潟で2回。4シーズン目の雪Life。
 南の人間が「北の男」に変化しつつ有ります。

☆昨年10月の話。まゆ毛からフケが出始めて、やたら眼鏡が白い粉で汚れるので、マユ毛を一気に剃ってしまった。気付いた人々が大笑い。その後、一ヵ月位に元通りに生えて来たけど。

☆今年2月の旅
「十日町雪まつり」へ出かけ様と出発したが、手前の街で猛吹雪。一〜二時間も車を止めていたら、埋まりそう。諦めてUターンして帰って来てしまった。

『去り行く人々』
 現場事務所で話し始めて。気の合う人間とは温泉にも行った。S・Kも昨年で引き上げてしまい、彼の後輩(中学校)のYとも、友達になり、温泉巡り。イラストの旨い青年だった。彼も一月で引き上げてしまい、大阪のNさんは帰郷すると毎日、御土産を買って来て呉れて…。話を聞けば、実家は熊本だし、ケッコー仲良かったのだが、2月で敦賀へ3ヵ月、別出張。三連休が取れたら、会いに行きましょうか。
―現在、毎日の様に部屋に遊びに来る、いわき出身のTさんはバツイチだけど、私を気に入って呉れて、ドライブだの温泉だの、食材を購入して来ては私の部屋で飲み会。週末は殆んど一緒だが、彼も又、二月一杯で、福島へ帰省。出会って仲良くなって来たのに次々と皆去って行くのです。今、私、本当にブルーです。―今、又、話したい、友達になりたい青年が居るけど、彼も又、いつか私の前から去って行くのでしょうか?いつも一人ぽっちで、ちょっぴりカゲリが有るのです。何か人生に悩みでも有るのでしょうか。「会うは別れの始まり」って云うけど、この二〜三年で何度も体験してしまいました。
→年が明けてから、少しずつ、仕事は減り、段々と何社かの、人々が引き上げて行った。当初の半分以下に事務所の人間も減って、人べらししている。三つ有る宿も、二カ所に集約する為、三月一杯で別の宿に引越、予定。又、新生活の状況を書きます。

『弁当、大異変』
 事務所で業者さんからの注文弁当を食べていたが、油っこいし、やたら太る。今年から自前弁当を作り始めた。それを知った人々が残り(?)野菜や肉を持って来て呉れる。自分なりの薄い、サッパリ系の味にして弁当を持参するので、3キロもやせた。いわきのTさんは米30キロ、野菜5千円相当の物を、実家に頼んで、送って呉れた。一緒に色々な調理方法で、別に買って来た食材を足して、週末は飲み会パーティやっております。
 本当に「持つべきモノは友達」なのでしょうか。ケッコー助かっております。少しずつ、節約できて金も貯まるのかナ?!
『ワラぶき屋根の温泉』を見つけた。
 新潟県日本海側を走破する国道八号線。糸魚川(いといがわ)から、山手へ入り込む事15分。車でちょっとだ。温泉旅館なので、湯舟一個だが、道添いに、ワラぶき屋根の温泉は有る。温泉内で、野菜も販売していたので、人参とネギを買い求めた。
 売店の主人が、「キズ物だけど…」とリンゴを4個、サービスして呉れた。嬉しい温泉旅館だった。

『新しい宿』へ引越した。新潟に有る大元請けの寮だ。寮内に流し・洗面・冷蔵庫・洗濯機等有り、とても便利だ。トイレだけが、共用で廊下に有る。食堂だの、入浴室も近い一階に住んでいるので便利だ。スーパーまで車で10分。近くに歩いて10分の処に居酒屋も見つけた。
 又、新しい生活が今年始まりそうだ。

『宿舎近くの居酒屋』
 一年前にオープンした、その店は明るく、キレイだ。マスターが以前、寿司屋勤務だったと云う事で、メニューの他にネタがあれば、寿司も握って呉れる。寮から歩いて5分位。楽しい夜の食生活が出来そうだ。

『ゴールデンウィークが』4月29日〜5月9日迄の11日間と決まった。秋田の男鹿半島や、山梨、長野〜岐阜等を車で温泉巡りで回ってみたい。
 暖かければ車中泊。寒い夜は安いビジネスホテルで。予約してないのでGWの宿泊は大変そうだが、夏の暑さの前に、回遊して来ます。その結果は又、後日、広報で。

『K太への弁当』
 今の職場の班長で有るK太。結婚して子供も居るが、「お小使い」少なそう。私も今年から事務所弁当、やめて、自炊中。「残り物でも良いからおにぎり2個で弁当、作って来てヨ」とK太班長。有り合わせの食材を詰め込んで、おかず、漬物、少な目のサラダで毎日、届けてます。小さな声で「おお」とか「有りがと」とか、「ごちそう様」と、返事して呉れる。北海道、苫小牧の会社(元請け)だが、仙台に棲んでいる。先日は、K駅近くの焼き鳥屋さんで一緒に飲んだ。―普通、焼き鳥屋さんって、焼き過ぎてコゲが付いて炭にしてしまうが、そこの焼き鳥は半生状態で出て来る。実に旨い!!新鮮な証拠だ。次回、近くのビジネスホテルに泊まってでも、思う存分、食べてみたい。

『前の宿』の近くに鉱泉が有るのを4月中旬に知った。早く知っていれば、宿から近いので、毎日でも通ったのに…。
 今度、一回下見がてら、行ってみて、又、結果は報告します。


 東京花便り その十二
         斉田 万吉


百花繚乱の春本番といいながら、なぜか日本人は桜の話題に偏ってしまいます。昨年4月に書き始めたこの花便りは、やはり桜でスタートしています。
花冷え、花曇りの日が多かったのですが、今年も各地の桜を見て回りました。
千鳥ヶ淵の近くに二松学舎大学・千代田キャンパスがあって、その13階のレストランから北の丸公園が見下ろせるという情報を仕入れ、友人と出かけました。まだ八分咲きくらいでしたが、その日は天気もよく、950円のランチで高いところからの花見を楽しむことができました。
国立劇場の前庭や皇居東御苑では、珍しい品種の桜を愛でることもできました。
子供の頃「ワシントンと桜の木」の逸話を聞かされ、親や先生から「正直であれ」と教えられましたが、それが作り話だったということを知って、自分の子供たちには一度も「ワシントンと桜の木」の話をしていません。
「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」なんてことをいいますが、桜は枝が折れたところや切り口から腐りやすく、とくにソメイヨシノはテング巣病という怖い病気になりやすいそうで、ほったらかしでは枯れてしまうそうです。
ソメイヨシノは種ができない品種なので、接木などをして植林で増やします。成長が早いのですが、その分寿命が短くて60年ほどといわれています。桜の名所といわれる地区や公園では、地域住民や自治体が大変な苦労をして管理しているようです。
今日、日本で桜といえばソメイヨシノが代表格ですが、オオシマザクラとエドヒガンザクラの交配種だといわれ、江戸時代末期に染井村(現在の豊島区、駒込や巣鴨のあたり)で生まれた品種だそうです。
映画やテレビの時代劇で、江戸以前の話なのに、ソメイヨシノと思しき桜並木が出てきて違和感を覚えることもあります。
JR駒込駅前には「染井吉野桜記念公園」があり「染井吉野櫻発祥之地」という案内板が設置されていますが、桜はさほど多くありません。
駒込界隈では、染井霊園や六義園などが桜の名所として知られています。

 花嵐幼き子等と門を入る  竹帚  


                            
  
  蓮太郎 

 二男が鹿児島の店を閉めて指宿でらーめん屋さんを開いてくれることになり、3月末で市民会館の仕事を辞めた。勿論、手伝う為にである。
 4月9日にオープンが決まったのでチラシを作って知り合いに配り、よろしくとお願いした。だがオープンの2日前に水漏れが発生し、急遽延期。
聞けば鹿児島の時もあったようだ。その時はそんなに感じなかったが、落ち込む息子を見て、夫婦二人で落ち込んだ。でも数日経ち三人とも元気が出て来た。
 寝る時考えた。親に喜びと心配を掛けるのは親孝行なのかもしれないと。 
「親子は一緒に住むべきでない」が持論であったが…。
 何はともあれ、4月末にはオープンしていると思いますのでよろしくお願いします。親ばかをお許し下さい。



 「五感」         皓以兆

 五感とは 目・耳・舌・鼻・皮膚を通して生じる五つの感覚。視覚・聴覚・味覚・嗅覚(きゆうかく)・触覚のことをいいます。今年 縄文の森をつくろう会が魚見岳の市の土地を借りて、森を整備することになっています。今からどういう森になるか創造するだけでわくわくします。そこで私なりの夢を語ってみたいと思います。 まず一番大事なことは、その森に人が行って見たいという気持ちが持てるかということだと思います。せっかく森を造成しても誰も訪れないでは意味がありません。五感を刺激する森を作りたい、訪れたい、人を誘って行きたいそういう森です。
 そこでまず視覚。「見ること」そこの森は若葉が芽吹き、緑を初めとして、いろいろな色が楽しめる森。冬の葉が全部落ちた木々。これは葉が茂っているときでは判らない枝の形が理解できます。春には冬の間溜め込んだエネルギーがいっせいに放出され、木々の若葉や花を楽しめる。 夏には春より濃くなった緑の森。秋は紅葉していろいろな色で彩られた森。一年中 空や海をバックにした森の移ろいを楽しめる森です。
二番目に 聴覚。 冬は自然の厳しさを、春は鳥のさえずり、夏は葉っぱのこすれたサワサワした耳に優しい音。秋はやさしいそよ風と森の葉っぱとの共演。
三番目は 味覚。 きのこ狩りや実を食することの出来る森。グミやムベやムカゴやアケビなどいろいろな実を食することの出来る森。四番目に嗅覚。  オガタマなどに代表される匂いを楽しめる森。
五番目に 触覚。 触って痛かったり、気持ちよかったり、 昆虫がたくさん生息できる森。昆虫を触ってさわり心地を体験できる森。
こういった森作りです。 そしてこういう森になかなか行くことのできない人々を森に誘いたい。高齢者や体にハンディを負った人を森に誘いたい。そういった森が出来るといいなと思います。



■劇団はぐるま座公演
「動けば雷電の如く」
日時 4月30日 開演午後7時
場所 指宿市民会館
料金 大人2500円(当日3000円)
   中高1000円(当日1500円)
   小学 500円(当日 800円)
 劇団員の入江さんが二度程浮来亭に来てくれました。紙芝居をして頂いた後、一緒にお酒を飲んで熱く語ってくれました。浮来亭でも応援しようと入場券を預かっていますので、興味のある方は券の購入をよろしくお願いします。
■いつも言っているのですが、浮来亭は会ではありません。毎週金曜日(第一金曜日は縄文の森をつくろう会の例会)の午後8時に集まって、色々なことを話しています。気楽に遊びに来てください。



縄文の森をつくろう会より

●4月18日午前10時、揖宿神社で21年度の総会が開かれました。出席者は12名と少なかったのですが、事業・決算報告、事業・予算案も決まりました。役員改選で永年頑張ってこられた永田さんに代わり今村さんが新理事長に決まりました。又、副理事長に伊地知さんが就任されました。今後ともよろしくお願いします。
●昨年の事業の薩南地区の巨樹・古木調査した場所を巡るツアーを5月9日に企画したところ、当初予定していた30名をはるかに越え70名の参加となりました。当日の内容は後日お知らせしたいと思います。





 新年度入りして周りの風景も変わった人も居るでしょうし、殆んど変わらない人も居るでしょう。どっちに転んでもチャンスはあるのでは? 浮来亭の発行は原稿が続く限り続けたいと思います。





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