の幸ちゃん

『鹿児島も雪が降ったのですか?』
―新潟では26年振りの大雪と云う事で、2日で50p位の積雪有り。会社の車で、宿の駐車場の雪を押えて、道を作ったりの大忙しの私。自分の車も2日目には、カマボコ型に積もってしまった。立てていたワイパーも埋まる程に。―しまいには、屋根に登って、除雪。危ないのも覚悟の上で、足元の雪を押えながらも、ゆっくりと前へ、前へ。
 屋根のネダ(角柱が横に張っている所)に足をかけ、除雪。
 除雪中、落下して死亡する人が多いらしい。意地でも私は、そうはならぬように慎重に作業した。
『昨年で引き上げた人々』
 温泉に連れて行ったり、アイドル系やイケメン達と仲良くなれたのに、殆どが、昨年末で引き上げてしまい…、淋しい昨日この頃。
―だけど、現場の人々と次々と別現場で出会えて、新しい人々とも話が出来る様になった。挨拶程度で、これから友達になりたい人間も居たけど、故郷へ還ってしまったし。TEL(携帯)も教えて貰った人も居たけど。残った人々と、新しい出会いをするしか無い。
『事務所の弁当』
 一ヵ月、9300円位の弁当。業者さんが持って来るが、油っ濃くて、味が濃い。私の健康に取って余り、良いとは思えない。
 この出張に来てから、体重が増えた。自分なりのダイエット弁当を持参しようと、業者さんの弁当を今年から、止めた。
 宿の自室でカセットコンロ、灯油のストーブを活用して、おかずや、飯を炊く。生野菜や、肉少々の野菜多目の惣菜を作り、自前弁当で、出勤中。―お陰で体重3s減った。春頃までに、もう3〜4キロ、減らしたい。
『ミュージカル映画/今昔物語』
 昔、小学校の頃だったか、白黒映画をTVで放映していたミュージカル物。野球スタイルで色々とポーズして、ダンスして唄っていた。どうも、当時、私の好みでは無かった。
 処が「サウンド・オブ・ミュージック」を観て状況は変わった。音楽好きになっていた私に取って、一部始終、好きな曲が出て来るワケだから。好きな映画はサントラ盤も購入したりした。
 歴代的には「サタディナイト・フィバー」や「フットルース」が有る。ナカナカ、その後、余り良い音楽映画は出ていない。
 ―時代も変わって、音楽映画は創りにくい環境になったのかも知れぬ。
(関連して)『DVD音楽映画の曲をダビングしようとしたら』
 DVD映画の中にお気に入りの音楽を見つけた。チャプターコーナーで連続して音楽を聴ける所も有り、テープにダビングしようと、TVからのコードも購入して来たのに、ダビング出来ない様になっていた。甘かった。別にサントラ盤は販売されているのだから。
 企業も抜け目ない。私みたいな事を考える人を予測していたのか?
『最近のCDラジカセの音が良すぎる』
 東芝製のCD―テープラジカセを購入した。
 北海道にも一台、持っているが、CDを聴けなくなってたので再購入。幅20センチ×奥行き13センチ×高さ10センチ位のコンパクトな商品だが、ステレオ感が凄く良い。テープに吹き込んでも、この曲、こんな演奏箇所(パート)、有ったっけって言う位、別の音も入っている気がする。再生能力が5年位の物とケタ違い。びっくりした私でした。少しずつメカは成長している時代ですね。

『変化しつつ有る性格』
 今の職場の人間が荒っぽいので、私も昔の優しさを少し棄てて、少々、荒っぽくなって来た。
 いつまでも優しい言葉では通じないので、時々キツイ言い方もする。その位、言わないと効き目は無いし、なめられるからだ。私にだって出来ない事は有る。出来る人に教わって、今、以上に成長したいと考えている。
―人生、一生勉強ですね。現場に若い人も居れば、大先輩も居る。付き合いが難しいのは今も昔も一緒ですね。
『新潟雪地獄』
 宿の駐車場は広い。大雪が昨年末から2度も3度も積もって、仕事の現場でも、まず雪かき。宿へ帰れば、又、雪かき。今年に入って、弁当も野菜中心の手前弁当にし、仕事とプライベートはハードになり、体重は3キロも減って、又、更に3〜4キロ、減らしたい考えです。



 
 蓮太郎   

 目覚ましが鳴っている。
 でも、いつもの音と違っているし、遠くから聞こえているようだ。これは夢なのだと思ったがそうではなかった。目覚ましを止めたのだけど訳が判らなかった。
 いつものように朝風呂に入ろうと浴室に入ったら、ぼわーんと耳鳴りがした。確かに密室だけど密室のような感じである。
 そこでやっと気がついた。耳の調子が悪いのだと。そう言えば、最近声が大きくなった。普段でも大きかったのに、さらに大きくなっていたのではと少し恥かしくなった。
 恋女房に話したら、心配もせずに「耳と鼻の穴を塞いで息を吐き出すのよ」と言われ、そうした。すっきりして聞こえが良くなった。やっぱり持つべきものは女房だと自分を褒めた。
 2〜3日調子が良かったが又聴きづらくなった。悪いことに夜中に耳が痛くなり、寝れなくなった。気を紛らすためにテレビを見たが右の耳は殆ど聞こえない。鼓膜が破れたに違いない。耳だけでなく心も痛くなった。それでも少しウトウトできた。
 左の耳も聞こえなくなったらどうしようとかなり落ち込んで、永田耳鼻科に行った。直ぐに診察室に呼ばれた。入ったら和人先生が「どうなんですか?」と症状を聴いてきた。いつもは飲み友達だが今日は先生と患者であるから、神妙に症状を伝えた。「見てみましょう」と言い、耳の中を見てくれ「耳垢ですな」と一言。途端に心の傷は治ったので、早速、看護婦さんに手を握っていてくれたら心強いと訴えた。でも「私は頭を押えます」と断られた。直ぐに耳垢は取られ聞こえるようになった。
 数年前に米粒大の耳垢を取ってもらったことを思い出した。今回はそれほどでもなかったが、やはり大きなのがあった。耳の中が乾燥しているので耳垢が溜まる体質らしい。お礼を言い待合室に行ったら知り合いの方が居た。身も心も治ったのでつい「安間だから目が悪くなるのは覚悟していたけど、耳が悪くなるとは思わなかった」と軽口を言ってしまった。これから診察を受ける人だったので冗談が通じにくかったのか返事が重かった。
 寝る時に今年の年賀状に「とにかく健康でいたい」と書いたことを思い出した。この一週間を考え、もっと真剣に健康でいたいと思わなくてはと反省した。


 東京花便り その十一
                斉田 万吉


 暖冬に慣れていたせいか、今年は立春を過ぎても寒い日が多く、コートやマフラーのお世話になることが多かったように思います。
ツバキは木に春と書きますが、梅とともに早春の寒い時季から春の足音を感じさせる花の代表格です。山茶花と違って花びらが散るのではなく、花のままポトリと落ちてしまいますが、それもまた風情があります。落椿を水盆に浮かべたり、苔の生えた岩に載せたりするのも楽しいものです。
ツバキは栽培品種も多く、赤い花のイメージが強いようですが、赤系の他に白系、ピンク系、斑(まだら)系があり、花弁の数も様々で、わが国だけでも2000種を超えるといわれています。バラのような花を咲かせるピンク系の乙女椿などは、最近街路樹としても時々見かけます。
黒沢明監督作品として有名な映画、三船敏郎主演の「椿三十郎」で、椿屋敷の泉水から真っ赤な椿が流れてくるシーンを思い出しますが、モノクロ映画で花の色をより赤く表現するために、黒く塗った花を使ったという撮影秘話を知りました。
船で行くには熱海からのほうが近いのに、行政区としては東京都になる伊豆七島。三原山やアンコ椿で有名な伊豆大島には300万本以上のヤブツバキがあり、2月から3月にかけて椿まつりで賑わいます。
3年前に熱海から高速ジェット船で行きましたが、島中どこにも椿があることがよく分かりました。船からも島からも、空に浮かんだように見える富士山がきれいでした。
落語を聴くために東京・三宅坂にある国立演芸場によく行きます。最寄りの駅は地下鉄の永田町もしくは半蔵門ですが、道を隔てたところが皇居なので、運動を兼ねて千鳥ヶ淵公園〜千鳥ヶ淵緑道〜九段下〜JR水道橋駅を約1時間歩いて帰ります。
過日も寄席が終わってそのコースを歩きましたら、千鳥ヶ淵公園にヤブツバキがたくさんあって、真っ赤な花が咲いていました。
樹木の解説標示には「季節センサー・ヤブツバキ」「すでに原生林の大部分が失われている日本の常緑広葉樹林帯の代表的樹木です」等と記されていました。

 
待ち人の来るまで遊ぶ落椿  竹帚


 縄文の森をつくろう会より
 
●2月28日(日)午前中に、「御領ヶ池」と「二反田川」で県から派遣された「環境学習アドバイザー」の盛山さんから説明を受けながら、野鳥観察会を行いました。天気も良くて40名ぐらいの参加があり、楽しく観察会ができました。



●イギリス大使館から2002年に頂いたイングリッシュ・オークの木が、元気がなくなっていたので、ケナフ畑(タイヤショップまさるの下)に、保護されていましたが、元気に生長したので、3月14日(日)午前中に、指宿市所の玄関前に移植しました。
見に行って下さい。




「山桜」   皓以兆

2月28日に喜入から指宿スカイライン方面に向かう途中、喜入の淵田地区に鹿児島で最初に咲く山桜を見に行ってきました。ちょうど満開でした。道路沿いに咲いていて樹高も高いせいか、ほとんどの車が立ち止まることなく過ぎ去っていきます。この桜は「山桜」で樹齢80年ぐらいといわれています。
真っ白い花をいっぱいに咲かせて、とてもきれいでした。
今、魚見岳も山桜が見えます。登山道からは見えにくいため、遠くから見るほうがよく見えます。
山桜は花といっしょに葉っぱもいっしょに咲く種類が多いので、「ソメイヨシノ」と区別されます。ソメイヨシノは花が咲き終わった後、葉が咲いて来ます。
今、私の住んでいる玉利公民館前の山桜が満開です。ソメイヨシノが普及する前は山桜を植えていたらしいです。
山川成川地区にある鷲尾岳も桜の名所です。まず、「オオシマ桜」や「オオヤマ桜」などの山桜が先に咲き、その後を追って「ソメイヨシノ」が開花します。日本中、桜の開花が4〜5日ぐらい早まっているそうです。これもいわゆる温暖化のせいでしょうか?
沖縄や奄美大島の「寒緋桜」がまずピンクっぽい花を咲かせ、そのあと「河津桜」が淡いピンクの花を咲かせます。フラワーパークの「伊豆の踊り子(河津桜の一種)」のピンクの花と「アカシア」の黄色の花のコントラストはすばらしく、とても綺麗です。奈良時代中国から伝わった「梅」もいまいち日本人にはうけいれられず、その後は桜が日本人のフィーリングに合っていったと思われます。
山桜は花期も長く、昔の人はその花を愛でていたそうです。「ソメイヨシノ」は江戸時代の造園師がつくりあげた木です。山桜と比べて寿命も50年ぐらいといわれます。又花期も一週間ぐらいと短いです。この短さが日本人の琴線に触れるのかもしれません。桜はシロアリが巣食うということで、あまり庭には植えられませんが、私はあまりきにせず2本の「ソメイヨシノ」「河津桜」「寒緋桜」を植えています。「ソメイヨシノ」はたくさんの蕾を付けており、開花が待ちきれない感じがします。日々、暖かくなっていきますが、他の木々も蕾を抱え、開花の準備をしています。
友人と3月末、都城の母智丘公園の桜を見に行く予定です。今から楽しみです。南薩地方では、知覧や川辺の岩屋公園が桜の名所です。



■水産関係の仕事をされていた後藤さんが浮来亭に遊びに来てくれました。貝が減った話とか奄美のもずくとか色々楽しい話でした。
 菜の花館の今後はどうなるのか?との話もでた時に後藤さんが外国の資本を利用すればいかがですかと言われた。台湾とか香港の会社を誘致すればいいのではないですか。とも言われた。皆でなるほどと納得した。
 いつものメンバーで話すのも良いのですが視点が違う方の話は大変面白いことが良くわかりました。
 浮来亭の読者の皆さんも是非顔を出していただけたらと思っています。
■毎月の最初の金曜日は縄文の森をつくろう会の例会として集まって会議をしていますが、それ以外の金曜日は浮来亭です。会ではないし、規則なんてありません。お酒を飲む方は千円払っていただければいいし、持参していただいてもいいし、お酒を飲まない方は千円も要りません。







 私、個人的にはプロ野球が始まり大変嬉しいです。だから、浮来亭も頑張ります。







トップページへ