の幸ちゃん

「拝啓、浮来亭読者様」
昨年、富士山迄、50歳代の日本半周の記事を書いた。その後日談で有る。――北陸で旅館経営をしているY氏からTELが有ったのは九月下旬。十月から三月迄、来客が見込めそうなので、ふぐ料理の手伝いをして呉れないかとの話。面接を兼ねて再び旅に出た。――一日目、昨年と同じく阿蘇・高森の民宿へ。「ここへ来るとホッとしますね」と語ると女将はドンドン語り出し、知人のおかげで『ガンバリ屋』の女将と云う事で漫画家、川崎のぼる先生のモデルになったとの話。十月に発行されるらしい。
 二日目。大分・佐賀関〜愛媛・三崎へフェリーで渡った。高知・桂浜の国民宿舎に行く予定だったが、連休で予約組みが多いと予想し、駅前のビジネスホテルへ。
 三日目、高松〜岡山へフェリーで。面接後、客が多い時と十二月は必ず来て欲しいとの話だった。結果はいづれ又、書きます。昨年に行った時は後ろ髪、引かれつつも、若い20代で出会った青年に最後の再会と思っていたが、又、こうして再々度、来とは……。旅館で20代の日本一周の事を思いながら、寅さんみたいに、海猫の鳴き声を耳に書いております。――北海道まで行く予定で鹿児島を出て来たが、飛行機代も冬に必要かも知れぬので断念。宝くじでも当たれば……とつくづく考えている今日、この頃です。
『歴史は繰り返される』と云うがアメリカ映画のリメイクやパート3がドンドン来る。'70年代の「ポセイドン・アドベンチャー」は「ポセイドン」となって。タイタニックみたいな船の沈没物語です。「スーパーマン・リターン」も25年振り位?「ミッション・インポシブル」も。でも「タワーリング・インフェルノ」はリメイクされないでしょう。貿易センタービルのテロ事件を思い起こさせるから?邦画では「日本沈没」がリメイクされた。年内、次々と又、別の映画も上映されるのか…? ★天文館のシネシティ文化も休館したが、昔みたいに2本立の再映画館が有っても良いのでは?ビデオ(テレビ)で無く、銀幕でもう一度、観たい映画も有るのでは……。 
『我が家で足湯』自宅で炭を作る為、角材を燃やし、温湯に足をつけ、椅子に座って火の番。少しずつ温かくして行き30分。肌にヤンワリ小汗をかく。無料のサウナみたいだ。新陳代謝の為には汗かくべきだ。 
『あ〜もったいない!ケチケチ・リサイクル』キャベツ・白菜の芯は周囲の葉を少し残して畑(土)に差しておくと、葉の合間から新芽が出て花が咲き、種子が出来ます。その種子を植えたら2p位の白菜が今、育ちつつ有り、虫に食われなければ、9月頃、鍋用か? 『こんな店員は嫌いだ』店内に入ると監視するかの様に客を目線でズーッと追っている。「いらっしゃいませ」「有難うございました」等の挨拶もロクにしない。聞いても返事も出来ない。「判りません」とか店長に尋ねて来ますとか対応すれば良いのに。商品知識も無く、深く尋ねると、「私はバイトですから」と逃げ腰。マニュアル通りの会話しか出来ず、別の質問をするとキョトンとしている…等々。 
『新・大豆のつまみ』大豆を一昼夜、水につけ戻す。軽く煮て、麺つゆ対醤油を半分ずつ入れたダシに浸して、冷蔵庫で一晩、冷やす。翌日、旨い酒のつまみになる。固いゆで、柔らか目は、お好みで。 
『愛のコンチェルト』って曲、御存知ですか?初めて聞いた時、良くこんな曲作れるョと感動!!背筋がゾ〜ッと震えたのを覚えています。次にビージーズの「マサチューセッツ」と云う曲でした。二曲共、中学時代に。 思春期の良い思い出の曲です。 
『ケチケチリサイクル』植えても生育の悪い野菜は途中で抜いて土に埋め込み、肥料にしています。種子代金が肥料代になったと考え、次の野菜を植えています。NHKの園芸番組で一つのプランターにじゃが芋等の根菜と葉物野菜と、キュウリ等の実物と同時に植え、葉物は間引きして食べれば良いと放送していました。 鹿児島は土地が広いので、こんな菜園をする人も居ないでしょうが、私の家では半分は発砲箱に作っているので「NHK方式」として、すき間に次々と野菜だの花だのと植え込んでいます。TVの別番組では、野菜と雑草が張り合って、子孫を残そうと野菜も元気になるそうです。トマトも肥料や水を余り与えない法が甘くなると野菜農家の人が言ってました。虫に喰われた野菜はアキらめて、次の種子や苗で力強い野菜に期待して、私も土と天気と(?)戦っております。大量収穫出来たら「浮来亭」にも送りましょうか。 
『温泉代金』が値上がりしたが温泉水がぬるくて加温している処はボイラー代金が値上りしたワケで、熱い温泉は加水しているので、前の値段です。天然温泉水の温泉に行きましょう。「当温泉はカケ流しです」と書いて有っても湯舟から、こぼれていない温泉も有ります。どうなってんの?


「ドンガバチョ」
              今村俊一


 皆さんは、「ドンガバチョ」を知っていますか?
では、「ひょっこりひょうたん島」を知っていますか?
今から約40年ぐらい前の、昭和39年ごろから、夕方6時前にNHKであった人形劇です。その頃私は、中学3年生でした。毎日(月曜日から金曜日)夕方が楽しみに見ていました。「ドンガバチョ」は、「ひょっこりひょうたん島」の自称大統領なのです。他には、「博士」「海賊トラヒゲ」「サンデー先生」「ライオン」「ダンディー」などが居て、「ひょうたん島」にいろいろな事がおきて、「ドンガバチョ」を中心に皆で解決していくのです。
 私は、高校受験を控えていましたが、殆ど受験勉強もせず、なんとなく指宿高校に入りました。しかし、入学してすぐ、「自分には合わない、来る学校ではなかった。やめよう」と、思いました。そして、東京のテレビの専門学校に行こうと考えました。そのことを父に話すと、最初は「高校を卒業して大学に行ってからにしなさい」と、言われました。
父は私を、「今村家で最初の大学生に」と期待していたようです。しかし、私の「どうしても」と、の説得で、父も納得してくれました。専門学校は、福岡や大阪、名古屋、鹿児島などにもあったのですが、私は何が何でも東京に行きたかったのです。それは、実物の「ドンガバチョ」に合いたかったからです。勿論「ドンガバチョ」の事は、父には一言も言わずに高校を辞めて東京に行きました。私の人生を大きく変えたのは、「ドンガバチョ」です。ありがとう「ドンガバチョ」

「ひょっこりひょうたん島」のテーマソング
 波をちゃぷちゃぷ  ちゃぷちゃぷ  かきわけた(ちゃぷ ちゃぷ ちゃぷ)
 雲をすいすい すいすい 追い抜いて
 (すい すい すい)
 ひょうたん島は どこえ行く
 ぼくらを乗せて どこへ行く ウーウー
 丸い地球の 水平線に
   何かがきっと 待っている
   苦しい事も あるだろさ
   悲しい事も あるだろさ
   だけどぼくらは くじけない
   泣くのは いやだ 笑っちゃおう
進めー ひょっこりひょうたん島 
ひょっこりひょうたん島
ひょっこりひょうたん島



第2回かがり火コンサート
                  歯笛


10月15日(日)18:30ー20:30 
揖宿神社境内でかがり火コンサート開催。
この日は晴天。朝から気持ちのいい風が吹いていました。スタッフも早々に神社に乗り込んで、準備万端。やがて境内の森に夜のとばり落ち始めた頃、子供たちによりかがり火が焚かれ、山川ツバメニチョウ太鼓でコンサートが始まりました。子供たちだけで作り出しているとは思えないほど音が一つになって、何ともいえない不思議な感覚が心にしみこんできます。境内の木々に笛や太鼓の音が反響し、太鼓の音の合間に虫の音が聞こえます。2-3歳のかわいい子供たちもお兄さん、お姉さんに合わせて真剣に音を出していました。年間80回ほどの公演をしているとか。忙しいでしょうが、来年も是非来て頂きたい。
 その後しんみり聞かせるバイオリンソロ、ちょっと賑やかなジャズボーカルが続き、少し冷え込んできた20:00頃から志野 文音(あやね)さんのギター独奏が始まりました。去年も来てくれた文音さん、1年間でどんなに変わったかな。70-80人の聴衆も静まりかえって聞き入っていました。「これで14歳?」と思えるほどの落ち着き振りで、音に深みが増して将来が楽しみ。今年はあっさり日本ジュニアギターコンクールで第1位になったそうです。来年は高校生。またきっと来てくれることでしょう。
 後片付けが一段落して、スタッフ皆で食べた遅い夕食のおにぎり、豚汁、焼き秋刀魚、手羽、串焼きのうまかったこと。それに竹筒で燗した焼酎も格別うまかったようです。

     



    

 

 Sさんが「連ちゃん、いい映画だったよ。」とビデオを持って来てくれた。
「うなぎ」という題名。
 妻の浮気の現場を見て、妻を殺してしまう。8年の刑期を済ませてから社会に復帰するわけだが、色々考えさせられるセリフ(生き方)があってよかった。特に刑務所で一緒だった人間・保護司の坊さん・船大工のセリフには、考えさせられた。
 本でも映画でも、その物語の主人公を大事にしていたが、今回の「うなぎ」は主人公以外にもそれぞれ味のあるセリフがあった。
 寝るときに思った。視点を変えれば、皆、主人公なのだと。又、周りの方の言葉をもっと重く受け止めようとも。


   縄文の森をつくろう会  06.10.18

●揖宿神社境内で10月15日18:30から開催しました。月は出ていませんでしたが、晴天。山川ツマベニチョウ太鼓、バイオリンソロ、ジャズボーカル、最後に志野 文音(あやね)さん14歳のギター独奏がありました。文音さんは今年の日本ジュニアギターコンクールで第1位になった実力派。虫の音しか聞こえない境内に、それぞれの音が響き渡り、聴衆を魅了しました。

●崔 宗順(バス)、崔 宗宝(バリトン)兄弟によるコンサートを開催します。
去年宗宝さんの心に響く独唱を聞いて、その歌声にすっかり魅了されてしまいました。
今年は、アメリカで活躍されているお兄さんの宗順さんも指宿まで来てくださいます。お兄さんは、オペラでは悲喜劇共に幅広いレパートリーを演じ、周囲を圧倒するエネルギー溢れるステージで常に高い評価を得ています。ピアノ伴奏は、多くの声楽家をサポートされている西島 麻子さんです。
曲目は、アメイジング・グレイス アヴェ・マリア 万里の長城 オペラ「フィガロの結婚」よりーもう飛ぶまいぞこの蝶々 イタリアンカンツォーネ マンマ、私の太陽 ほかです。

奥行きのある、心を揺さぶるような歌声に触れてみてください。新しい世界を発見するかもしれません。

11月12日(日) 開場18:30 開演19:00 
指宿市民会館大ホール
全席自由2500円 中学生以下1000円
チケット購入場所 指宿市民会館 22-4105
         パナンマルイ 22-4255
         永田耳鼻科  22-2327
              

●ビオトープ造りもかなり進みました。スギ林が切り開かれて、池が出来ようとしています。樹齢1000年を越えるクス1本も近くにあります。
行事が無い限り、日曜日に作業してますから、見に来てください。


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