の幸ちゃん

●相撲番組をTVで見ていて、試合も楽しいのだが、背景に居る客人の様子を見るのも面白いです。弁当を食べている人、アクビをしている人、超お水風の人とか。中継のコマ映像送りが早いので、ちょっとしか判りませんが、人間模様が見える気がして、10倍位楽しいです。以前、大村昆さんも土俵際に来ていました。NHKで広告が出るのは相撲とニュースの一部で有る。相撲中継で最近、ウラから紙袋を持参して客席に配布しているのを見たが、アレは懸賞金の御礼でしょうか?御存知の方、「浮来亭」まで、 ●スーパーの買物袋を小さく折り畳んで三角形みたいに、まとめている人居ますね。私はタテ長方向に二ツ折り、上下を引くとピンとなるので、大きな別の袋に入れてます。取り出し易いです。 ●高校時代の級友と再会した事が有る。一人は駅のホームですれ違った。彼の出身地を知っていたので路線を考えても間違いない。もう一人は、私の居住地近くの居酒屋で。彼も何となく私に気付いていた風だった。彼が高校時代に借りた運動会費は未だに返却されていない。次に大親友だった奴。私の居住地駅のホームで電車から降りて来た。隣に彼女風の女性。――ただ、あの時どうして、三人にお互いに話しかけなかったのかと云う事。東京の居酒屋・食堂・色々な場所で会う人と二度と逢えるチャンスも少ないのに、鹿児島を出てから数年内に会えた奇遇はビックリチャンス。その中の一人と帰鹿して三再会したが、彼はしかとしていた。人間、人生って判らない物だと感じた。学生時代の楽しい想い出は何だったのだろうか……。こんな時、吉田拓郎の「人間なんて」と云う曲を思い出す。A君は恋愛の話を相談して来て、無口な私を信用して(?)何かと話して来た。私はタタミ大位のポスターを画いてプレゼントした。チャールズ・ブロンソンに似ていた。B君は小・中学も同期で、家にお互い行ったり来たりしたし、吉野公園が出来上がる前、工事現場内の軽車両の中で、冬なのにお互いの家の事とか、人生の事とか、これからの事を話し合える心友だった気がする。C君とはギターで作詞・作曲した仲だった。私にとって高校を卒業して上京し、鹿児島は過去の街となった。あの頃、何故再び帰鹿した話は長くなるので、又、別の機会に。 ●昔、映画館のロードショーは2回から3回は見ていた。一回目はストーリーを追う。二回目は字幕や会話をじっくり楽しむ。三回目は主人公の背景や、作り方、監督、カメラマン、音楽的背景まで空想して作り方のウラを判断する。――昔は入場料金一回で何度でも見れたのです。今は入替制ですヨね。ビデオになってから再鑑賞も良いけど、画面が小さくなるので感動も半減?昔みたいにもう一度、再映館が有っても良いのでは?古い映画でも劇場のスペクタル的上映の方が良いのも有り、新作ばかりでなく一ヶ月に一週間位、旧作上映も良いので?著作権・上映権利のしがらみでも有るのかナ?…

『野菜物語』 三月頃、張り切って造った野菜棚。2段造りで上下に発砲箱に土入れて、タネをまいたが、殆んど虫に喰われて自分が食べられるのもソコソコ。種子・肥料代で赤字。初めて植えたズッキーニは花が咲いて5センチ位の実はドンドン腐る。ゴボウも初めて。葉ダニが少し付いたが順調。10センチ円のビニールパイプの中と、背高の発砲箱2つを抱き合わせてヒモでしばり、中にタネをまいた。収穫時は箱をバラすか、パイプからスルリと抜けば良い。ピーナッツも初めての菜園。黄色い花が咲くって御存知でしたか? こうして20種位、植えてみて我が家の土に合う野菜が判って来た。一つか2つ位の種類に絞ろうと考えている。
『ケチケチ大作戦』 手を洗ったりの比較的キレイな水は洗濯機の上に蛇口を置き、水を貯めています。汚れのヒドい服は洗剤を入れ、つけ置き洗いです。家の周囲に発砲箱を置き雨水を貯め、晴天に日はコレを野菜にかけます。野菜は2・3本残し、花になり種子用に残しておきます。大根葉の種子を箱に入れてたら、雨水が入り、かい割れ大根になっていました。サラダ用に食しました。 焼酎の飲み残しはいつも、捨てていたが、ペットボトルに集めて、翌日(割り水焼酎)として、レンジで温め直して飲用。ちょっと薄いかナと思ったら原液をプラスして。 古い衣服・タオルは雑巾に。 七輪を持っているので冬用に炭造りも始めた。鍋でお湯も沸かし雑草にかける。灰は畑にまく。一石三鳥です。ピーマン等、中の種子は捨てずに畑へ。スイカ、カボチャ、ウリ等も。天気が良くタイミングが合うと芽が出て来ます。リンゴの種子も植えて、今では幼木10本位。すくすく伸びております。私が生きてる内に着果し、食べられると良いですね。ケチだなと言わずに、リサイクルと呼んで下さいネ。漬物を購入したら漬汁に新素材を入れておけば、漬物も出来上ります。雑菌混入で日持ちしない事も有るので管理に気を付けて下さい。(あ〜、もったいない。もったいない)→焼酎の事、書きましたが6月中旬に5回程、又鼻血が出て、殆んど止めております。。私に取って酒は毒の様です。低カロリーの食事、畑作業で健康維持に努めます。
『大豆三兄弟』良く有り合わせの食材と調味料で調理する私。三年位前に思い付いた一品。冷や奴に納豆を乗せ、醤油をかけると旨いです。原材料が全て大豆だからでしょうか。薬味もネギや大葉を散らして下さい。(卵かけごはん)専用の醤油を販売しているとか。私は麺つゆ2対醤油一で旨い事を発見しました。一度、お試し下さい。天つゆも作れなければ、麺つゆ3対醤油一位で出来ます。味加減は、お好みで調整して下さい。 
『監視カメラ』が有る温泉に入ってしまった。脱衣所で壁に向かって股間を拭いて、何気なく天上を見上げたら、黒く丸い監視カメラ。すっかり私のムスコを見られたと思った。盗難でも多いのだろうか?出口で「有難うございました」の声。管理人に見られたと思い、その温泉には二度と行っていない。又、無人野菜売場にも小さなカメラが設置して有るのを見かけた事も有る。(渡る世間は鬼ばかり?)



  
 蓮太郎

 4年ぶりに法事があったので静岡に行った。行く前の前の日に別れた女房と飲み、前の日に息子達と飲み、着いた日は兄弟達と飲み、次の日は高校時代の友と飲んだ。友とは高校時代のテニス部の4学年下までの合計19人で重い病気の友と遠くからの私の為に集まってくれた。
 静岡の連中は盛んに静岡に帰って来いと言ってくれたが、一度住んだところには住みたくないと返した。でも、気持ちが嬉しかったので2〜3年は静岡に住んでもいいかなと思い、少し匂わせてしまった。
帰ってから直ぐに、静岡の会えなかった友からメールと電話が来た。共に「静岡に帰って来るんだって?」だった。
深く考えて言ったんじゃなかったが、考えざるを得なくなった感じである。
寝るとき考えた。
静岡で2年位『居酒屋 連太』を、
指宿で2年位『居酒屋 浮来亭』を、
東京で2年位『居酒屋 ホワイト』を、
沖縄か四国で1年位『坊主と乞食の真似事』を二まわりくらい出来ればいいなと思った。



        
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 技芸にすぐれて名のある人を名人と世の中では言うのだそうですが、はたして私たちの周りでそのように呼べる人は何人いるでしょう。自称名人という方を除けば、隠れ名人は指宿の随所におられるはずです。これら名人を探し求めて旅に出ようと思います。どうぞ、ご期待ください。

上野 則子さん

 東方道上の一角に古い精米所がある。一見何の変哲もない一軒家だが、中をのぞいてみると、その中央に箱型の機械と天井方向に伸びた長いベルトが何本も見えた。機械に「精米代 一俵 600円 うえの」と張り紙があった。
 「すいません。こんにちは」と大声で言っても返事がない。精米所の裏手に母屋が見えたので、そこへ回って声をかけると上野さんが出てこられた。高床になっている上がり口に腰掛けてお話を聞いた。ここには昨年脳梗塞で倒れられた82歳のご主人と住まわれていると言う。上野さん宅は爺さんのころからすでに精米もしていて、則子さんも嫁に来て50年、精米にはずっと携わってきたという。
「精米所といえば昔はこのあたりに25軒ばかりあったよ。道上には2軒あったけど、1軒は10年前に止めたね」「昔は田んぼが多く、10アール当たり水代はどひこと決っていた。湊川から水をくみ上げて、大園原あたりの田んぼにも水を引いていた。でも今は水はないし、田んぼも年寄りばかりで米も出来んようになった」「昔の今頃は忙しかったよ。米の粉やそば粉も挽いていたからね。でもうどんやそば粉はここ25年くらい挽いていない」
 今年指宿に住み込んで米作りを始めた若夫婦がいる。彼らが手植えし、脱穀した米を精米したのが上野さんだった。上野さんの精米した米は文句なしにうまいと言う。その伝統の秘法をお聞きしようと言う魂胆。当日は朝から大雨だった。
「精米には付きっ切りで30kg(1俵)20分位かかる。米は天日干しと乾燥機とでは味がはっきり違うね。乾燥が利きすぎても、足らなくてもうまくない。乾燥がきいていないと7分米にならないし、米の乾燥具合を見て、機械につける重りを換えるわけ。モミから玄米にすると、湿り気がわかるからね。うまい米は白米にしたとき粒が揃って透明になる」
 お話を聞いているうちに外の雨がやっと小降りになってきた。届いたモミはモミすり機に1回、白米にするまでに2回機械をくぐらせる。その日の天気にも左右されるので精米している時は気が抜けない。
「息子が帰って来るかもしれないけど、まだわからんね」 「私は写真がきらいだから」と言われるのを精米所の前で何とか撮らして頂く。その指は大きく曲がり、50年の歳月をはっきり刻んでいた。
 後日、須田さんたちが初めて手塩にかけて育てた新米を頂いた。ほんのり甘く、のど越しもよかった。心から心へ。眼にはっきり見えないものを伝える人の苦労を思った。



◆二つのコンサートを企画しました。是非聴きに行って下さい。11月12日のはチケット販売となりますので、購買の程もよろしくお願いします。

〜月下の宴〜
かがり火コンサート
鎮守の森「揖宿神社」


古の人々の手により、心のよりどころとして守り伝えられてきて揖宿神社。そこには悠久の時空を経た風が感じられます。
当地は大社と称し天智天皇が薩摩地方御臨幸の折り御滞興あらされた由緒の地として、西暦706年に神社が創建されました。それから1300年という時の流れの中、鎮守の森は指宿の人々の営みを静かに見守り続けてきました。遥か昔の空気・風を感じながら、木々と語り合う「かがり火コンサート」を企画しました。

日時:10月15日(日)
   午後6時30分〜8時30分
場所:揖宿神社 境内
料金:無料
  (雨天時:中止)


崔 Brothers Joint Consert

日時:11月12日(日)
   開場 18:30
   開演 19:00
場所:指宿市民会館大ホール
料金:2500円(中学生以下1000円)


出演:崔 宗順(バス)
   崔 宗宝(バリトン)
   西島 麻子(ピアノ)

曲目:アメイジング・グレイス
   アヴェ・マリア
   落葉松
   千の風になって
   万里の長城
   草原情歌
   オペラ「フィガロの結婚」より
    もう飛ぶまいぞこの蝶々
   イタリアンカンツォーネ
    マンマ・私の太陽 ほか



縄文の森をつくろう会より

◆毎週日曜日、揖宿神社でビオトープ造りをしています。9月25日から10月1日までは重機が入り、段々形が出来てくると思われます。是非見に行ってください。また、作業のご協力もよろしくお願いします。
◆9月3日に五人番のアコウの移植記念日(4日)のイベントを行いました。午前中に廻りに空気と水を送るパイプを打ち込みました。夜7時からはバーベキュー&秋刀魚を舌鼓しました。大変盛り上り、浮来亭にて二次会をし、午前2時まで語り合いました。近所の方には騒がしかったことを改めてお詫びします。すみませんでした。



暑さ寒さも彼岸までとは本当ですね。朝晩めっきり涼しくなり、過ごし易くなりましたが、季節の変わり目の風邪には十分ご注意下さい。
原稿を待ってます





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