の幸ちゃん 

『春が来た』私の家から下町へ降りる途中に毎年三月下旬頃、一番に咲く桜の木が有る。吉野公園を散歩する様になって、レストランの裏に有る桜の木が一番だと判った。前述の木はまだ咲いていない。梅や桃の中、花見をしながら散歩の私である。 『誰かが言った』鹿児島(県・市/役所)は何でも壊して行くと。久々に吹上・伊作駅跡(旧南薩鉄道)に行ったら、何にも無かった。「寅さん」の撮影地だったのに。以前も観光地向けに「寅さん」の看板も出ていなかったし、心が悲しくなる。 『体調』アレをしたい、コレをしなきゃと書いているが、実は2・3時間の農作業や、部分的に筋肉を使った処が痛くて、朝、起き辛い日も有る。寒いだの雨の日は、散歩もサボってしまうが、数日行動しないと、二週間前に体調が戻る気がする。若い頃と違うナと思える。指宿での鼻血手術から居酒屋外食もしていない。なるべくお金使わない様にしている。 『公募』賞金稼ぎ(?)で、アチコチに葉書を出したせいか、知らない人から、やたらTELが来る。私は下四ケタを憶えていて、誰からか判っているのだ。その数5・6人だから、知らないナンバーや局番には疑問を持ち、出ない。振込め詐欺も多いからだ。私に連絡の時は文書で、お願いします。 『宝くじ』最近、一番多く購入するのが、ナンバー4だ。ストレート(そのまま、購入数字が並んだ時)100万円位の当選。私はセットを良く買う。(当選金額は半分位)数回、一字違いが有って、100万、60万円位とのがしている。当選したら、指宿の皆様に「飲み放題・食べ放題・●●放題」をプレゼントか?TVもデジタルへ変化。サラウンドシステムで映画でも鑑賞しましょうか…? 『国語番組』私も子供時代、国語辞典や英語辞典等を読んでいた。退屈な時、時間潰しも有った。最近、子供達、日本中の国語力が弱くなった(?)せいか、TVでも国語番組が有る。「ネプリーグ」「脳内エステ/IQサプリ」等である。私も漢字も良く読めるつもりだったが、思い出せない事も有る。TVを見ていて80点位だ。クイズ形式で日本語や漢字のテーマでは有るが、当の学力弱い人達は見ていないのかも。 『グアム旅行』20代前半、東京に居た頃、人生一回で良い。海外旅行に行きたいと考えた。会社の休みが取れる日数と、旅行代金が一番安いのはグアムと判った。年明けに貯金開始。夏頃、出発を目指して旅立ちを計画した。初めての海外。同じ海のつながりなのに、コウモ風景が違うのか?旨い酒をあおり、美景に酔い知れ…。海外旅行すると、日本に帰りたくない気分になる…。食事は旨いし、地元の人々も日本語で話してくれる。味は日本人好み。観光地化されている場所に、私もどっぷりハマっていたのかも…。



          
蓮太郎

菜の花マーチの終わった次の日、仕事場でボーとしていたら、
「こんにちは!」
「……」
「菜の花マラソンの時お世話になったものですよ」
思い出した。先月号で書いた私よりも騒いでいた人である。聞いたら、菜の花マーチの30Kと40Kの2日間に参加されたそうである。宿泊はマラソンの時と同じで、自家用のバンである。もっと聞いてみたら、全国の色々なマラソンに参加されているそうである。指宿の菜の花マラソンは最高だと褒めていただきました。ただ温泉に入れる時間が早いのではと注意されました。
菜の花マラソンを通してたくさんの人と知り合え、今回もまた素晴らしい方と知り合えることが出来ました。
私は謝らなくてはいけません。私よりかなり酔っていたと思っていましたが、当日の模様を書いてきてくれました。
『菜の花が咲いた』として以下に掲載させていただきます。

菜の花が咲いた
              中園


 菜の花マラソンは最後迄オープンゲートで、最後尾の収容バスがランナーをせかす事もなく、気長に待ち続けている事は皆さんも御存知でしょうが、制限時間8時間後の第2幕とも想える午後5時からのゴールの様子を体験した事はありますか?それは、6時・7時と時を追う事に盛り上り、ラストランナーの到着をピークにクライマックスに達します。ボランティアの“菜の花咲かせ隊”が中心になり、精根尽きかけ傷ついた体をなだめ・励ましながら辿り着いたランナーを、手造りケナフ完走証とあったかい飲み物で応待するマラソンの醍醐味とも云うべき熱き舞台です。
 今年から4時以降は有料となった不純な二重取りの入浴料をも吹き飛ばす事受け合いです。こう云う私も今回初めて立ち合い、驚いた一人です。
“まさか、もう居ないだろう”と、暗くなり始めたグランドに入ると、何とまだまだ・ぞくぞくと足を引きずりながら肩を抱き合い・手を引いて歩いて帰って来るランナーが居るではありませんか!廻りにも、家族や友人を待つ人達……。
 でも、さすがに7時を超えると、その列はグッと少なくなります。10分、20分と間隔があいて、競技場も寂しくなります。しかし、出迎えは高まる一方、自然発生的に応援団が結成され、ランナーの姿が見えると、「ワッショイ・ワッショイ」の掛け声。相手と「ガンバッタアー、ガンバッタネエー」と、ねぎらいの声。もう頑張れとは云わない。ゴールの瞬間「バンザイ、バンザイ」。思わぬ出来事に、クシャクシャになった顔、手で口をおさえると、『ナクナアーッ』と会長の声!!だから益々泣いちゃう。「なかせてやれェ〜」野次も一つ……。
 遠くから名前を呼ぶと、うな垂れた頭を上げ、すまなさそうな顔。友達は2〜3時間も前にゴールして、寒空の中を待って居てくれたからだ。それでも『菜の花束』を渡して、10時間ぶりの涙の再会……。
 今日が誕生日の人をハッピーバースディの歌声で迎える。「オメデトウ」「サトコさんオメデトウ」感極まり、喜びのオスト分け(?!)のハグ・ハグ。数秒前、初めて会ったばっかりなのに抱き合ってしまった…。
 今度は上体を大きく前に倒し、中腰の無理な姿勢の人が入って来た。=どうしたんだろう=と。ゴールすると、80才を超えたスーパーランナー。さっそくTVカメラがインタビューに喰い付いた。「俺も、アーなれたらなぁ〜」。数十年先の自分とダブらせ、彼はヒーローに映った……。
 最終ランナーに完走証。『あなたは、残念ながら制限時間を超えましたが、自分の心と身体にムチ打ち、今ここに無事完走された事を心からお喜び申し上げます・・・』賞状を読み上げ、ムードは最高潮。全員でバンザイ・オメデトウの連呼の表彰式で終わった。
 これが、昨今、参加者や大会の減る中で殖え続ける菜の花の秘密かァ〜。ン!?だからわざと紹介して来なかったアー?もしそうなら、これは載らないはず!今、読まれているとしたら、そうじゃ無い様なので、帰りの車で、渋滞の中イライラするより、少し遅らせて覗いてみては?ただし、寒風に耐える覚悟は必要です。(はしゃぎ過ぎ・オボロゲになった記憶の中から、一筆)


 
 
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        歯笛

揖宿神社の森造り


 菅原道真が太宰権師に左遷される27年前の貞観16年(874年)、開聞岳が爆発音とともに大噴火した。開聞にあった開聞九社大明神はやむなく指宿の葛城宮(慶雲3年<706年>に創建)に避難した。それ以来葛城宮は開聞新宮九社大明神と呼ばれた。揖宿神社と呼ばれるのは明治維新以後である。その揖宿神社が今年創建1300年を迎えた。境内には樹齢1000年を超える大楠が8本樹林を形成し、揖宿神社の社叢(森)として鹿児島県の天然記念物にも指定された。その歴史と境内の形態は他に類をみない。社叢は多様な生物の生息にも大いに関係していると思われる。
 この境内の後ろには2000坪ほどの杉林がある。ここに新しく森を造ることになった。宮司の幸野さんばかりではない、我々も楽しみにしていた揖宿神社の森造りがいよいよ始まった。ビオトープ(野生動物が生息可能な空間)という考え方を取り入れ、子供たちの自然観察にも充分耐えられる森にしたい。
 それに先立ち、さる2月19日(日)丈六の吉山さんの山200坪にドングリの木(ウバメガシ、マテバシイ、アラカシ)を植えた。気心の知れた者ばかり4人集合。チェンソーで雑木を払い、草払機で下草を払い、短時間の内に終わることができた。小雨だった雨が終わる頃には恵みの本降りとなった。吉山さんちの山がどんな森になるか楽しみ。
 ふるさとに1本でもドングリの木が増えていくことは、何ものにも変えがたい喜びだ。














 
銀杏        遊竿

銀杏「イチョウ」の木のはなし。日本にあるイチョウは、日本固有の木ではないそうです。2億年前中生代、恐竜が地球をわがもの顔でカッポしているころは、日本にもイチョウは生育していたそうですがその後、地球上のイチョウはほとんどが、絶滅したそうです。しかし、現在ではいたる所で見ることが出来ます。それは何故か、地球上で中生代から延々と生き延びたイチョウが唯一中国奥地にあったそうです。その木の子孫が、600年から700年前、室町時代に日本に渡って来たそうです。日本最古のイチョウの葉があるそうですが、和紙と和紙の間において、防虫剤として使用していたものだそうです。鎌倉から日本全国に広まっていったそうです。ヨーロッパの現存するイチョウも東方から持ち帰ったった物だそうです。ドイツ人のケンペルトが日本から持ち帰ったワイマールにあるイチョウ並木道の木は、「ギンコ」の名で親しまれているそうです。



大分暖かくなってきました。私個人的には野球のシーズンの到来で、大変楽しいです。皆様も楽しい毎日を送ってください






   縄文の森をつくろう会   06.02.25

1、活動報告

・1/8 菜の花マラソンの応援
制限時間を過ぎたランナーとその時間帯にも頑張っている役員の方々の応援と接待をしました。大変盛り上がりました。
・1/29 菜の花マーチ応援と植樹
魚見岳のナカムラの森に30本のドングリの植樹と、菜の花マーチのボランテアとして応援しました。
・2/19 丈六の吉山さんの山の手入れと30本のドングリの植樹をしました。

2、今後の日程
2月3日の役員会で決めました今年の計画
・尾下牧場模型つくり
・今和泉小の植樹 3月2日 13時〜ドングリの植樹
・五人番のアコウ周りの石積み・土止め・枝きり・防腐剤 3月中
・ナカムラの森にベンチを 5月迄
・植樹マップ・散歩道のマップ
・全国自治体会議 5月24〜26日
(植樹及び尾下牧場跡地にホスピスコンプレックス施設案の提示)
・揖宿神社の森(ビオトープ)づくり
・神社の森コンサート 10月末
・Jazz Concert 夏
・南中裏の山調査
・池田ホタルコンサート 5月
・魚見岳の森・知林ヶ島 樹木調査
・11月12日 音楽祭 なのはな館
・総会の日程(予定)
 4月23日(日) 午前中

3、その他
・年度末になりましたので、会費未納の方は入金をよろしくお願いします。
・毎月第一金曜日午後8時から縄文の森をつくろう会の定例会を浮来亭でしていますので、時間の都合の付く方はご出席ください。
・ご意見、ご要望の有る方はご連絡を下さい。
   永田 24-4976
   今村 22-4255


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