の幸ちゃん

 先月三月、120号の今村俊一さんの「安心な街」を読んでナゾは解けました。(今の世の中は…)テレビが出来た時、「一億・総白痴」と云う流行語が生まれた。ラジオと違って、創られた映像だけを見ていれば、人間は何も考えなくなると云う意味だったのか、本を読まなくなると云う意味だったのか。 確かに自販機は人との接点を無くした。お金さえ入れれば飲み物は出て来る。昔は駄菓子屋のオバちゃんと……。インターネット?私が中学三年の時、コンピューターが出来、インベーダゲームからファミコン、パソコンと。人間同志のコミュニケーションが機械を通して行われている。 車で速く目的地へ行く為に道路のバイパスや高速を造り5〜10分短縮を競っている。「狭い日本、そんなに急いでドコへ行く?」って標語は忘れたの?―でも、指宿へおいでよ。毎週、金曜日に千円で飲めて、はしゃいで時々、美女も来たり、ワイワイ楽しいヨ。オヤジギャグは飛び出すし。(私?)タマには親子同伴大会でもしましょうか?安間さん、これに間違い有りません。未参加の読者もゼヒ。さて指宿の方々の解答は?……

★時価と書いて有る寿司屋のネタ料金が有る。30年位前、金沢駅地下で入ったお寿司屋さん。――角地で通路を歩く客から丸見えの店内の為か店内ガラガラ。ビールと時価の品を食べて、喉が乾いていた私は清算をお願いした。「千円です」との事。ビールが500円、寿司500円だったら安かったのかナ!?マスターは売り上げを上げたくて、奥様に「気を効かせろヨ」と言いつつ、酌して呉れた。今現在、他の場所で大儲けしていたら良いけど……。 ★夕方、少し早目に姉の次男坊と回転寿司に行った。五年振り位だ。寿司の下では湯呑みが同時に回転していた。余り意味も無いが、飲んでもいないのに、目が回って来た。客も少なく、回ってる寿司皿も少なく、メニューを見つつ次々と依頼した。やはり、すぐ握ってくれた寿司はネタが冷えてて、旨かった。次々と旨い寿司を食していると、おもちゃ箱から取り出した様に寿司ネタを次々と箱の中から取り出して、シャリと握り持ち帰り用を作っていた。当店裏で魚をさばいてネタを造っていると信じていた私は、本部で全てをさばいて店舗にはバラで半生状態で届いているを知った時、がっくり来た。これじゃハンバーガーショップと代わりない。「牛トロ」を頼んだら、(しばらくお待ち下さい)と解凍している雰囲気。仕方ないのかナ……。 ★ピザ宅配を頼んだ。おつりが数十円だったので、チップで配達員に上げ様と伝えたら、「店に帰ったらポケットチェックされるので受け取れません」との事。私は缶ジュースを渡した。――現代の若者フリーターの現状を知った。 ★20代の時、大分の「マリンパーク」に行こうと車を走らせた。ゴールデンウィークで大渋滞。静かな処でゆっくり涼みたいと考えたら、田畑の途中に「○×滝、この先△M」と小さな看板。行って見ると小さな駐車場に一台の車。滝の下へ行くには少しガケを降りる。家族数人が水着姿で涼んでいた。軽く会釈。水しぶきでかなり涼しい。お互いに何も語る事も無く、暫く滝壺の河原で涼んでいたのだった。 ★歴代ニックネームとして、小学の時、(チャッピー)だった。アニメ「宇宙少年ソラン」のリスの名前だ。中学の時は下半身の病的な名だったので、ここでは書けない。この時は名付けた一人だけが言ってた事で、周囲に必要以上には広まらなかった。 私もその病名的な事は無かったので、(言いたい奴には言わせておけ)的態度で知れったんしていた。〜社会人になって周囲が「幸ちゃん」と呼び始め、姉の三兄弟も今でも「幸ちゃん」と呼んでいる。私も咎めもしない。

『日本・中途半端の旅』
→3月29日に出発。人吉ループ橋の公園でラーメン作っていたら、カラスが三M位の処で見ている。初めはやらない積りが少しワケてやった。 阿蘇近くの高森町の民宿泊。母みたいに良く語る女将で…。この日から食欲が普通に戻った。正月以来、食べられずに居たのに。翌朝、車のカギ見つからず大慌て。コタツの下の敷布の中にもぐっていた。(ホッとす) →左目が充血し始め、飲み過ぎと運転疲れか、引き返そうか悩む。(交通事故を2回も見た)自分も合わない様に全ての車をやり過ごした。 追突されるより良い。私は死ぬまで時間は有るのだ。熊本県内で見た住宅会社の看板に(お客に損をさせてどうする。損は社長のオレがする)と有る。会社倒産してしまうヨ? →途中の「久住高原」が良かった。春芽吹く頃と秋に来よう。 →南小国町等、20代に走破した道も「豆腐屋」等、出来てガラリと変化していた。20年以上も過ぎれば…。 →2日目、山口県のビジネスホテル泊。食べたい物、見たい物の時間が合わず、只走るだけ。曇り空で写真も捕れず、出発が早過ぎたか…? →三日目。萩市〜津和野へ。昭和ロマンの残った街並。いい所です。出雲市のビジネス泊。(大都市は交通量多く、バイパスだらけ。嫌になり回避する事にした) →4月1日。鳥取県、天気悪く、和歌山県が桜が咲き出したの情報で、人形峠越え(残雪多し)で岡山県へ。フェリーで高松市泊。 →徳島〜和歌山へ。2時間の航行にウンザリ。何して良いか判らぬ。室内はタバコでムンムン。外は寒いし。敦賀市から小樽へのフェリーも有るが二日半かかる。私には無理!! →和歌山の国民宿舎が、オカズ旨くてスイスイ入る。エビ刺身を別途追加してしまった。 →翌日、地図だけで判断し新宮市から奈良方向へ。熊野川添いは悪路。椎葉村と五木村を一日中走ると考えて下さい。もうホトホト疲れた。奈良は大渋滞。仕方なくロイヤルホテルへ。鹿児島で云う「城山観光ホテル」か?豪華だった。川の大きさ等も鹿児島とワケが違います。(旅途中に知った大事件・インドネシア地震、ローマ法王死去) →TVに向かって合掌した。 →朝渋滞に当たらぬ様、早目に出発するが、勤務先が遠いのか7時代から渋滞。山陰・奈良〜京都方面は凄い。(→人口増加、車増える。バイパスも追いつかない?) →翌日は福井県へ。カーブで大型トラックと普通配送車の横転事故。クラクションがずっと鳴っている。運転手がハサまれているのか…。物哀しさを胸に(人の運命って判らない)と考えつつ、敦賀へ。20代に鹿児島へ旅行に来ていたY君と友になり懐かしくなり、旅館(経営)へ。不在。置き手紙して、能登半島へ。Y君からは途中、TEL入り(ゼヒ帰りに寄って)との事。金沢の友人を訪ね、ビジネスへ素泊り。予約なしは食事準備出来ないとの事。食事の件を尋ねると、(この先に焼肉屋、コンビニも有る)との話。それらはカーブの先に有った。歩いて3分位。こんなヒナびた処で、どう食事するのか!!と思った。 →能登半島周遊。風強く、寒い、車揺れる。富山のビジネスへ。写真処じゃない。一体、何しに来たんだと感じ始めた。毎晩、民宿・ホテル泊りと食事で、金は消える一方。若い頃は夜も走り、車中泊も有ったが、今の日本は恐い。 「防犯ベル」も購入持参したが、北海道迄はムリか?飛行機で行き、レンタカーで回るか?頭の中はグルグル…。若い頃の事、福井・金沢の友人の事、若い頃の自分、色々と思い出して、涙腺がゆるみ、前が見えない程。 →北陸・中部地方のトイレの水が、びっくりする位、出て来る融雪水でたっぷり有るのだと思いついた。 →糸魚川市から松本・甲府を抜けて富士五湖へ。民宿は二人からと断わられ、次の旅館へ。素泊り。近くの定食店へ。そこがこだわりマスターの料理で、外と中の違いにびっくり。河口湖前の旅館で、冠雪した富士山を見ながら焼酎を飲む。ぜいたく?の極味。お茶を持参した使用人と寸談。私も既に「寅さん」になっていた。 →甲府を出発すると、途中、桃・桜・ぶどうの花が乱舞。赤・白・ピンクと…。飛騨高山の旅館で今、書いてます。金沢・福井の友人に再会する為に。
 次の話は来月の「浮来亭」にて…。



     
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 縄文の森をつくろう会総会と
            宮ヶ浜での浜遊び

 
 真夏日のような今年一番の日差しの中、縄文の森をつくろう会総会が五人番のアコウの下で開かれました。25人ほどの出席でしたが、久しぶりに会う方や初めて来られた方々と話が弾みました。87歳になられた会員の方も来てくださり、まだまだやりたいことがあると夢を語ってくださいました。今年もホタル観察や森のコンサートをはじめどんぐりの苗作り、植樹など様々な行事が目白押しです。手始めに4月30日19:30新永吉のやすらぎ公園に集合。4月11日に続き第2回ホタル観察会をします。今年はたくさんのゲンジボタルが見られそうです。5月15日8:00には尾掛海岸で恒例の海岸清掃をします。近くに知林ヶ島や小島も見えて普段とは違う景色が見られるはずです。6月5日には宮ヶ浜の湊川清掃をします。指宿で一番大きく、最近清流が戻ってきた川です。河口から清掃しながら上流に向かいますが、川の中から見る景色もいいものです。


 さて総会が終わって12:30から宮ヶ浜の海岸に集合。ここのエコクラブの子供たちと遠浅に出て浜遊びをしました。昔は隣近所の人たちと弁当持参でよく海岸に遊びに行ったものでした。ミナやウニ、タコや海草などを取って遊ぶのです。子供たちも膝まで海水に浸かって獲物探しに懸命でした。「タコが獲れたぞ!」子供たちの間から歓声が上がり、1人の男の子が突き刺した中位のタコを高々と突き上げて見せました。今年はタコがあまり獲れないと聞いていたので皆大喜びでした。陸に上がり今度は手作りのトコロテンを頂きました。そのうまいこと。初めて食べる子供たちの中にはおかわりする子もいました。
 ともかくも宮ヶ浜の公民館長上野さん、森さんや椎原さんその他大勢の皆さんに大変お世話になりました。面白かった。また行きましょう。

         


     蓮太郎

「こんばんは」と又一人増えた。
 最近の浮来亭には人が多く集まるようになってきた。今晩も12人ほど集まっている。年齢も性別も職業もいろいろで、バラエティー軍団である。共通点を挙げるとすれば「若さ!」「欲深く生きる」かな。12人も集まれば、一人の持ち時間のおしゃべりが3分とすれば二度目にしゃべれるのは36分後となるので、欲求不満になりかねない。そこで競争が始まる。声の大きい人の勝ちになる。
また興味のある話題を提供した人の勝ちになる。負けるのは誰も嫌いだから、横の人又は前の方と共通の話題を見つけてしゃべりだして、本隊と離れる。
 普段は快活なSさんが元気ない声で「最近、自分に自信なくなってきて疲れちゃった」と。気楽に
「真面目すぎるんじゃないの」と答えた。
「……。」
「頑張って」
「うん」
 入り乱れてしゃべっていた軍団も12時頃には三々五々散っていき、飲み足らないもの・しゃべり足らないもの・住まいの近いものが残った。最後のテーマは「頑張れ!」だった。今村さんは最近は嫌いで使ったことがないと言う。私は良く使う。今晩も言ったような気がした。今村さんの言おうとしていることが判ってきた。頑張っている人に頑張れとは言えないし言いたくないのだと。楽しめと言ってると。
 寝るときに反省した。今度Sさんとしゃべることがあったら「頑張らなくてもいいですよ。楽しくやってください。」と言おうと決めた。



浮来亭の遊び方
・毎週金曜日の午後8〜12時
・相互信用金庫の横を線路に進んだ角の家
・誰でも参加できる
・飲む人は千円又は持参
・出欠は取らない
・何か楽しいことを話し、聞く
・自分ひとりではできないことの協力を求められる
・少しでも気になることを嫌なことでもあえて話のネタに
・最後はノーサイドでお開き



縄文の森をつくろう会より
■4月24日五人番アコウの木の下で縄文の森をつくろう会の総会が開かれました。
■4月24日午後宮ヶ浜海岸で宮ヶ浜エコクラブの子供達と海岸で遊びました。
■4月30日午後7時30分やすらぎ公園下でホタル観察会。
■5月15日8:00には尾掛海岸で海岸清掃をします。
■6月5日には宮ヶ浜の湊川清掃をします。
■太平次公園の五人番のアコウの石積みと土盛りをしたいと思っていますのでご協力をよろしくお願いします。詳細が決まったらご連絡します。
■今年度の会費を徴収しますので、ご連絡を頂けたら幸いです。
・尾辻(市役所税務課)22-2111
・永田耳鼻科22-2327
・今村(マルイ)22-4255
・安間(市民会館)22-4105






 プロ野球が始まりました。大好きな巨人が余り勝てません。大変哀しいです。でも浮来亭のメンバーは優しくて、私の前では、巨人が嫌いな人でも応援してくれてるような気がします。浮来亭っていいなとつくづく感じます。投稿をよろしく。





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