皓以兆

 毎日暑い日が続きますが、我が家のほんの10坪位の畑も土はからから状態です。
今年の夏は「オクラ」「茄子」「胡瓜」「紫蘇」「トマト(大小2種類)」「ゴーヤ」などが毎日収穫できます。朝晩の食卓にはかならず登場。新鮮な無農薬の野菜をいただいています。これはとても贅沢なことだと思っています。
又、今年の野菜は例年にも増して出来がいいです。これは、私のひそかな自慢なのですが、今年は「土作り」に例年と違って、こだわってみました。
例年ですと、石灰をまいて、それから堆肥を入れて、耕耘機で畑を耕すのですが、今年はこれに付け加えて、腐葉土を大量に畑に入れてみました。トマトは雨に弱く、葉っぱが枯れてきていましたが、そこの土に「薄めた木さく酢」をいれてみたら、持ち直し、今ではたくさんのトマトが収穫できます。害虫もたくさんやって来ますが、土作りがうまくいったせいか、植物が丈夫に育ったせいか、あまり被害がなく収穫できています。
畑を始めて、5年くらいたちますが、野菜つくりは奥が深く、病気、害虫などいろんな問題がありますが、それはそれでとても面白いです。いい作物は、まず「土つくり」。
健康な作物には害虫が来ても、あるいは病気をはねかえせることが、経験として理解できました。夏は雑草もすごいですが、蚊と格闘しながら、あとで虫刺されの薬を塗って、痒くても、雑草取りが苦にならなくなりました。野菜つくりは年をとってもできます。経験しながら、また農家の方にいろいろと教えてもらったり、とこれからも学んだり、することがたくさんあります。お盆を過ぎたら、冬野菜に取り掛かる準備です。
いろいろ考えていたら、楽しくてしかたありません。
収穫した野菜をおすそ分けして、喜んでいただけるのもうれしいです。
宮沢賢治の看板みたいに「後ろの畑におります」という看板でも作ろうかな?


の幸ちゃん

 指宿の皆さん、残暑お見舞申し上げます。
おじさんのヒショ避暑話→目薬も冷蔵庫に入れておき目玉も冷やそう。一瞬、視力がUP(アップ)する感じです。・炎天下で農作業は汗との戦い。2〜3回衣類やタオルを交換する。首にはタオルを巻いた保冷剤。頭がボーッとする事が少ない。こまめに水分補給を。私は一日2L位、水を飲んでます。・温泉にも行って帰って来てからも、やはり汗は出る。一日一〜ニ回行水をしています。・栗野「アートの森」で「オノ・ヨーコ展」を見学しようと車を走らせた。途中、永田先生に教えて頂いたコイコクの旨いソーメン流し「貫水峡」へ行くつもりが時間が早すぎて断念。けいりん場外車券売場「サテライトみぞべ」が近くに出来ています。訪ね安いでしょう。小さな看板が出ています。夏にはゼヒ!!アッ!!開聞町に一番有名なソーメン流しが有りますね。「道の駅いぶすき」も近々、出店するとか。出来たら私も訪ねましょうか。話がそれたけど栗野インター前の信号反対側に町の温泉施設が有ります。歩行浴等リハビリ的温泉になっていて、きれいで利用し安いです。鹿児島では全て中止になった打たせ湯も有り、ボタンを押して、その都度、新鮮な湯が出て来ます。温泉だけでも、又行きたい私でした。霧島方面にも車を走らせ、「水汲み」に行ったり、旨い土産を見つけました。途中にバス停は有るがあれだけ何度も霧島に行くのに、今回始めて、バスは走っているのを見て、びっくり。不思議な感じさえしました。余り涼しくも無く、今年は霧島も暑かったです。
★今年六〜七月頃、TVCMしていたロッテ「旨みモナカ」のアイデアは私が送付した物です。ぜんざい等を作る時に甘味を増加させる為、塩を足しますよね。モナカの皮に塩がついてて「大人味」になっております。味や調理方法には著作権が無く、私も手紙をロッテに送付しており、委任して居るので何の収入も無いのです。が、一度食してみて下さい…。
★暑いと食欲も進みませんね。ゴハン(温・冷どちらでも可)に味噌を入れ氷を入れます。(氷は砕いたフラッペなら尚可)お茶か冷水を入れ、かき混ぜて冷や汁で食べます。軽く三杯位、イケますよ。宮崎の冷や汁の様に具を入れてもお好みで。

「不精者の私」一人で生活していると遂々、不精になってしまう。誰も同居者がない。部屋をキレイにしても誉める人もいないから? 食べた器を何枚も洗うのが大変。ティッシュで拭いてから数回使用したり、アルミホイルやラップで包んで、次のおつまみを乗せたり、一枚の皿や器を何度か使用してしまいます。★煮物を作った残りスープにゴハン、麺類を入れて食す。大量に残ったスープは次回の煮物に使用しましょう。冷凍しておけば、すぐ使えます。(材料によっては次回使用時に味を整えて下さい)―→こう書きつつも、飲み物グラスだけはその都度、考える私です。ビール等、冷たい物はガラス類で。温かい飲み物の時は陶器で。台所流しで、これらを洗う時は、スポンジまで、グラス用と油物用と分けています。グラスが油汚れした時は、音が消えます。グラスの口を指でなぞって下さい。キィーンと音がするのは油汚れしていない証拠です。飲み物の味も違いますヨ。・「若い頃は」自分の廻り、コタツのそばに何もかも揃えていた。今もそうしたいし、カツ体力がなまらぬ様に少しでも、一日なるべく歩く様にしている。色々な材料を持って、あっちこっちへ。下準備だ、アレもコレもと…。食器・食品以外の物を触った時は石けんで手を洗う。自分で作った料理で食中毒はしたくないですね。★・「節約情報」仕事もしてない収入の無い生活だから、こんな節約を…。洗濯の水も以前より半分にし、時間も半分にしてます。新しい服は必要最低限度に購入。古くなった衣類は雑巾・ウエス等で汚れを掃除して処分します。

「突然、思い出した話」宮崎県綾町のワイナリーに行った時の話。日帰り入浴した知人と二人で午前11時30分頃からレストランに入り、注文を次々としつつ食し、話しながらじっくりと座り込んでいた一時。ガラ空きだった周囲のテーブルもそこそこ満卓のランチタイムに入り…。気にもせず話し込む二人。午後一時過ぎに満腹になった私達は会計を済ませ、二階のレストランから降りて行くと、階段途中にはお腹をすかせた人々が行列していた。ひとつのテーブルでそこそこ売上げを出したレストラン側の配慮か。それとも次々と注文する二人に何も言えなかったのか…?複雑な気持ちで店を出る私達だった。・「カギっ子」と書いても今の若者達に判るだろうか。両親が共稼ぎしていて、学校から帰って来る本人がドアの入口の鍵を持っている子を呼ぶのです。60〜70年代の言葉ですが、個食の時代と云われた80〜90年代は、今じゃ、ゴク普通でしょうか?姉兄はどこかに遊びに行き、帰宅してもオヤツなし。犬・猫を相手に両親のどちらかが帰って来るのを待った。お腹をすかして淋しい夕方だった。だからこそ犬と仲良くなれ、育て方のノウハウも知らない私が犬との交き合い方が判った。人の家に行っても犬が居れば、すぐ友達になれる。殆んどの犬が私には敵対視しないのだ。「200円温泉」鹿児島市内の銭湯は330円だが、四っ先の町で午前中なら200円の温泉をみつけた。車で20分位だ。肩だの腰が痛い私に取って鹿児島の温泉に通う事を考えたら三回目はタダになる(?)計算だ。電気風呂有り。10時から食事も出来る。無料の温泉水も頂けるとあって通い出した。途中に無人野菜販売有り。温泉から色々な方向へとヤボ用を済ませる位置に有り気に入っている。
 田んぼも見える露天温泉有り。実にのどかだ。



指宿百名人 
51

中村 三徳さん 

 8月に入って直ぐ、叔父が93歳の往生を遂げた。通夜、葬式、告別式を滞りなく終え、火葬が終わるのを待ちながら50人ばかりで昼食を取った。その席で気持ちよさそうにしゃべっている人がいる。ビールが一缶すでに空いている。横にいたこれもビールを飲んでいたあんにょが「あん人ん蕎麦を食てみやん。うまかよ。天下一じゃよ」と耳元でささやいた。仕事はぼちぼちだが、食い物だけにはうるさいにせどんがそう言う。善は急げ。さっとその人の前に陣取った。その人は小生を見てニコニコと笑った。「蕎麦ん話ね」 それが今年70歳とは思えない山川住の中村 三徳さんだった。

「そりゃあんた、中学一年のときゃ50メートルは潜ったことがある。法事なんどがあっ時にゃアワビやサザエやカキを山んごっ獲ってきたもんじゃ」「じゃっどん、今は貝類もけ死んでしもっ、たいして獲れんごっなった」「トコロテン作いでテングサを一年中採ったもんじゃ」「2年前かい息が続かんごとなったでな、今はもう潜いはやめた」とそこまで一気にしゃべり、新しい缶ビールに手をかけた。

「でご職業は?」「あたしは左官。昔は与論島まで行って学校を作りました。昭和35−6年にはさいもあんたがしてくれと観光ホテル本館玄関を一人で仕上げた」「ある日そん玄関の塗いたての真ん中に男がぽつんと立っとった。何をすっとか、こりゃそこをどかんかいと大声出してがい飛ばしたことがあった」「そいが後でわかったことじゃが、そん人は岩崎与八郎じゃった。与八郎どんをがい飛ばしたのは俺ぐらいなもんじゃろう。ハッハッハ」

 その後大阪で家作りをしていたが、昭和51年ふるさと山川に帰ってきたという。「そば作いの話じゃったね」中村さんはぐいとのどをならしてビールを呑んだ

「山芋、卵、蕎麦ん粉を練りこむ。もんでいって固さをみながら粉を足す」「そいからそいをのばしてそんまま包丁で切る」「五升釜にお湯を沸かしといて切った蕎麦をポイと入れる。浮かんできたら取い上げ水道水で二回くらい洗いざるに入れるわけだ」「何で食べるんですか」「そいじゃ。ほぐした鯖節がよかど。これを水で炊いて醤油と砂糖で味をつくっ。あと普通の大根を千切りにして炊いとく。これを蕎麦とまぶしてさっきのたれをかけっ食べっごらん。さっぱりしてうまかよ」 というわけでたちまち二時間が経過した。

待ち長い人はテーブルに突っ伏して寝ている。あるいは畳の上に大の字になっている。

「おーい、終わったぞ」誰かが知らせに来た。中村さんと一緒に立ち上がった。外に出るとまだ厳しい夏の日が肌を射す。

「きれいな骨だね」と誰かが言った。叔父はこうやってゆったりした時間が流れたことを喜んでくれたに違いない。中村名人そのうち蕎麦喰いに行くからね。
      


         蓮太郎

 本を読んでいた。その本はある人の好きな作家と言う事で読んで見たくなった本である。
 文中で山本周五郎と松本清張の本の事が出ていた。凄く嬉しかった。その人との会話で、私は「好きな作家は?」と問われ即座に答えた好きな作家の二人だったからである。又、この本の作家の宮部みゆきも先の両氏の本を好んでいる事が考えられるし、五段論法でいけば、宮部みゆきの本を好むある人も好みは私と似ているのではと結論付けたからである。
 本が頭に入らなくなった。
 口説くなら『迷惑でなかったら、好きになります』とか『赤い糸って知っています?』(知っていたら)『私も信じます』って言ったらかっこいいかもなとか夢が広がり、色々考えていた。
 少し冷静になり、又本に戻った。
 今度は「赤い糸のことが出ていた」
 寝る時に考えた。これは「赤い糸」ではなく「赤い綱」に違いないと思わざるを得ない、と。
 文芸いぶすきの原稿の〆切は9月末だから、こんな感じをベースにしてのストーリーで恋愛小説が書きたいなと思って寝る事にしたが、熱くて寝づらかった。


■温泉祭りのメモリアル花火が大変良かったと聞きました。
ちなみに、浮来亭と青振連の花火のメッセージを戴きましたので…。 浮来亭(ふらいてい)「 浮来亭(ふらいてい)の発行 112号突破おめでとう!金曜日の夜は、みんなで楽しく飲んで語ろう。1000円持ってきたら飲み放題だよ! 」☆玉名 雌雄芯入 引先黄光露(しゆうしんいり ひきさききこうろ)8号玉
青振連「湯けむり白く 海青く 若者躍動 温泉祭り 花ひらく メモリアル花火 故郷指宿 万歳 万歳 皆様に感謝 ありがとう」
☆玉名 黄バリバリ芯入 紅菊(きいバリバリしんいり べにきく)1尺玉
花火の一つ一つに名前があるんですね!
■縄文の森をつくろう会より
・8月末に予定してました塩作りは子供たちの行事と重なりましたので、9月26日(日)に行う事にしました。尚その日はクリーン指宿の日ですので、終った後か午後になると思います。場所は宮ヶ浜の海岸と考えています。
・今年度の会費未納の方は納入をよろしくお願いします。
 永田・今村・尾辻・安間にご連絡下さい。
■国立病院前の亀之園鉄工所さん横に句碑が建ってます。川柳の会の人たちが建てたそうです。いずれは句碑が建った場所から海岸までを木を植えたりして、公園にと願っておられるようです。一度ご覧になって下さい。
    



 お盆が過ぎ朝晩が少し凌ぎやすくなって来たように思われますが、いかがお過ごしでしょうか?健康には気持ちが一番大事ではと思われますので、アテネの日本柔道に負けないように頑張りましょう。
 とういことで、気持ちで原稿をお願いします。気持ちで待ってます。



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