皓以兆

9月22日(月)晴れ。今日は南薩3岳(金峰山、野間岳、開聞岳)の金峰山に登りにいった。金峰山は坂之上を上がって、錦江高原ホテル方面に向かい、そこから金峰町方面に向かって車を走らせると、3つのとがった山々が見えてくる。それが金峰山です。古来山全体がご神体として、人々の信仰の山です。山頂のすぐ下まで車道があり、車をそこにおいて金峰神社までのぼる。歩いて5分で神社に到着。西側と東側に展望台があり、とりあえず西側のほうに行ってみる。ところが山道の工事らしくて西側の展望台はあいにく閉鎖中でした。しかたなく神社にもどる。神社にお参りしたあと山頂まで神社の右側の道を登るとすぐに着いた。あまりにもあっけなく、山頂の脇を木々が覆っており、眺めはいまいち。木々の隙間から開聞岳が見えた。それから東側の展望台に向かい、そこで昼食。ここも木々が鬱蒼としており、周りの風景が見えない。山頂直下には、一年中水の滴る岩穴や「稚児の宮」という祠(ほこら)がある。本当の登山道はバス停から登るらしかったが、それは帰ってからわかった。つぎ登る機会があれば、今度はそこから登ろう。時間が余ったので、金峰山から野間岳に向かう。頂上に近づくほど急峻になる円錐形が目立つ山です。修験道の修行の山です。野間神社の駐車場まで車を走らせ、そこから神社でおまいりして出発。神社の石段を登り、照葉樹林に覆われた尾根を登る。少し登ると県内各地のシンボルツリーが植栽されていた。指宿はホルトノキ、山川町は魚木でした。登山道の脇は鎖の手すりがあり急な登りとなり、少しづつ登る。普段のなまった体がやたら重たく感じる。ハアハアゼエゼエ言いながら登ると、第二展望台が現れそこからの眺めは抜群。遠く開聞岳も見える。そこで息を整えさらに急な尾根道を歩くと、山頂に到着。梵字磨崖仏があり、そのさきは360度パノラマがひらけ、眺めは抜群。リアス式海岸の半島にはたくさんの風力発電機が回っていた。野間池や坊津の眺めもすばらしい。登山者は自分ひとり。少しさびしい感じもしたけど、雄大な自然を独り占めしているようで、なんかとても贅沢な感じがした。山の登ることは日常生活から離れ、気分転換には最高。眺めを満喫して帰路に着きました。山登りの好きな方にぜひお勧めしたい山です。












次は大隈半島の「稲尾岳」に登る予定です。一緒に登りたい方は連絡お待ちしています。浮来亭まで連絡してください。
TEL23-4521です。


の幸ちゃん

夏の異変」雨と台風が続いたら5月〜9月。黄緑色で五角形の匂いのきつい虫や羽アリが殆ど飛来しなかったのは良いが、ムカデが異常発生。一周間に渡り幼虫が、室内を歩き回っていた。遂に一匹に噛まれた。カッターナイフの刃が刺さった様な痛み。「死んでたまるか!」と痛みをこらえ、焼酎や薬を塗布。4〜5日でハレも痛みも消えた−−巣でも作っていたのか、2日目位に大きな親(?)が入室。これにはびっくり。我が子を探しに来たのだろうか…?「平成にして昭和」24年代に入ったのに「恋のフーガ」等、昭和歌謡がリメイクされている事、お気付きですか。大分・豊後高田市では100軒位の店が昭和イメージに模様変えし、観光客を集めているらしい。東京・青梅市では街の空いた壁に昔の映画看板が10枚程、貼ってあるとか。 山形・高富町では店内に映画ポスターを貼った喫茶店で、親子が“町起こし”に企画中とか。宮崎・平和台公園の右手前に有る博物館では昭和の生活を演出した家が展示して有ります。――平成に入ったが昔へ逆行している世間。懐かしさも有る反面、先が見えないでいるのかも知れませんね。「思い出の温泉」二十代の冬場。何の気無しに日本海を走行中、寒い上に雪も降り出して、暖かい瀬戸内海へ出ようと米子から総社へ、抜けようと試みた。夕方になり家路を急ぐ車で渋滞。途中で食糧も買い込んで山中へ。積雪で道も見えにくい。心細くなった頃、側溝へタイヤを落とした。途方に呉れていると後方から二台の乗用車が。「鹿児島までか?」と尋ねつつ四・五人の年上の人々が上げてくれた。軽四輪だったからだ。御礼を言い、翌朝、総社の町へ。雪も途切れ、黒い舗装が見えて来て、曇も無くなり朝日がまぶしい。田んぼの中にひなびた温泉が。冷えた体を温め、私は生き返ったのだ。「消費税が導入された」頃、金の価値が減り両親が共稼ぎ。子供達の小使いも少なくなり、人交き合いが減り…。末にはアメリカ的犯罪が日本にも増加すると予測した話を友人としていた。――昨日の事件もまだ解決してないのに、日変わりで色々な事件・事故が増加中。名古屋のビル爆発は刑事アクション映画を観ている様だった。この先、日本はどうなるのだろうか?「懐かしい体形」TV でスキーの三浦雄一郎氏の父(90歳)が皆と同行し、エベレスト付近でスキーしているのを見た。びっくり!!その年令で。20年後の私は、そんな元気でいられるのか?! 若者アイドルがマリンスポーツをしていた。若い頃スポーツをしなかったが憧れて、懐かしくなった。20代の体重は56キロ、ウエストは70cm位だった。今、70キロ、まるで一匹のいのししだ。ダイエットして、あの頃の体形に戻れるだろうか。努力も必要だが5〜10キロはやせたいかナ。少し元気と勇気が出た気がした。「頭の中に」十文字を描いて下さい。日本の世界地図は、日本が中心に有り、右上にアメリカ、右下にブラジル。左上にヨーロッパ、左下にアフリカですね。アメリカでの世界地図はまったく逆になり、日本は右側一番端に有るのです。そんな地図を米国映画で見たのです。やはり皆、自国を中心に考えるモノなんですね。この件から、鹿児島市から桜島を真正面から見てるけど、各方面から見える桜島がそれぞれ違うんでしょうね。
 桜島び対しても人々の想い、見方は違うんだろうと考えた私です。少し変ですかね。「NHKドラマ」で「盲導犬クィールの一生」を見て感動したのでNHKに問い合わせて「京都盲導犬協会」を知り、Tシャツ購入や少し寄付金もしました。
 我が家でも5〜6匹の犬が代々飼われたが、殆ど死去してしまったので、お悔やみの意味も込めて。尚、同名映画が来春、松竹映画で公開されます。「机の横に」二冊のノートが常備してある。一冊目に「北海道・本州」。もう一冊には「九州・四国・沖縄」と書いてある。TVを見ながら、温泉・グルメ・旅行ルートを記入する為だ。秋らしくなって来たので、待ちに待って近日、出発します。土産話は次号で。では行って参ります…


              銀蝶ビルからの眺め 41

   市役所の皆さんへ共感を込めて

                          歯笛

 今市役所の全職員が燃えている。増えすぎたごみが市の処理能力をはるかに超えてしまった。分別収集が進んでいるが、まだまだ市民に浸透していない。このままでは市民生活がパンクしてしまう。記者の住む地区は火、金曜日がごみ捨ての日。10月7日、ごみ捨てに行くと見慣れない人が二人立っている。聞くと市の職員がごみの収集場所に立ち、分別収集を指導しているという。週に二回同じ顔の方が朝早くから雨の日も立っている。顔にある種の決意が見て取れ、威厳さえ漂っている。「何時頃から立っておられるんですか」

「6時からです」「いつまで?」「原則ごみ収集が終わるまでです」「じゃ昼過ぎることもあるのでは」「はい。2時頃までかかることもあります」「職員全員が立っているんですか」

「全員です」「市長も?」「はい、そうです」「週に2−3回立っています」「大した覚悟ですね」「そうでもしないと、見てください」とかれは集まったごみの一部を指差して言った。「このごみは分別もしておらず、袋に名前も書かず、夜中に捨てられたものです。その横のタバコの箱が入った袋は規定外のものです。もちろん名前も書いてありません。私たちはこれらがなくなるまで頑張るつもりです」「ひどいものですね。これだけ頑張っているのに」12月までは立ち続けると言う。

 後で市役所の友人に「大変だね」と電話した。電話に出た友人の声がいつもと違って弾んでいる。「手取りが増えたんじゃないの」「いやこれはすべてボランティア」彼は静かに答えた。「ごめんごめん。大した覚悟だね」「ごみは半分になったよ。やればできる。まだこれからだけれど。全国でもこんな例はないと思うよ」 やり遂げようと始め、そのめどが予想以上に早くついたことに胸をなでおろしている風だった。もう後には戻れないという市職員の体を張った強い意志は、人々の胸に届き、指宿市をさらに大きく変えていく力になることだろう。大きな夢も小さな夢もいつも心に持っていたい。必ずできるんだという思いと共に。


 現実的な夢を見ていたつもりだったが、目が覚めたら思い出せない。暗闇の中でリモコンを手探りで見つけテレビをオンにした。まだ5時半だった。暗いはずだ。もう一眠りと思ったがダメそうなので、そのままテレビを見ることにした。おもしろくない。ビデオを見ることにした。スカパーで撮っておいたビデオが15本もあった。1本に映画が3本入っているビデオが9本とパソコンの勉強の6時間ものが6本。かなりあるからと喜んだが、どれを見ようかなと迷っているうちに疲れてしまった。結局見なかった。7時半に仕事に出かけた。
 その日の夜、午前中に撮っておいた大リーグのビデオを楽しんだ。そう言えば巨人戦はビデオをいつも撮っているが殆どその時に消化してしまっているので見て無い物はないし残っていない。
 野球が大好きなのがよく分かったし撮っておいた方が良いという程度のビデオは撮らなくてもいいんだと寝る時に思った。又「ビデオは撮らないでその時に見るようにしている」と言った友の顔を思い出した。


  浮来亭(ふらいてい)って何ですか?何してるの?とよく聞かれますが、何と言って良いのか困ってしまいます。
そしたらメンバーのヨッチャンが浮来亭の唄を作ってくれました。
今テレビのコマーシャルでよく流れています「焼酎のハイカラさん」の元歌なんです。一言で言えば毎週金曜日に飲んでいますから、年中飲んでいる歌なんですが…。

歌詞を紹介すると

春になったら酒を飲む
話の種が芽を吹いて
花が咲き実を結ぶ

夏になったら酒を飲む
女の話で盛り上がり
苦労して押し黙る

秋になっても酒を飲む
夜のしじまに耳すませ
枯葉の舞い散る音を聞く

冬になったら酒を飲む
鍋をつついて味談義
ひととせ生きた喜び

男たちの首木を外せ
やわの夢を破り
昨日を悔やみ
明日に惑う
涙する男たちの

嬉しいときに酒を飲む
木々のこずえに渡る風
胸に吸い込み笑う

哀しいときも酒を飲む
一人黙って酒を酌み
涙こらえずに泣く

怒りのときに酒を飲む
夜空を見上げて立ち尽くす
星の輝きで気を洗う

楽しいときに酒を飲む
誰かに語って分かち合う
笑い声で夜も更ける

男たちの首木を外せ
やわの夢を破り
昨日を悔やみ
明日に惑う
涙する男たちの

春になったら酒を飲む
話の種が芽を吹いて
花が咲き実を結ぶ
花が咲き実を結ぶ

飲んでいる内に気持ちがよくなり、誰かが夢を語り始めます。すると、誰かがヨイショするのです。
そうして話の種が芽を吹いて咲いたのが
遊び市(現在のナイトバザール)
菜の花咲かせ隊(菜の花マラソンの応援)
ケナフの植栽
指宿鍋(元旦の揚場での鍋)
縄文の森をつくろう会
いぶすき遊湯山めぐり
逆瀬川探検隊
指宿の名人探し(現在47名)
温泉祭り(大道芸・子供音楽祭等)
なまず料理の試食会
湊川探検

と遊んで来ましたし、これからも遊ぶでしょう。

別に会とかではないので会費等はいりません。
毎週金曜日に時間があれば行って千円払って、飲んで(別に飲まなくたって良いのです)楽しむだけです。
 是非、遊びに来て下さい。







                                


 急に寒くなりましたね。身体には充分気をつけて下さい。
 100号を過ぎ、毎月の発行から原稿の集まった時にとしましたのでよろしく。
図書館に『浮来亭』1〜100号がありますので読みにいって下さい。


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