種子島しまむらさき
ア酒造 西之表市西町6993−1
Tel 09972−5−0707
ゲットした日:平成11年11月10日
「種子島しまむらさき」はその名の通り紫芋から作られている。
この紫芋は上品な甘さがあって普通のふかし芋や焼き芋以外にも、アイスクリームやシャーベット等の材料としても人気がある。約3年ほど前に、薩摩酒造が枕崎の明治蔵の横に唐芋を使った地ビールのビアーホールを作ったが、そのラインアップにもこの紫芋から出来た地ビールがあり若い女性に人気がある。
平成11年10月30,31日にモエ(お金を積み立てる飲み会)で種子島に行く計画を2ヶ月ほど前に立てたのであるが、福岡ダイエーホークスがまさか日本シリーズに出るとは予想していなかったので、安易に了解してしまった。
その後日本シリーズのチケット取りに狂奔したのであるが、結局電話予約で破れて意気消沈していたときに、インターネットの懸賞に当たり、1週間前に日本シリーズ第6戦のチケットを4枚ゲットしたのである。こうなれば酔っぱらい同士の友情・約束よりもホークスナインの応援が優先である。急遽旅行をキャンセルしたため、罰としてそれまでに積み立てた4万円ほどのお金が他のメンバーの飲み代に変わってしまったのである。
ご存じの通り、ホークスがあまりにも強すぎて第6戦はなかったので、種子島に行けば良かったのであるが、時すでに遅しであった。
そしてお土産にこの「種子島しまむらさき」を2本貰ったのであるが、まあ1本2万円の超高価な焼酎と思えば何となく悔しさも半減するのではないだろうか・・・(^_^;)
この焼酎は、紫芋らしい上品で甘美な薫りがする。生で飲むとスッキリとした上品な甘味とまろやかな喉ごしで、一般的なコガネセンガンと比べるとやはり違った芳香がある。
お湯割りにすると芋焼酎独特の甘味が引き立つが、普通とはちょっと違う名状しがたい独特の味わいである。この味わいをなんと表現したらいいのだろうか?キャロットジュースの香味のようなとでも言おうか、独特な性格だけに、好き嫌いがはっきり分かれるような気がする。
また、生やロック等水割り系統を好むか、はたまた湯割りで飲むかも人によってはっきり分かれるような気がする。ちなみに私はお湯割りの方がこの焼酎には合っていると思うのだが・・・。