桜島年号焼酎2003年  


本坊酒造(株)津貫工場    加世田市津貫6594
Tel 0993−55−2001
    ゲットした日   平成15年9月29日

桜島年号焼酎2003年  
  今年も新酒の季節がやって来た。最近の焼酎増産トレンドで原料芋が不足がちであるのに加え、7月の天候不順で作柄が心配され、必然的に焼酎の出来具合も危惧されていた。 

  「桜島年号焼酎」のコンセプトは「桜島年号焼酎2002年」に記載したのでご参照下さい。 今年も本年度産コガネセンガンだけを原料芋に使用している。 さらにより市場価値を高めるために一部予約制にしたとのことで、愚生はマルダイ酒店に一ケース予約していたのだが、本坊酒造津貫工場に勤めるI氏が発売前の焼酎をお届け下さった。\(^O^)/

  本年は第4回桜島美術展桜島賞 西口純一氏の桜島の山肌を力強いタッチでズームインした作品がラベルになっている。

  生のままグラスに注ぐとハナタレのような力強い芳香の第一撃に期待感が否が応にも増幅する。口に含み、舌上でころがすと発露する甘味と華やかさ、後に残るガス臭、全てが一年間待ち望んだ新酒の味わいである。(^^)
  ロックにすると冷えて凝縮した色んな味が、口の中で徐々に解放拡散していくのを感じる。もちろんガス臭も口の中で昇華する。
  お湯割りにすると、やはり若くてすれていないというか(^_^;)、全くけれん観がない。口と言わず鼻と言わず体全体に新酒の華やかさが充満していくようである。

  この焼酎を嗜む限りに置いては、芋の出来云々は杞憂に終わったように感じられる。  この時期を今年も迎えられた幸せを噛みしめつつまた一杯・・・。( ^_^)/□☆□\(^_^ )
  そして一升瓶は瞬く間に底が見える状態に・・・。(^^ゞ
  今年も2本は保存用に仕舞ったが、これから10年20年と貯蔵した年号焼酎をディスプレーすると・・・、壮観でしょうね。o(^-^)oワクワク

                       
                   (平成15年10月20日記載)