魔王


                
   白玉醸造合名会社   鹿児島県肝属郡大根占町城元618−6
   ゲットした日:平成11年3月11日


  魔王は芋臭さを全く押さえて新しい焼酎として、以前から名前は轟いており、私も友人から飲まして貰ったことが何度か有った。
  今回某飲み屋の主人が(名前を明かすとまずいとのことで、公表はしないが、私のような酔っぱらいにもいつも親切にしてくれるご主人である)、飲んでみてくれと4合瓶を気前よく出してくれた。その時私たちは4名いたのであるが、大感激であった。
  一口飲んで、これが芋焼酎?と疑いたくなるほど、芋の薫りがしない。ただ、麦や米とは全く違うので、そう信じざるを得ない。
  凄い焼酎が出てきたものである。これなら何処に出しても誰でも偏見無く飲める。しかも極上の味である。
しかし、しかしながらである!焼酎のアイデンティティーはどうなる?あの芋の薫りを我々は愛して止まないのではないか?果たして芋焼酎がこのようなおいしんぼ的大衆迎合路線を進んで良いのだろうか?等と疑問を抱きつつ互いにウンチクを傾けていた。そして気が付くと瞬く間になくなっていた。確かに旨い、旨すぎる!!
  飲み方はラベルに記載している通り、もしくはロックがベスト。

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