さつま小鶴 


さつま小鶴
    小正醸造  日置郡日吉町日置3314  Tel 099−292−3636
    ゲットした日:平成12年9月30日


  「こづる」の焼酎名はずっと以前より知っていたような気がする。おそらく成人して焼酎を飲むようになってからだろうが、帰省の折TVーCMで流れていたのを記憶していたのだろう。 私の中には「さつま白波」と並ぶ有名ブランドのイメージが強い。 ラベルには創業明治16年と記載されているので、小正醸造は老舗中の老舗と言って過言ではないだろう。
  鹿児島にUターンする以前、芋焼酎にこだわりの無かった時期・・・と言うよりも、焼酎とはすべからく芋焼酎だと認識していた(^_^;)・・・職場の連中へのお土産に、鹿児島空港で「メロー小鶴」を買って帰っていた。
何故これを選んだかというと、アルコール度数が高くて(35度)、お湯割りするにも沢山飲めると思ったものである。 そして、職場の連中の評判はすこぶる良くて、終いにはこれと田舎風の「つけあげ」(薩摩揚げ)がお土産の定番になっていた。
  職場の連中には「どうだ、芋焼酎は旨いだろう!」と鼻の穴が膨らむ思いであったが、鹿児島に帰り芋焼酎にこだわりだしてからラベルをよく見ると「メロー小鶴」原材料は米であるのに気付いた。 勝手に誤解した自分が悪いのだが、何か凄く裏切られたような気分になったのを覚えている。
  加世田から東市来へ伸びる国道270号線沿いに「メロー小鶴」の貯蔵蔵が建っており、通る度に寄り道したい衝動に駆られてしまう。
  「さつま小鶴」は言わずと知れた、小正醸造のメインブランドで、当然芋焼酎である。県下至る所で購入できるメジャーな焼酎であり、「やわらかさの中にコクがある!」と銘打っているだけあり、飲みやすい焼酎である。オンザロックにしても柔らかな味わいを十分に感じるが、私はお湯割りが一番良さを引き出すような気がする。

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