神酒造 出水郡高尾野町大久保２３９番地
Tel ０９９６−８２−０００１
ゲットした日：平成１１年１１月吉日
北薩地方は南国鹿児島の中では北に位置するだけ、少し気温が低いのではないかと思うのだが、焼酎作りにはこの低温というか、一定した温度が良いのであろう、結構全県的に親しまれているメジャーな銘柄が多い。
この「いも神」は友人のＫさんが発見して、芋のを存分に主張しているから試してみたらと頂いた焼酎である。製造元の神酒造（でも大胆というか、凄い会社名ですよね）の名前は初耳であったのだが、北薩ー焼酎所とのイメージがあり、また「いも神」と言ったネーミングよりかなり期待して生を一口飲んだ。
味わいは芋焼酎そのものなのだが、芳醇で上質な甘味が口中に広がり、そして残像として残る。
これに氷を浮かべるとさすがに芳醇さはやや薄れるのだが、スッキリ感が増す。
お湯割りにすると芋焼酎の真骨頂とでも言うべきか、芳醇さが全く損なわれずさっぱりとした甘味が引き出される。
全く飲み方を選ばず、なおかつ芋らしさを存分に主張し、いわば全てにおいて芋焼酎の良さを引き出した作品であり、芋焼酎は初めての人でも十分良さが解って貰えるのではないかと思う。