人吉民芸の村キャンプ場


   熊本県人吉市矢岳町3428   Tel 0966−23−1111
   旅行した日:平成11年3月21,22日   テント泊


場所:人吉市と宮崎県えびの市とを結ぶ国道221号線加久藤峠人吉ループ橋途中(案内板有り)より山道に入り、約5Km。

  
  人吉民芸の村キャンプ場
は矢岳高原中腹標高約600mにあり、竹林を切り開いた施設内にはオートキャンプ場、常設テントが散在し、さらに廃校後を利用した林間学校や温泉、陶芸工房などが併設されている。
  実はこの日、11年春開設予定の湯の前グリーンパレスのオートキャンプ場に行ったのだが、まだ工事中とのことで、予定変更を余儀なくされ急遽引き返して、夕方4時頃に人吉民芸の村に入村した。当日は寒波襲来で日本中大荒れの日で、朝から雨が降っていたが、我々がテントを張る頃には雨が上がっていた。しかし、冬に逆戻りしたような寒さであった。
  特に夜半からは晴れたため、放射冷却現象で、明け方の寒さは尋常ではなかったらしい。私はそんなに感じなかったのだが、カミさんは寒くて眠れなかったと言っていた。
キャンパーは我々を含めて3台という寂しさであったが、静かでかえって良かった。
  綺麗に整地された芝生のテントサイトは20区画ほど有り、その他竹林の中にもテントサイトが散在していた。
  施設は新しい公共のキャンプ場と比べると、おせいじにも立派とは言えないが、炊事場が小さすぎることを除けば、必要最小限のものは揃っているし、人工的な味わいが少なく、アウトドアの原点に近い素朴さでかえって好感が持てた。。
  ここでの楽しみは避暑渓流遊び森林浴(竹林浴?)、それとなんと言っても温泉(かくれ里の湯)でしょう。特にオフシーズンにはキャンパーに入浴券(500円)をサービスしてくれるので、冷えた体を温めるのにありがたい。温泉は広く湯量豊富な単純泉でした。
また、周囲には手頃な竹がいっぱい生えているので、簡単な弓矢を作って遊ばせたところ、町育ち(一応住んでるところは商業地なもんで・・・(^_^; )の子供達には大受けであった。


人吉民芸の村の玄関
藁葺きの城門が迎えてくれる。

受付温泉になっており、宿泊及び食事もできる。
正面にはここで出来た陶器が陳列されていた。

区画された芝生のテントサイト
20台ぐらいは入れるが、駐車スペースがやや狭い
のが難点。

私たちのテント。雨が心配だったので、テントをさら
ノ にターブで覆った。テントの後ろは池であるので、
ボール遊びの時は要注意。

テントサイトの近くには、手頃な竹藪があり、
弓矢を作ってやったら、子供達は大喜びだった。

村内には廃校を利用した林間学校があった。
近くにプール渓谷があり、夏場は楽しめそうだ。