北風が強く、寒い日であった。 おまけにテニスは3名しか集まらずにゲームが出来ない。 早めに飲ン方を始めることにして、odabooさんとボギーさんマルダイさんに連絡をし、賑々しい全員参加で臨もうと画策をした。
実は毎週木曜日の予定の伝道師の集いであるが、今週だけはテニスが金曜日に変更になったため、先週出席者全員と女将さんにも伝えてあったのだが、女将さんは木曜日のつもりで準備していたらしい。
女将さんの怨念を大いに畏れたのである。(^_^;)
ボギーさんは間違えて昨日飲みに来て、準備してあった
モツ鍋を一人で食べることになったらしく、その後遺症かもしくは山の神を畏れてか珍しく欠席になった。
総勢5名の天候同様寂しい集いになったが、まあこういう日もあるさ。(^_^;)
本日は
奄美大島酒造様及び有村商事様のご厚意でご恵送下さった
「浜千鳥の詩原酒」、
「高倉」、「じょうご」3種類の
黒糖焼酎を味わうことを予告していた。
まず全員
「浜千鳥の詩原酒」を生で頂いたのだが、その芳醇でまろやかなおかつ上品な味わいに一同感嘆の声が出た。 これは水で割ったりお湯で割ったりと薄めて飲むことを躊躇させるような味わいなのだが・・・、居るんですね、水割りにする人が・・・(^_^;)。 まあ、
作法の自由度が極めて高いのが焼酎の長所なのだから良いでしょう。(^^)
次に25度の
「じょうご」を生で飲んでみたが、黒糖独特の風味で美味しく味わいも深いのだが、やはり一番最初に飲んだ焼酎が悪かった。(^^ゞ)
これを5:5に割り、
黒ジョカで燗をしてみると、芋とは異なる甘い風味が漂い、美味しく頂ける。 昔黒糖焼酎のお湯割りで打ちのめされたような強烈な薫りはなく、さらりと喉に入っていき、後味も爽快である。 これには全員納得であった。
調子に乗って30度の
「高倉」も4:6に割り黒ジョカで燗をした。この
「高倉」は
3年貯蔵酒をさらに樫樽で半年貯蔵しているのだが、燗をすると木の香りが強く出てしまい、黒糖の風味が若干弱められてしまっているような印象を受けた。 やはり
生ないしロック系統が本領なのだろう。
この日は冬に逆戻りしたような寒い日で、とても冷たい酒を楽しみたくなるような雰囲気ではなかった。 また、後日ロックで味わおうと言うことになって、
キープ!
このころになると例の如く酔っぱらってしまい論評どころではなくなったが、早く始めた分11時前に切り上げた。
しかし、またやってしまった。
焼酎の勢いで気が大きくなりodabooさんに半分近く残っている
「浜千鳥の詩原酒」を「持って帰って奥さんと飲んみゃい!」とお土産に持たせてしまったのである。 いつも飲ン方に引き回しているodabooさんの奥様にゴマを擂ろうという浅はかな魂胆だったのだろう。 もちろん、odabooさんは
戦利品を大切に抱きかかえるように、意気揚々と家路についたのは言うまでもない。(^_^;)
この日欠席の皆さん、本当にごめんなさい。m(_,_)m
表紙 焼酎の部屋 焼酎伝道師の集い 第5夜 第7夜